マノアの滝さんの投稿一覧

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1 - 10件目/全70件
  1. 評価:5.000 5.0

    面白かった!

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    とにかく全編を通して言えることは、「ミュイエル」がひたすら可愛かった!!!!

    「ミュイ」が澄んだ水、「エヘル」青い。という命名も素敵だったし、ヒロインの瑞城乃亜という名前も実はすごく好きだった。

    カイル・レナード卿とノアがどんどん良い関係になっていき、それでも、彼の奥手ぶりが最後までじれったくて悶えてしまったが、それはそれでまた良かった。

    そして、エレオノーラ・アシル男爵の悪人っぷりはいっそ清々しかったし、実は一理あるともちょっと感じた。
    「私みたいな数少ない秀才が開発した文明を、無償で求め、知的生命体のフリをしているけど、なんの思考も持たないただの原始人じゃない」
    自らは思考することなく、マスコミ報道を鵜呑みにし、行政に依存し、製作者の苦労も知らず、何でも「くれくれ」と求めるヒトビト。

    エイドリアンとアシル男爵の関係性も、病んではいても、どこか悲しい共感を得てしまった。彼の愛は執着に近かったけど、エレオノーラの方はともかく、エイドリアンは、彼女を確かに愛していたんだと。
    元気そうだ、良かった、と漏らした彼の心の声が切なかった。

    それでも、最終的にカイルとノアの想いが通じ合い、共に生きる未来を手に入れられたことは嬉しいことだった。
    日本の現実では手に入らなかった愛。
    ノアとミューの未来に祝福を!

    • 2
  2. 評価:5.000 5.0

    結局、それ(回帰転生)かいっ!

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    一人の男の身勝手で狂った野望で、多くの血が流され、多くの涙が流された。
    知らずに出会った敵に恋し、戦わなければならなくなったとき、愛する相手をコロさなければならなくなったときの絶望。
    ただ一人を守るために、自らの身を血で穢し続け、愛する少女の人生を踏みにじってしまった苦悩。
    たくさんの人を失って、失って、失って―
    ようやく狂った男から逃れられたときには、あまりにも多くの悲しみと奪われた命の残酷さで、二人は打ちのめされていた。
    それでも、そこから「誰も悲しまない世界」を二人で築いていくのかと思いきや!
    創造主の出現により、時間の巻き戻しが…っ!
    おいおいおい、結局、それかいっ!
    と思わず。
    そして、回帰転生後の物語は一話で淡々と終了し、二人の新たな人生の幕開けで締めくくられた。
    「愛する人を―」
    何を思うだろう?
    やり直したいと、エリカは祈ったのだろう。エリカもラウールも、結局は母恋物語を生きたのだ。
    壮大で素敵な物語でした。

    • 1
  3. 評価:5.000 5.0

    なかなか壮大でした!

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    能力の高い女性が、自身の価値を尊重されずに虐げられて生きてきた。
    それを、見合った地位、身分、分相応に遇されて幸せになる、という壮大なサクセスストーリィでした。
    最初は、夫の元妻とクソ夫にイライラしていたけど、あっさり退場するでもなく、最後まで清々しいほどクソだったことに感謝。
    あわや、ルワンと結ばれないことになってしまうのでは、という展開も見事。
    そして、ヒロインのお姉さんがとても好きな人物でした。
    彼女の幸せを祈ります。
    面白かったです。

    • 0
  4. 評価:5.000 5.0

    読了!

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    初めはなかなかすさまじく切なかったですが、
    今思うと、最後になってしっかり登場してきた創造主が、最初から見守りながらも導いてきたのだな、と分かります。
    見返りを求めなかったのは、ヒトを癒すことに対して。
    これは、「天使」としての所以。
    そして、一人の女性として彼女は、愛する相手にだけ見返りを求めた。
    結局、愛を求めても得られなかった悲しさが闇となってしまって、そういう多くの闇が世界を澱ませる。
    それは、物語の世界でなくても、このリアルの世の中も同じこと。
    そこには、見返りを求めない癒しも必要なのかも知れない、と考えさせられました。

    • 0
  5. 評価:5.000 5.0

    本編読了!

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    未だいろいろ気になることは残っているけど、この結末には衝撃を受けました。
    ほぼ9割の異世界転生物語は、最初は元の世界への回帰を願うヒロインたちは、最終的にはほぼ転生してしまった異世界になじみ、その人物の人生を生きていくことを選ぶ。
    それが、ここまで頑なに元の世界への回帰を願い続け、そのために必要なことを淡々と、それが人をあやめることであっても行っていくヒロイン。
    それでも終盤まで、いつかこの世界を受け入れるのではないか。そういう存在に出会うのではないかと期待し続けていたが、最後までブレなかった彼女に心からの祝福・エールを送る。
    そして、異世界のことを最後まで受け入れられず、何も愛せなかったヒロインが、彼女を愛した騎士だけを、追いかけて欲しいと願うシーンには、涙が零れました。
    魔女の存在は、最初から最後までどこか怪しかったのだけど、この世界の構成人物として、こんなにも大きな影響力を持っていたのだと、そこにも震えるような衝撃を受けました。
    素晴らしかったです!

