5.0
絵がとても優しくて綺麗です。
人物も風景もほわっとしていて素敵です。
特に、ヒーローである北辺部族の長アルトルは「白蒼の悪夢」と恐れられているのですが、その白髪がさらっとたなびいている姿は本当に眼福です。
お話は、王国が野蛮で凶暴だという北辺部族を侵略したのですが、反対にアイリーバーンのアルトルに王国へ攻め込まれます。
その際敗走する王国軍の兵士達の暴力で、ヒロインの公爵令嬢であるメルティアは男の人を恐れ、目が開けられなくなってしまうのです。
そして父親の怒りで6年間塔に閉じ込められるのですが、王国と北辺部族との和平のための婚姻という事で、アルトルの花嫁として送られます。
この先、一生懸命なメルティアと強く優しいアルトルの関係が深くなって行くのだと思いますが、「妻とはあんなにも愛らしいものなのか」と独白するアルトルの姿には、胸キュンです!
ぜひ二人のこれからを見ていきたいです。
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北部戦士の愛しい花嫁