2.0
表現が大袈裟と言うか、意図してる表現と合わない描き方がチラホラ見受けられる、で、コマ無駄遣い。
1点目、婚約破棄されて家を出る準備に入る時、荷物も少なくどうやって生きて行くかと、嘆く主人公の表現。少なくともメイドも居ない1人きりの室内、誰が見てる訳も無く、ただ読者になんちゃって感を見せる為だけに描かれてるのだろうが、俯いてむせび泣くコマがやたら長い。なんちゃって感を出すにしては、泣く振りのコマ割りが多く、芝居臭さに転生主人公きたー!とはならなかった。
2点目、主人公が経営する宿で働く青年には、病気の弟が居て仕事の休憩時間に家に戻っていたが、宿の部屋に連れて来て良いと、ベッドで寝かす。食事のおかゆを運んで来て、起き上がるのに手を貸そうとするが、病気でガリガリに痩せて弟はいきなり弾かれた様な画で立ち上がる。これも何か絵だけを見ると突き飛ばされた様に見える。表現と絵が合ってないのが多過ぎて漫画としては微妙以下。この後、おかゆ食べるシーンも、美味しいからの表現が下手、兄から匙を奪って無言で爆食いする弟。病気で食べられなかったが、主人公の料理なら何らかの効果で、凄い食べられる!を表現したいんだろうけど、そう言う補足前にその絵面だから、食べさせて貰って無い人にしか見えない。
絵は綺麗なんだけど、場面表現下手な作画さんなんだなぁって感想。その所為か主人公どやッ!って感が全面に押し出され過ぎて好感持てず、☆は2です。作画表現がもっと良ければ、☆4行きました。
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地味で目立たない私は、今日で終わりにします。