5.0
壮大な物語絵巻
途中左折しそうになるくらい、ヌリタスに涙ばかりでした。
私生児であっても、高貴な血筋は隠せない。
ヌリタスのお母さんは、わが子への愛と生きることを貫いていて、再び涙。
無事読み終えて、後半のルーシャスが別人のようで、本来の彼はこっちなんですね。
なんとも微笑ましかった。
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途中左折しそうになるくらい、ヌリタスに涙ばかりでした。
私生児であっても、高貴な血筋は隠せない。
ヌリタスのお母さんは、わが子への愛と生きることを貫いていて、再び涙。
無事読み終えて、後半のルーシャスが別人のようで、本来の彼はこっちなんですね。
なんとも微笑ましかった。
オリエット公爵の婚約者として、次々難題が降ってきてびっくりですが、嘘のない、落ち着いたイリアには、どのように解決するのか、毎回わくわくしています。
タイトルから、冷徹な公爵には、既に12人の女性がいて、イリアは13番目としてドタバタいじめられるのかと思って読み始めちゃいました。
公爵がかすむくらい、没落貴族のイリアは堂々としていて、地味なドレスでも気にならない、魅力的な女性です。
それ以上に健気で頑張り屋さんなので、読んでいるこちらが元気をもらっています。
菊子の経営者としての真面目で正直な人柄には、誤魔化しが通用しなくて、痛快です。
皆を幸せにしていて、菊子本人も絶対幸せになって欲しい。
そばかすが時々妙に気になりますが、政略結婚をするような育ちをしてきたため、違和感なくふたりを眺めています。
半年は短いようで、それなりに時間は流れるので、楽しみです。
典型的な展開のようで、隅々まで面白くて、ちょっとわくわくしています。
悪女って、己の願望に忠実な女性だと思っているので、視点を変えてみるとなんでもありで、楽しみです。
瀬尾さんは見た目はそれほど年上には見えなくて、ただ、言動が相応なのかな。
展開が早すぎて、大事にしているよりも遊びみたいで。
もう少し読み進めてみます。
典型的なエリート同士かと読み進めて、良い意味で期待を裏切ってくれて、後輩くんもかわいいスパイスになっていたり、続きが気になっています。
読み進めていくと、育児論とは少々異なる内容だと思う。
幼い我が子を愛情もって抱きしめているし、もっとスケールの大きな物語だと思って、楽しんでいます。
茶道楽がよくわかりました。
こうなると道楽は遊びではなくて、ひとの心を動かして、政をも動かす。
淹れるひとによる、奥深さを思い描いて、毎話、水色、香りを想像して楽しんでいます。
蛇神の娘、水松女さまは、女神のように神々しい。
ようやく、殿と夫婦らしくなり、これからが楽しみなのですが、心待ちにしております。
言葉遣いが美しく、きりりとほっとする作品です。
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ヌリタス~偽りの花嫁~