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戦前、中をリアルに感じる
5年以上前にテレビ放送のアニメでみました。勝手に、現在の若者の恋愛もの…と期待していなかったら、のっけから、戦前の広島の漁村に引き込まれました。その後、作者の作品を何冊か紙でも読んでみました。すごく凝った絵ではないのに、自分が実際見たかのように感じました。ペン一つで日記帳の片隅に描いたような絵柄だからでしょうか。話もいくつも伏線があり、その一つ一つが琴線を揺さぶります。特に戦争を扱った作品は、他に似た読後感を知らず、唯一無二と感じます。
今回三度目に作品に触れることができました。先行きを知っても、描かれる日常がただ美しく、新しい朝を迎えるような新鮮な気持ちで読んでいます。爆弾を落とされた町の人々は我々と同じく、ただ彼らの日常を生きていたことを痛感します。
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この世界の片隅に