5.0
剣呑な純愛、独特の世界観にハマる
課金して最終話まで読了しました。
諸々の意味で常人ばなれしたヒロインとヒーローの剣呑なほどに純度の高いラブストーリーであり、味のある脇役たちが光る人間ドラマでもあり、最終的には英雄叙事詩や神話のような趣きまで呈してくるという、一種独特な味わいが忘れ難い作品です。
絵柄は好みが分かれそうですが私は美しいと思いました。中間色を生かした色彩設定も好みです。会話が気が利いていたり間合いやユーモアがクスっと笑えたりする点も個人的にはポイント高かったのですが、映画的というかあまり説明的ではないので、この点も評価は割れるかもしれません。
総合的に読了して大変な満足感がありましたので、課金はまったく後悔していません。良さがうまく伝えられずもどかしいのですが、お薦めです。
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9




カラスはキラキラしたものがお好き