最初の方に出て来た、生活費が着服されてることも殿下は知らないのよね。
-
25
8942位 ?
最初の方に出て来た、生活費が着服されてることも殿下は知らないのよね。
絵がさいしょのころよりうまくなってて、思いのほか話もおもしろい。
すっきりしないながら情報も得られたのはよかった。
すっきりしないというのは、すでに前回までに言うことは言ってあって、今回ダニエルのために時間を使っただけ無駄、話をきてあげることすらしないのがいちばんいいから。とはいえがんばったとはいえるけど。ダニエルにはもっと彼をばかにしたあざわらうかのような態度とるか、じゃなけりゃ王女にもと婚約者がこわいんですうーとか言ってたよるふりしちゃうとか。そうして王女とダニエルの作戦を打ち砕いてしまうの。
情報も得られたというのは、隣国にとつぐという噂をダニエルがふりまいたのと、彼がそう信じている根拠がわかったこと。うわさをおそれるのじゃなく、ふふふ、ほんとうのことに気付いてないのねとほくそえむのでいいと思うの。
この43話と前話42話の心理は、第1話があってこそなんだね。前の生で、ニコルとラウルは5年間夫婦だったけど冷えた関係で、ラウルと皇女の結婚のために離婚させられる前の最後の夜に、ニコルはラウルを殺そうとした。ラウルはあやめられるのがわかっており、ニコルと一晩だけ夫婦でいられるなら死んでもよかった。だから今度の生では、ニコルはラウルの愛人でもいい、彼にはなんでもしてあげようと思ってるのね。そしてここで出てきたおばさんが、前の生でラウルの妻だったニコルをいびってた人なのね。
誰もエルジュと会話をしてないのよね。味方になってくれて健全で性格のいいジュールでさえエルジュと話してないかも。読者には独白部分で伝わってる内容について。例えば、エルジュが前の夫が犯罪に加担してないと頑なに言い張ったのって、彼を信じてるからじゃなく、彼の能力はそんなに高くないから複雑な計画には関わってないはずと正確に分析してたから。エルジュって元の頭は悪くないんだよ。それに対して、敵対してる女性たちは、エルジュにがしている人の能力や考えの道筋を把握することができてないからバカなんだよ。側室はバカだと側室も彼女と付き合ってる男もバカにされるけど(エルジュの前夫はこっち)、このファンタジーの設定が一夫一婦制じゃないのなら、頭が良ければ尊敬される存在だから。誰かエルジュと会話をし、彼女の知性に気づいて彼女にそのことを言ってあげる人がいるといいんだけど。
他の女性がアホだから皇帝もエルジュのことが好きなんだよ。皇帝がエルジュともっと話すことをすればいいのに。
昔のヨーロッパではなく、ヨーロッパ風異世界だから作者さんがこの世界の服装規定を創造したんでいいけど、その場合は中途半端に実際と近いデザインにするのでなくもっと違うデザインにした方がいいと思う。この作品は実際の近世から近代になるあたりの服装に近く、それなら燕尾服のネクタイは白がいいし、女性は昼間は帽子を被りっぱなし、夜は家を出る時から帽子をかぶってないほうがいいわ。デザインは昼の服はてるてる坊主みたいで変だけど、多くの今の縦読みまんがと違って昼夜の服を変えることはしてる(昼は襟が詰まっってて夜はデコルテがあいてる。昼間も夜の服のマンガが多いところを)のだから、せっかくの夜の服に、布製の首に巻くものをつけないで、ネックレスをしようよ。
①ローズとエアギネスの生年月日が一緒なのに、ローズは自分を23歳と言い、皇帝の説明によるとエアギネスは25歳。でもそれはなぜ?って登場人物が追及しない。
②ローズの勤務先が今どうなっているか、皇帝の部下に確認してもらいその報告を受けるということをしていない。
③皇帝が人前でだけ偽エアギネスであるローズを熱愛しているように振る舞い、二人だけの時はローズとは距離をとるべきなのに、少しはしてるが不完全。
④ローズとの契約、しばらくエアギネスのふりをする代わりにその後の生活を保証するなどの条件を提示してない。
以上が変で、ローズとエアギネスが同一人物で2年分の記憶を失ってるならそれでもいいんだわ。もしそうならそのことをローズに最初に言えば変じゃない。もしくは①から④のおかしい点がない物語構成にするか。
サクサク双方誤解が解けて良かった。
全然怒ってなくて地下牢に閉じ込めつもりはない&手に火傷の跡があるので見られたら嫌われるかもと思って結婚に前向きになれなかった、と。
手のほうは嘘だけど、手を見られたくない理由として整合性があるので、「あなたが好きじゃないので結婚を恐れてたのじゃなく、自分が嫌われるかもと結婚を恐れてた」「そっか俺が嫌われてたわけじゃないんだ」と、相手を安心させるという大切なことをクリアしてる。
求婚の理由が先に明確に書かれていて、矛盾が無いところがいいです。実は幼少のころ会ってたとかが多いですがこのお話みたいなほうが好き。理由は政治がらみでお上のお達し(結婚してから周囲が二人のなかに反対しない)、男性主人公自身は政略結婚の相手に一目惚れしてるので純粋に愛してるというのがいい。
ダオンみたいに賢い人が子どものころから苛酷な目に遭ってると、私は幸せになってはいけないって思いこむようになる。いま夫は暗君を滅ぼそうとしてるわけだけど、紛争過程で家族が戦死する国民をゼロにはできない、そんなとき、ダオンは「私のせい、まずは私自身が率先して幸せな家族を持たないようにしなきゃ」って思考をするのよねえ。この考え方する人こそ君主の配偶者にふさわしいのだよ。まずはダオンは自分自身を幸せにするべきなんだ。
望まれぬ花嫁は一途に皇太子を愛す《フルカラー》(分冊版)
016話
第6話(3)