5.0
ものすごーく母性本能くすぐられる作品です。(父性本能もきっと!)
作中の方言(香川弁🤔)もとてもいい味を出していて、実家の事を想ったりもしながら読んでます。
とにかくポコが可愛い。
そして作中の登場人物が皆本当に良い。
ナカジーが1番スキ。
父に反対される中、東京に出てきてデザイナーになったソウタが、父が亡くなり実家のうどん屋に戻ってくるところから始まります。
そこで出会ったポコとの生活。
故郷のゆったりとした風景やポコとの日々や故郷の友人や姉と過ごすことで、父との確執で素直になれなかった気持ちに変化が出てきて、親子の戻らない日々やお互いにお互いを想う気持ちや、色んな大切だった事が思い出されていく…その感じが、とっても胸を打つのです。
ポコとの日々が大切であればあるほど別れが辛くなる。でもその日々が大きな糧になるんだろうな…
ものすごく良い作品です。
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うどんの国の金色毛鞠