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着物でここまで読めるなんて
長い歴史やしきたり等、100話以上、サクサクと知識物をこんなに楽しく読めるとは思ってませんでした。着物にブーツやハイネックを合わせたり、ブローチを帯留めにつけてみたり、ほんとにアレンジが素敵。それでいて、呉服屋の誠次郎がきちんと導いてくれたり、ルイみたいなデカくて若い子が呉服屋で仕立てた一着を長く何度も着ていたり、撫子と響のお出かけが中心で、里見と犬養が困った時の先生として良く登場しますが、撫子をさらったさゆりや犬養を辞めた元従業員も、撫子が着物にはまるきっかけを作ったチンアナゴの帯作者も、若い子のアレンジがよくわからない呉服屋お得意様も着物をみんな愛してる。
高級着物がタンスに入ったままの葛藤あり、大切に送り出した高級着物がオークションで安値で競り落とされ、ちょっぴり寂しくなっても、古着屋さんで買って行ったお客が嬉しそうに店を去って行くのを見て、良かったな、と思える場面あり。着物を取り巻く素敵なお話が満載です。
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爛漫ドレスコードレス