「不思議とカイデル公子さまの善意はわかりにくいですね」というセリフに笑ったわ。テンポがわるいのか読みにくさがあってすっと入ってこないんだけど、よく読むと面白い作品なんだ。
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「不思議とカイデル公子さまの善意はわかりにくいですね」というセリフに笑ったわ。テンポがわるいのか読みにくさがあってすっと入ってこないんだけど、よく読むと面白い作品なんだ。
尉官とお見合い結婚するのに、嫁入り道具があるはず。家財道具一式ちゃんと揃えられる家同士の結婚だから、布団などはあるのじゃないかな? 一般庶民だと軍に入っても軍曹を目指すわけで、尉官はかなり恵まれた家の人よ。一番戦争が激しい時じゃなきゃ、昭和の終わりまでは、結婚時にそれこそ今後20年ぐらいに必要な布製品を揃えておくぐらい親が物を持たせる習慣があったし、この作品の時代だとお手伝いさんもいる方が自然かも。フィクションだから現実と違ってもいいけれど、面白い方向にドーンと現実離れしているのでなければある程度現実に沿ってる方が、物語に入り込める。せっかくいい話なのだからもったいない。
実は、桔平と花梨の離婚がまだ成立していないのじゃないかと思うのだけど(書類に不備があったことが郵送されてきてるけど、花梨は引っ越したので気づいてなくて)。そこも復讐の一環に含まれてるか、心を入れ替えれば二人で細々とは生きてけるか?みたくなってて。
その執着、いい加減にしてください!
008話
その執着、いい加減にしてください!(8)