4.0
話の筋の中で迷子になっちゃう
読み進めると、いったい誰を肯定して誰を否定したいのか
作品の意図するところが分からなくなってきます。
謎解きのような一面もあり面白くはあるのですが、
ちょっと読者が話の筋の中で迷子になっちゃう感がある作品です。
最終的に、お父さん・お母さんとかより、娘ちゃんが納得する結末だと良いなと思います。
-
1
38187位 ?
読み進めると、いったい誰を肯定して誰を否定したいのか
作品の意図するところが分からなくなってきます。
謎解きのような一面もあり面白くはあるのですが、
ちょっと読者が話の筋の中で迷子になっちゃう感がある作品です。
最終的に、お父さん・お母さんとかより、娘ちゃんが納得する結末だと良いなと思います。
主人公の自己肯定感を持てない様子がとてももどかしい。
話の途中まで幼馴染(主人公:美咲の小学校の同級生)の瞳が近所に越して来て
やたらと美咲に絡んでくるのは何らかの悪意があってのことではないように読めて、
美咲の空回りしてる感じに切なくなるのですが、読み進むと、
「あれ?瞳って意図的に美咲に絡みついてきて何をしようと思ってるの?」
って、疑問符が頭に浮かんできます。
最終的に美咲の家族が穏やかに幸せをかみしめる結末だと良いな。
転生・回帰ものによるある設定の話ですが、一味違うのは
「今度こそうまくやろう!」と思っているにもかかわらず、
ヒロインが、どうしても地の性格が自分で扱いきれずに、
ぶっきらぼうでつっけんどんな行いになってしまうところですかね。
もどかしくもあり、切なくもあり、ほほえましくもある、そんな感じです。
他の方もおっしゃっているように、ありがちな設定の大正ロマン風の漫画ですが、
ついつい読み進めてしまいます。
この物語の旦那様のように、公正で心が広くて人の精神性を重視して物事の好き嫌いが
判別さっるそんな男が、そうそういるとは思えませんが・・・
ちょっと夢物語ですけど、ヒロインの幸せを願ってしまいますよね。
憑依・転生物ですが、そこそこ読ませるストーリー展開です。
絵柄もかわいい感じで、画力も高いので、読んでてすっと話に入って行けます。
なにか壮大な感動とか感情移入とかそんな大それたものは発生しませんが
さらっと楽しく読める作品だと思います。
主人公が結構したたかに考えて振舞うので、行く末を案ずることなく読めます。
帰って、主人公の夫となるエバンが心配になってきます。
他のレビュワーさんが書かれている通り、主人公が確かに気弱というかちょっとウジウジしているというか…
で、後輩の芹沢君が周りの反応とか空気を読もうともせずまっとうな意見でぶった切る、そんなストリー展開です。
それよりも気になるのは、各話に出てくる意地の悪い、もしくは性格の破綻している、または倫理観がどっか行っちゃってる
女性社員が登場する点ですね。
本当に一般の会社内であんなのが見た目がかわいいとか綺麗だからってことでまかり通っていたら、冗談じゃないですね。
ま、芹沢君の陰日向の活躍(?)でぶった切られますが、リアリティには大分欠けますね。
「いつわりの愛」の作者さんの歴史小説風バージョンの作品ですね。
不遇のヒロインが最終的に運よく権力(財力)のあるパートナーの寵愛を受けて報われるという
ありていといえばありていの内容なのですが、結末がだいたい想像できても
人間って不思議ですね、先を読みたくなるもんですね。
画力・構成力が有る作家の方の作品なので、安定感というか不自然なところも無く
そこそこ楽しんで読めます。
結構いそうな夫婦像が描かれてます。
本当、結婚を機に退職とか、出産を機に退職とか、女性にとっては危険すぎ。
経済的にも精神的にも大人って自立してないと立場的に脆いものだと思います。
夫の扶養の範囲でパートとか、自分の小遣い程度の収入とか、
怖すぎて絶対に出来ません。
大黒柱の夫とか・・・もうなんか考え方としてイマドキ・・・って思う。
連載当時は少女漫画の入り口みたいな作品だったと思います。
作者の庄司陽子先生の出世作でもあります。
正統派少女漫画というか、擦れていない中高生・大学生の日常や生活、悩み・葛藤が描かれていて
時代を超えて楽しめる作品だと思います。
ドラマにもアニメにもなって、ドラマでは小泉今日子さんが主演だったはず。
オムニバス形式の短いストーリーが展開されますが、各話の納得感というか、
ストーリー展開のディテイル設定にクオリティー差が大きいと思います。
何度か読み返して、なんだか「オチがよく分からないね」って回もありますね。
設定により、一部のジャンルや作品が非表示になっています
そんな家族なら捨てちゃえば?