2.0
「千回」は無理がある。
感想はレビュータイトルの11文字、これに尽きます。その設定さえ無ければ絵も悪くないし可もなく不可もなく、これと言ってマイナス点は無かったはずなのに「千回」の転生を豪語したためにおかしくなっちゃったよな、ほんと残念だよな、というのが正直な感想です。というのはそれだけの人生をこなしていたら仙人か聖人レベルで世の中に執着せず、良くも悪くもレットイットビー、何事にも期待せず希望も無く、まあ全てはなるようにしかならないからねと何が起きようと我関せず、達観して静か~に受け止め受け流すだけだろうからです。こんなに運命に抗おうとするなんてまず無い。
世間知らずの令嬢にちょっと世間知が養われてるかも?というこの作品のヒロインの様子から見ると、大体10回くらいが妥当だったし説得力があったと思います。
作品としては嫌いじゃなかったです。けれど魅力も無く説得力も無くで☆二つ。似たような転生ものは腐るほどあるからもうちょい捻りがほしかったな。
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鉄壁の乙女