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健気なヒロインを応援したい
人を助けるために精進する明凛とその父、民を救うために勝ち目がなくとも死を覚悟して戦場に向かう煌明、似た者同士の二人がお互いを護りたいと真摯に想い、強く惹かれていきます。一方、自分が大好きで、他人の事など道具としか思っていない明凛の姉と母、そして皇帝、彼らが色々仕掛けてきて、立派に悪役務めていて、ヒロインを応援しつつ、毎話楽しく読んでます。
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人を助けるために精進する明凛とその父、民を救うために勝ち目がなくとも死を覚悟して戦場に向かう煌明、似た者同士の二人がお互いを護りたいと真摯に想い、強く惹かれていきます。一方、自分が大好きで、他人の事など道具としか思っていない明凛の姉と母、そして皇帝、彼らが色々仕掛けてきて、立派に悪役務めていて、ヒロインを応援しつつ、毎話楽しく読んでます。
子の命を護るためとはいえ、冷徹になりすぎて、結局大切な物を失くしてしまったヒロイン。子供が小さい頃に戻ってからは、愛情をきちんと伝え、前世で巻き込んで不幸にしてしまった周りの人たちの未来も背負って、果敢に前に進んで行きます。
一瞬で恋に落ちた夫の事も2回目は冷静に受け止め、夫としても父としても指導者としても、その人となりをバッサリ切り捨てます。父の愛情を欲しがり悲しむ子供たちに、子供を愛せない親が悪いのであって、決して子供のせいではない、と父を切り捨てるように、そして、自分自身を大切にするように伝えるシーンが胸に突き刺さりました。
前世で夫を助けるために終わったヒロインの人生。前世の願い通り、愛する家族と穏やかな日々を送っていた所に、同じく前世の記憶のある元夫登場。前世では、ひどく冷たかったのに、現世では激しく追いかけてくる元夫に困惑し、元夫も前世ではあんなに一途に慕ってくれたのに、現世で冷たい元妻に困惑。貧しくとも身分が低くとも、公爵家に動じないお母さんも素敵です。これから、どうなるのか楽しみです。
生け贄にされてから、両思いだった事に気づく二人。前世の記憶を持っているヒロインは、今回も生け贄の運命を受け入れつつ、最後の日に後悔しないため、勇気を持って正直な想いを彼に伝え、彼の妻として、一人の人間として、プライドを持って生き直して行く姿に惹かれます。そんな彼女に夫も現世は少しずつ素直に愛情表現ができるようになってきて、やっぱり、言葉で気持ちを伝えるって大切だな、と思います。これからどうなっていくのか楽しみです。
恋愛体質な主人公。職権乱用は日常茶飯事、相手を誤解しまくりかと思えば、細かい所はしっかり理解していたり、毎回 微妙に関係がずれ、その度に大きく動揺している姿がじれったく、面白いです。絵がほんわかしているので、気がつきませんでしたが、主人公も翆ちゃんも相当 美男美女らしいです。
まだ読み始めたばかりですが、絵はとても丁寧でストーリーもしっかりしているのに、お笑いも完璧で一人の時は声出して笑ってます。美男で女性泣かせ、美女で悪女、と二人に対する周りの噂は最悪だけれど、二人とも相手をよく見ているので、どんどん距離が縮まって行きます。何か思惑つきで結婚を申し出た彼女、彼を護ろうとする気持ちは本物で、しかも、ヒロインが強く、優秀だけど、不思議な事を怪しいマニュアルで学ぼうとする、かわいい所があって、魅力的なので、彼女の目的が何であれ、応援したくなります。
絵がきれいで豪華でこれぞ正統派漫画、というキラキラレベルなのにお話がお笑いに転じた時の絵がまた魅力的で、本当におもしろいです。
純粋で必死な身代わり姫がかわいらしく、身代わりと知っていても彼女の純粋さに冷血な自分こそ彼女にふさわしくない、と思うほど惨敗降伏気味の溺愛ぶりの王子もまたかわいく、登場人物もキャラがはっきりしててお話の展開もハラハラ面白いです。
帝国の狂犬として騎士団長を立派にこなすヒロイン。そんな唯一無二の天才騎士も母にとっては、ただのいき遅れ娘。離婚しても良いから、と、無理やり結婚させた先には凄腕ヒロインに何とか側で支えようと無茶全開で騎士団退団して嫁ぎ先まで追いかけてくる者さえでてくる。最強なので、自分の事は自分で守れるのですが、ヒロインを女性として愛で守ろうとする大公と、大公の優しさに揺れるヒロインがまたかわいい。アルネママや皇帝、騎士団退団組や意地悪を仕掛けてくる面々などそれぞれのキャラクターも個性豊かで、毎回楽しく読んでます。
うらめしやと平行して読み始めたばかりですが、ストーリーも笑いのセンスも絶妙で、出会えて感動の作品です。懐深い人情は、お妖さんに通じるところがありますね。修羅さまの言った居場所を作る呪文「ありがとう、おおきに、おかげさま」自分もこの言葉を唱えていこうと思います。
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軍神と偽りの花嫁