    • 1
  6. 評価:5.000 5.0

    最高に良かった!

    大河、優希、洋平。それぞれが抱える家庭事情と闇、親の呪縛のようなもの。
    登場人物が限定されていて、やたらといろんな人物との絡みがないことも良かった。やたらといろんな人間を登場させるタイプの物語は人物を覚えるだけで疲弊するし、人物の厚みが無ければないで、意味がないし、それぞれが強烈な個性や背景があったりすると、根底に流れるテーマや主要人物がぼやけてしまう。

    大河と優希のお互いがお互いを心地良く思える要素が、親や環境という本人にはどうすることも出来ない事情であったことが切なくもあるが、ほんとうは感情豊かな子ども達がそれをうまく表に出せなくなる背景が非常に綺麗に描かれている。
    洋平の親からの呪縛もなかなかだったし、それが彼を歪めてしまったことも実は気の毒ではある。
    現代社会が抱えるヒトの心に巣食う闇と同時に、ヤクザの世界という社会の中の闇。それが静かに丁寧に描かれていて、心より感嘆いたしました。
    光があるのは対比とする闇の存在があってこそ。
    ニンゲン社会は、光だけでは成り立たないのだということも、深いところで理解出来た気がします。

    そして、何より、優希と大河のラブストーリィがとても好きでした。
    派手な感情表現をしない二人が時折見せるはにかむ様子、照れる顏、ほんとうに癒されました。
    洋平を許した大河の器の大きさにも感動いたしました。

    • 3
  7. 評価:5.000 5.0

    良かった! ほんとうに良かった!!

    「良かった」一つ目は、想像し得る最高のhappy endではないかと感じられる良い後味だったこと。
    「良かった」二つ目は、物語としての展開と完成度。
     途中、登場人物が多くてちょっと混乱し、ついて行くのが大変だったところもあり、その心理描写や練られた背景に、この作者は相当頭良いんだろうな、と感じてました。
     冒頭からサツジン事件みたいなハラハラする始まりで、ヒロインが、らしくなくグータラだったり、魔女が出てきてその対立と闘いにドキドキしていると、実は…という衝撃の事実が明らかになったり、最期まで読者の心を掴んで一気に駆け抜ける勢いでした。
     楽しみました!
     ありがとうございました!

    • 4
  8. 評価:5.000 5.0

    文句なく超! 面白かった!

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    「悪役令嬢」と付く物語の中で、これは異色の面白さでした。
    何度か本気で声をあげて笑ってしまった!
    冷静沈着のセシル殿下の意表を突きまくり、慌てさせ、ゼノの笑いを誘うバーティア嬢の猪突猛進の素直さ、天然さ。
    これ以上のベストカップルはないだろうと本気で温かい微笑みで拍手を送りたい。
    バーティア嬢は、最初から最後までセシル殿下が大好きで、殿下の幸せだけを願っていた。その一生懸命で必死な思いがこのストーリィを引っ張っていた。
    ヒロインがヒロインであることに固執し、ルートを辿ることだけが目標になってしまって最後は破滅するのだけど、それはそれでスカッとしたし、まぁ、そういうイベントは必要だったので。
    最後、更なる強敵が現れ、なんとも微笑ましい姿で終わって、ほんとうに後味も良く、最高でした。
    いやぁ、笑わせていただきました。
    ありがとうございます!

    • 1
  9. 評価:5.000 5.0

    二つの物語を♪

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    失恋から始まる二つの素敵な恋を楽しませていただきました。
    旅行先で出会った人が同じ会社で再会。
    惹かれ合っているのに、社内恋愛はしない、という過去のトラウマから抜け出せない上司。
    お互いの気持ちを確かめ合った後は、横恋慕する後輩の悪質な嫌がらせに遭ったり。
    その二人の結婚式から始まったもう一つの物語。
    食わず嫌いのようなすれ違いと誤解という関係から始まった恋を経て、家族との絆を確かめるヒロイン。
    上司の幼馴染との出会いと奇跡の再会を結んだことで一緒に前に進んだ二人。
    穏やかで素敵な二つの恋物語を堪能いたしました。
    まだ13話あるのは、その後の物語なのか、別の人物が出てくるのかちょっと気になります…

    • 0
  10. 評価:5.000 5.0

    良かったです!

    人物たち一人一人が皆、芯があって、人生に対する覚悟が据わってて、気持ち良かったです。
    男尊女卑の時代背景、世間体、上り坂の日本の気運の中で一生懸命生きている人々の輝きが華麗に描き尽くされていて、ドキドキしたり、イライラしたり、じんとして涙が出たりと満喫させていただきました。

    ヒロインが噂に惑わされることなく、相手の本質に触れることが出来るたのは、ヒロインにそういう広い視野と、苦しんだ歴史があるから。
    ヒトとヒトとの関りは、労りよりも尊厳を抱くこと。
    出合った頃は未熟な男女だった二人が、夫婦として、親として成長していく様を見るのは小気味いいものでした。
    良い余韻が残る素晴らしい作品でした。

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