エルアルコンさんの投稿一覧

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1 - 10件目/全20件
  1. 評価:5.000 5.0

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    アニメと実写版の映画ではまりました。
    どちらもそれぞれ素晴らしさがあり、強く惹きつけられるものがありました。
    漫画の方は初め絵的にあまり好きにはなれませんでしたが、そのうち全く気にならなくなりました。

    お話は、古代中国の戦国時代末期、秦王嬴政の中華統一という夢と、少年信の大将軍になるという夢、その夢に向かって二人が突き進んで行くというものです。
    どんな不利な状況でも自分の抱いた夢を決して諦めないその姿に、こちらも胸を熱くさせられ、生きていく力を貰えます。
    二人の周りの将軍達や仲間達、敵も含め様々な人達のドラマが素晴らしく、息つく暇もありません。
    この時代をこれ程生き生きと描いたものは他に知りませんし、多くの登場人物がそれぞれみんな自分の信念を持ってそこで生きているのだという想いを強く感じられる作品です。

    • 0
  2. 評価:5.000 5.0

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    絵がとても綺麗です。
    そして何よりも怪物と言われている皇太子のブレイクが切ない程に可愛すぎ!
    ヒロインを一途に慕って、ヒロインが姿を消した長い間も探し続け、やっと出会えたヒロインの姿が変わっていてもちゃんとわかるブレイクは、本当に素晴らしく、完璧なヒーローです。
    幼少期のあまりの可愛らしさに胸キュンが止まりませんが、成長した姿も更に精悍さが加わってもう無敵です。
    ですがそれにも増して素敵なのが、お父様である皇帝です。
    その素晴らしい腹筋に思わずヒロインが「さすが18禁の恋愛ファンタジーなだけあるわね」ともらすシーンでは、私も腹筋鍛えよう!と思ってしまいました。
    お父様はいつもヒロインとブレイクを支えてくれています。
    勿論ヒロインの優しさ、健気さがこの物語の全てを救うのですが、それに比べて女神のあまりの酷さかげんに、本当に女神様なのか?と憤りを感じます。

    無料で長く読ませてもらえた事と、一話が長い事がとてもありがたかったです。

    • 0
  3. 評価:4.000 4.0

    この物語は、京極堂こと中禅寺先生がまだ京極堂になる前のお話です。
    高校の国語の講師となった中禅寺先生が、生徒から持ち込まれた怪異や不思議な事件を、嫌々ながら解き明かしていきます。
    もちろん京極堂を象徴する台詞「この世には不思議な事など何もないのだよ」と言いながら。
    京極堂シリーズ常連の榎木津さんや木場さん、関口くん、妹の敦子さん達も登場します。
    この頃既に中禅寺先生は結婚していたんだなあなんて新しい発見もありました。

    お話自体はそれ程深刻な怪異ではないので、楽しく読む事ができると思います。

    • 1
  4. 評価:4.000 4.0

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    主人公は異世界から現代日本に来た10代の美騎士クリスと、脱サラして農業をやっている三十路のカンジですが、二人とも性格がとても良いです。
    クリスは戦場から突然別世界へやって来たのに、カンジの優しさですぐにこちらの世界に慣れ、二人の穏やかな生活が美味しい食事を交えて進んで行きます。
    でもこのままスローライフが続いて行くはずもなく、未知のウイルスや病原菌の話が出てきて、物語は物々しい方向へ向かいそうです。
    この先不安要素がいっぱいではありますが、最後は二人にとってハッピーエンドであって欲しいです。

    • 1
  5. 評価:5.000 5.0

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    絵がとても優しくて綺麗です。
    人物も風景もほわっとしていて素敵です。
    特に、ヒーローである北辺部族の長アルトルは「白蒼の悪夢」と恐れられているのですが、その白髪がさらっとたなびいている姿は本当に眼福です。

    お話は、王国が野蛮で凶暴だという北辺部族を侵略したのですが、反対にアイリーバーンのアルトルに王国へ攻め込まれます。
    その際敗走する王国軍の兵士達の暴力で、ヒロインの公爵令嬢であるメルティアは男の人を恐れ、目が開けられなくなってしまうのです。
    そして父親の怒りで6年間塔に閉じ込められるのですが、王国と北辺部族との和平のための婚姻という事で、アルトルの花嫁として送られます。

    この先、一生懸命なメルティアと強く優しいアルトルの関係が深くなって行くのだと思いますが、「妻とはあんなにも愛らしいものなのか」と独白するアルトルの姿には、胸キュンです!
    ぜひ二人のこれからを見ていきたいです。

    • 16
  6. 評価:5.000 5.0

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    とにかく面白い!
    読んでいて何度も吹き出してしまいました。

