昭明って、やっぱり大きい人だな。澄花の裸体より、彼女の目を見て、こんな事はやめなさい、解決する方法を探そう、なんて上から目線の言葉は飲み込んだ。彼女を塗り替えようとして過去を置き去りにした事を気づいてやれなかった、と謝罪した事で澄花も昭明なら受け止めてくれるって気づいて、苦しかった事を吐き出せた。
澄花が預けられた家に1軒ずつ電話して、おしゃべりな老婆に養子候補に襲われた話を聞いてから、澄花の泣き声を聞きながら犯人を始末したいほど憎み、昭明も苦しんで悲しんでる。この彼自身の苦しみが澄花への苦しみと重なったから、上から目線でなく、謝罪の言葉になったのかな。
愛する母に澄花を預けたのも正解。澄花もフチみたいに手の届かない所へ行ってしまいそうで怖かったんだよね、昭明。
-
6
せんせいのお人形
118話
第118話「No title 2」