あらすじにある魔力不適応症がここで現れるのね。王と結婚しなければならない理由が、政略結婚は求められてないから他にいる。物語の設定上必要なんだな。
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あらすじにある魔力不適応症がここで現れるのね。王と結婚しなければならない理由が、政略結婚は求められてないから他にいる。物語の設定上必要なんだな。
なんてうまく作られた物語だろう! 実父がアリア達母娘を探せなかった理由は二国間が正常不安定だからだし、アリアが皇太子に嫁ぐ時の釣り合いのためにも、アリアママはアリアの実父と再婚するだろうし。無理やこじつけがなく最後にうまく行くように設定が考え抜かれてるわ。
読む前にコメントを読んでおり食事のマナーがおかしいとコメントしてる人がおおくいらしたのでどんなものかと思いながら読みました。指摘箇所以外もおかしさ満載だが、めちゃコミックさんの縦読みマンガの多くがめちゃくちゃ。外国の作家さんで分業で描いている?かなにかで細部の質についてはあきらめるものかと思ってました。日本の作家さんでもへんなことがけっこうあり、日本の作家さんのばあいは食事部分がへんなら他の設定もへんなので個人の個性で。外国の作家さんの場合は、食事関係がおかしくても話はおかしくないことがあり、教育の薄さでしかたないのかもと。現代日本のお金落ちという舞台設定なのにテーブル上やインテリアが安っぽくありえないのは流石に気になりすぎて話にはいっていけないけれど、ヨーロッパ風ファンタジー国が舞台の場合は、この国ではこういうマナーなんだろうと考えることにしてました。
ちなみに、この漫画のこの回だと、朝食にスープはとてもへんなメニュー。スプーンとフォークの並べ方が左右逆などがへんな箇所です。そのぐらいは読者みんなが気にしないのかもしれず、このままでだいじょうぶなのかなあとも思います。異文化を学ぶ=謙虚ってことで、社会全体が学んだもの負け学ばす傲慢な人勝ちになってる?とか。
これまでの魔女さんの行動パターンが愛されて育って自己肯定感がある人のそれなんだけど。周囲からどう思われようと家族だけは愛してくれた人の強さ、図々しい(それでいいんだけど)までの強さをもってる人なの。薬の完成を遅らせて彼に何度も会えるようにしたことと、室内や自分の見栄えを整えないことが強さ。人として扱われてこなかった人って、迷惑になってはいけないと会えるチャンスが減っても急いでたのまれてたものを準備しようとがんばり、人から好かれないのが怖くて家をきれいにしたり自分の身なりと整えようとがんばる。この魔女さんはがんばらなくても好いてくれたおばあちゃんがいたから、好きな人ができてもがんばらず、がんばらなかったことによって彼から好かれる機会もつかんでる。
この回も全話同様、大団円に向かう回ですね。私がイシースでも、全部知ってから死にたい。つまり、皇太子には超能力があることとアリアの出自。それを話してくれる人がいることがイシースにとっていちばん親切なことで、そのためにローハンという存在を登場させてるのがいい。アリアの父も、今回イシースに見せるためにいたほうがいいし、伯爵とアリアの母が前話で別れてて、ここで再会することもいい。全て原作者さんが用意周到に考え抜いてるところがやはり名作。イシースに瞬間移動や時間をさかのぼる能力が現れる可能性もあるのも、悪役ながらあっぱれな彼女へのはなむけですね。もし能力が現れればこの人ならよき選択をするでしょう。
*もしイシースが超能力に目覚めた場合は。アリアの場合は過去は冤罪なのでやりなおしの人生では復讐をしなければならないけれど、イシースの場合は冤罪ではないので、復讐されるわけじゃなく、イシースが幸せになる選択をするだけってことになる。その可能性が残されてるところがいい。
第二王子も、それからミシャが癖がある人達だからことばは優しくないのだけど、ロリーシャの味方になってると思うわ。ロリーシャが嫌いになることができない人なんだよ。
大団円に向かってる回。お母さまとアリアの実父が再開する前に伯爵との離婚が済んでいてこそ、再婚するときに罪悪感ないし、主要登人物が幸せになるための原作者さんの準備が抜かりない! (現代日本のお金持ちの家で似た状況の場合もそうなんだけど)ここで離婚しとくのって、お母さま一人の幸せのためじゃなく、けっこう伯爵の立場からみてもいいんだよ。カインとミエールには破滅してもらわなければならないから、すごくよくはないけど悪くもない人物である伯爵の行く末については、二人の子供たちときりはなしてここで安全な場所を作ってあげてる。
たくさんある契約婚約(結婚)系の設定のお話のひとつですが、この作品は、契約終了後の生活保障について明確に話し合いをしてます。この系統の話は結局二人がほんとに愛し合うようになるのがお約束とはいえ、契約終了後の保障が話し合われていない作品もけっこうあり、いつももやもやしていたので、いっきにこの作品ならずっと追って行っても話がおかしくならないという信頼を持つことができました。だいたい終了後のことに気が回らない頭脳の持ち主を好きになることなんてできないじゃないですか。また、好条件の契約でも結婚を喜んでくれる人をだますのが気が引け、いったんは考えるというところも、そりゃあたりまえだよなあと納得のいく心理描写で、好感が持てます。こういう基本的な所をしっかり書ける作家さんの作品でないと、恋愛描写もたのしめないものです。
おめでとう!
どうやって荘園屋敷を浄化したのかの説明が足りないけどこのあとわかるの?
サークレットを分解したことに対し、勝手に分解していいの?というコメントがついてるけと、パーツを付け替えて、ティアラ、ネックレス、ブローチなどに変化させて使える宝飾品が現実世界
にあるから、もとからそういう構造になってるものなんだと思う。そこも作品で説明不足なんだろう。
悪党のお父様、私と結婚してください
006話
第6話