    「君を愛することはない」
    キメ顔でそう言い放ったジェラルドに対する返しが、「ご飯だけは欲しいです」だなんて!
    そう答えた主人公のアビゲイルは魔王の生まれ変わりで、魔王の頃いつもお腹がすいていたので、食べることにとても関心があります。

    半年もたった頃には、黒髪ロン毛のイケメン軍人であるジェラルドが、アビゲイルに餌付けしていて、その様子は微笑ましくも可笑しいです。

    魔王の頃から人の為に頑張っていたアビゲイルや、血まみれ中尉と噂されるジェラルド、ジェラルドに仕えて家族のような関係のコフィー一家、みんなとても心優しい人ばかりで、なんだかほっとするお話です。

    この先、ジェラルドの両親やアビゲイルの義母、義姉など厄介な登場人物が引っ掻き回してくるのでしょうが、主人公達の性格を思うとそんなに重苦しい方向へは向かわないような気がします。
    というか、向かわないで欲しいです。
    とてもほのぼのとした心暖まるお話なのですから。

    • 1
  7. 評価:5.000 5.0

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    養育費目当ての伯爵の養女となって、散々虐げられて来た侯爵令嬢のカレンディアは、またもやお金目当てでアルノー・クリスト公爵に嫁がされます。
    老人だと思われていたクリスト公爵は、呪いでお腹に短剣が突き刺さったまま不老不死で50年も生きており、何故だか突き刺さった短剣が見える唯一の人という事で、カレンディアは公爵に短剣を抜いて○してくれるよう頼まれます。
    しかしカレンディアは「あなたを○す時は私が死ぬ時です」と言って、公爵と執事のレイリーと3人の生活が始まるのです。

    どんな時でも前向きで、逞しいカレンディアと共に暮らしているうちに、生きることに倦んで怠惰な毎日を過ごしていた公爵が、日々の生活に楽しみを見出していく様子を見ると、こちらまで嬉しくなります。
    カレンディアの生活力と生命力が、きっと公爵を助けるのでしょうね!

    • 0
  8. 評価:4.000 4.0

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    良家のお嬢様が、母親が突然お抱え運転手と心中、その後父親が後追い自殺、そして婚約者から婚約破棄されるという中で、整形までして不審な家にメイドとして潜り込み、真相を探り出そうというお話。
    始まり早々、主人公が整形っ!と思ったけどそのうち気にならなくなった。
    主人公を手助けしてくれる人を含め、登場人物皆んな謎めいていて、サスペンス劇場を観ているよう。
    ちょっとご都合主義のところもあるが、真相を知りたいという気持ちが強くなった。

    • 0
  9. 評価:5.000 5.0

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    主人公は菅原道真と在原業平。
    二人はホームズとワトソンのような関係です。
    驚くのは、道真がまだ子供で業平は中年(?)のイケおじだという事。
    今まで二人が絡んでいるイメージが全くなかったという事と、子供の道真という事に、まず衝撃を受け、興味を持ちました。

    主に業平が持ち込む不可思議な出来事を、イヤイヤながら道真が解き明かしていくというパターンですが、平安時代、藤原北家全盛期へと向かいつつある中で、全てがスカッと勧善懲悪というわけにはいきませんが、一応謎は解かれます。
    けれど何かモヤモヤとしたものが残るのは、時代を反映しているからなのでしょう。
    道真も業平も心の奥底に抱えているものがあり、理不尽な世の中で精一杯生きています。
    単なる謎解きで終わっていないところが、このお話の素晴らしいところだと思います。

    • 0
  10. 評価:5.000 5.0

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    不遜な父、無関心な母、傲慢で意地悪な姉という家内で冷遇され続けてきた子爵令嬢クラリスが、「人喰い辺境伯」と呼ばれるジークフリート・グーテンベルグに姉の身代わりとして嫁がされるところから始まるこのお話は、家族に虐げられ、悪評の高い人の元へ身代わりとして嫁ぎ、そこで愛されて幸せになるというありがちなお話のようにも思えます。

    でもクラリスが植物の知識を使って下水管の悪臭に対処したり、新聞を読んで政治的な事にも関心をもっていたりするなど、よくあるお話とは少し違うのかな、とも思われます。

    そして何よりも、メイドのメアリーを始めとする使用人達、辺境伯の叔母様や部下の人達など、クラリスの周りの人が皆いい人なのは、読んでいて気持ちがいいです。
    それはクラリスが周りの人皆に気遣いし優しく接することができるからなのでしょうね。

    19話までしか読んでないので、この先どうなっていくのか楽しみです。

    因みに政治や戦いの事には饒舌なのに、それ以外の事には口数少なくて照れ屋な辺境伯様はとても素敵です。

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