5.0
珍しい設定
YouTubeで映画版の予告を見て、興味を引かれて漫画版も読んでみました。
主人公の吸血鬼蘭丸が童◯男子の血を好むホ◯吸血鬼というなかなか斬新な設定に加え、登場人物達の思惑が面白いほどにすれ違っていく様がもはやギャグ漫画並みの爆笑展開でした。
最後にはどんな結末が待ち受けているのか気になってどんどん読み進めてしまう作品です。
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208位 ?
YouTubeで映画版の予告を見て、興味を引かれて漫画版も読んでみました。
主人公の吸血鬼蘭丸が童◯男子の血を好むホ◯吸血鬼というなかなか斬新な設定に加え、登場人物達の思惑が面白いほどにすれ違っていく様がもはやギャグ漫画並みの爆笑展開でした。
最後にはどんな結末が待ち受けているのか気になってどんどん読み進めてしまう作品です。
可哀想だとか酷いだとか、そんな安易な言葉で片付けられるほど軽い内容ではありませんでした。
普通の家庭でぬくぬくと育った人間には、沙羅ちゃんのような残酷な虐待を受けた子の気持ちはそう簡単に分かるものではないと思います。誰も信じられず心を開けない。月並みな言葉での慰めや同情の言葉など何の意味も成さない。とても根深い問題だと思いました。
夏美先生のような先生がいてくれた事で沙羅ちゃんの心が救われたのが本当によかったです。
小学生の頃にアニメも漫画も夢中になっていました。さくらちゃんの健気さやぽやーんとした可愛らしい雰囲気が大好きで、憧れの女の子でした。
ただ、この世界の恋愛観が何とも謎で、さくらちゃんの身近にいる人達が教師&生徒の恋や同性愛など、リアルな世界ではあり得ないほどアブノーマルな恋愛模様が多く、今になって思うとすごい世界だなぁと思ってしまいますね。やはり物語の世界だからこそ、このような事もまかり通ってしまうのだと割り切って読めば楽しめますね。
お金目的で結婚しようとする妻も認知症を装って嫁を流産させる姑もどっちもどっちだった。こんな2人に振り回された旦那が可哀想。妻も惨めな最期を迎える事を予感させるラストだったけど、今一つ同情できなかった。
息子からしたら主人公は生みの親。会いたいと思う気持ちは分からなくもない。だけど主人公にしてみたら過去の忌まわしい事件の象徴である息子に会うのは心の傷を抉られる以外の何物でもないだろう。息子には酷だが、そういう事情もきちんと知らせるべきだったんじゃないかと思う。
表題作の「堕ちるブス」を読みました。
容姿という自分ではどうしようもない生まれ持ったものを理由に虐めを受ける。これほど辛い事はないですよね。主人公の双葉は何も悪い事はしてないのに、容姿が悪いというだけで周囲から犯罪者のように蔑まれ迫害される人生を送り、最後にはとうとう本物の犯罪者となってしまう。本当に救われないです。彼女を追い詰めた人間は母親と伯父一家以外の全員も報いを受けて欲しかったですね。
簡単な事も出来ずに「使えない」だの「役立たず」だの言われ続けて、本人が一番辛いでしょうね。だけどやっぱり周囲が主人公にイラつく気持ちも分かります。仕事では大きな失敗をすれば謝って済まない事もありますし、会社全体の信用問題にも関わりますから。
やっぱり何だかんだ言っても第一印象は重要なんですね。それが悪いと周囲から誤解されてどんどん精神的に追い詰められて、最終的には本当の悪人に成り下がってしまう。悲しい話でした。
母親より女でありたい気持ちが強過ぎる愚かな女性の話でした。ここまで男に依存するのは、やっぱり性欲が強いって事なのかな。それは絶対に子供には満たしてもらえない部分だから。娘が再婚相手に無理矢理◯されていたと知った時の主人公の同性としての嫉妬心が見える場面は気持ち悪かったですね。この手の展開はどんな話も良い気分にはなりません。
2005年頃に起きた実際の事件が元ネタと思われる作品です。
幼い頃に愛犬を亡くし、その時に獣医から言われた言葉が主人公の少女に◯す事で相手を苦しみから救済できる、安らぎを与えてあげられる。だから自分の行いは正義だという歪んだ思想を植え付けてしまったという、何とも救いのない話でした。
この獣医の言葉だけが原因ではなく、主人公に生来サイコパス的な素質が備わっていたのかもしれませんが、いつ誰の言葉が他人に歪んだ思想を植え付けてしまうか分からない、そんな恐怖を教えてくれる物語でした。
設定により、一部のジャンルや作品が非表示になっています
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