Miya M.さんの投稿一覧

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1 - 3件目/全3件
  1. 評価:2.000 2.0

    NEW
    人間関係の設定が抜けてる?

    主人公が一つのことに夢中になると、他の登場人物との現在の関係などがどうなってるかを、作家さん自身も描き忘れちゃうのでは? 例えば、お城にいた子供たちを育てることに集中すると、主人公の夫婦関係がどうなってるかが描かれないなど。そういう原作だから、主人公がこの世界の基本情報を学ぶシーンもない。秘密が秘密のままなので外部から来たお嫁さんが何も聞くことができず探っていくわけでもなく、秘密はバレてるのだから夫や他の人たちになんでも聞けるはずなのに、そもそも人と話し合って情報共有する場面が無い。

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  2. 評価:5.000 5.0

    いい作品

    ファンタジーだから、作者さんがこの世界のマナーを創作してもいいのだけど。女性の帽子は室内でとらない、かぶったままが正式なのをちゃんと描いてる。布の質を見分けられる主人公を描けるだけの教養がある、いい作者さんだ。

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  3. 評価:5.000 5.0

    深い作品

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     エクサ―が常に考えているのが、「主人からよくされたことでダオンが一般・現業職の人達から逆恨みされないか。彼女に優しくすればいいのじゃなく、この配慮が大切なんだ。だから、将来晴れてふたりが夫婦になったときには、ダオンが君主の妻として尊敬される存在になるだろう。
     不幸な目にしか遭ってこなかったダオン(一番恵まれてたときで〈〉内を考えられない主人からの親切にあっていたとき)は、自分は人に優しくされ得る存在だということがわからない。そこで、エクサ―は、例えば暖かいお風呂に入っていいいということを教えるのにも、露悪的になって風炉に入るように命じる。ほほ笑んで喜ぶことができない女性は普通の人からみれば得体の知れない存在なのだけど、彼はじょじょに心を溶かしていこうとする。
     ダオンは、望みをひとつかなえてやろうと言われると、公共政策をお願いする。親切にしてくれた人を幸せにするとあ、意地悪した人に復讐するとかという発想が無く、領民の死亡率罹患率を下げたい。全員が健康で文化的な生活をおくる方歩を提案する。無私すぎて天皇陛下レベル。頭のいい人が誰にも愛されないと、こうなることを原作者さんがわかっているのだろう。つまり、優れた作品なのだ。
     このふたりって、そのスケールの大きさが同レベルだから、惹かれ合うしかない。人の上に立つ資質をまさにそなえているふたりなので、幸せになってほしい。

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