私の夫の妻が帰ってきた
- タップ
- スクロール
あらすじ
事業の才能を発揮して傾いた侯爵家を建て直してあげたのに...夫はそのお金を先妻に貢ぐだけでなく、先妻を屋敷にまで連れてきた。「これは偽装離婚にすぎない。君はこれからも侯爵家の仕事を引き受けてくれればいい」私を丸め込もうとそう囁く夫の言葉に怒りを覚えた。お金を稼ぐための道具として私を見る夫。そんな夫は捨ててしまえばいい。そんな時、運命のように現れた男。「あなたがこうして結婚すると分かっていれば、あの時あなたの傷を治療しなかったのに」久しぶりに再会した彼の目からは、深い後悔がにじみ出ていた。「そうすれば、あなたの隣は私のものだった」彼のその言葉が告白のように感じるのはなぜだろうか。
入荷お知らせ設定
?機能について入荷お知らせをONにした作品の続話/作家の新着入荷をお知らせする便利な機能です。ご利用にはログインが必要です。
みんなのレビュー
-
早く言えば詐欺に遭った話し?
主人公アネスが戦場で母親の訃報で呼び戻された。母親の死に目にも会わなかったアネスに怒った父親が、たまたま求婚願いが来ていたから、馬車に乗せて送り出した。その相手がデボンフィゼトラで、調べもしなかった。
このデボンフィゼトラに嫁に行ったのが、アネスの不幸の始まり(だけど後で好転)だった。
フィゼトラ家は今や落ちぶれて、借金返済にも窮して、中央12座からもはずされていた。これを奪回する為が、デボンと妻のソフィアが考えた策略で、まず一旦離婚して、デボンが再婚する事。そして結納金をせしめたら、アネスと離婚して、また二人が結婚する計画だった。
早速結納金は皇室に入る為に使ってしまった。
だが、アネスの意外な能力を知って、フィゼトラ家の財産管理や事業をさせる事にした。借金も消え事業も軌道に乗せた。しかしアネスには用事以外に会いにも来なければ、優しい言葉も掛けなかった。田舎貴族の娘だと馬鹿にしていた。
今度は欲がでたデボン達は、アネスを家に縛りつけて、全て管理させて、自分達は楽して贅沢する事を考え出した。
堂々と嘘八百かまして、ソフィアをフィゼトラ家に入れた。だけどソフィアの妊娠が発覚して、子供の為婚外子に出来ないからとアネスに二年間我慢してくれと嘘をついて離婚する事になった。
アネスも馬鹿では無いぞ!デボン達の策略を知って反撃が始まった。まず、ステッカー公爵家の養女になった姉のセリーヌ公女に連絡をして、来て貰う事にした。後は会えないと思っていたルワンにも来て貰う事にした。(ルワンは第3騎士団団長で、魔塔の魔導師でもある。それと第1皇太子でもあった)
3年過ぎたが、この詐欺師に(私が勝手に詐欺師と)出会わなかったら、アネスも平凡な結婚で終わったカモ知れない。
アネスはどんどん良い方へ。母方の祖父ステッカー公爵が養女にならないかと言って来た。それに、ルワンが熱~い告白をして来た(胸キュンだったよ♡)
極めつきはフィゼトラ家の財産は空状態にして、正々とフィゼトラ家を去った。
デボン達は益々落ちぶれて、アネスは幸せになれる方へ…。
しかし諦めの悪いデボンとソフィアが、また次の企てをアネスに向けてくる。
ゲスなわりには悪知恵は働くソフィアが小憎らしい程だけど、内容がわかりやすくて面白い。by ヨルネズコ- 20
-
4.0
NEWタイトルが・・
読み進めていくだけで、こんなところに嫁いできてかわいそう
これだけ出来る嫁をないがしろにする夫、許せない!
そしてとうとうタイトル通り、離婚した妻が戻ってきたー
頑張って抜け出すんだよ!って、飛び越して先を読み進めたら、
話がすごい方向に変わっている!
やはり順番立てて読まないとwby めちゃ滅茶- 0
-
3.0
NEW企み
家の経済が傾いた時 子供の母親と離婚して才覚秀でた主人公と再婚した 子供の母親になってやってくれ 主人公は自分と重ね合わせ 子供の母親になろうと努力する そのうえ持ち前の才覚で家計を立て直した ある日元の妻が帰ってきた 子供たちも夫も大喜び そして主人公に離婚を迫る なんと素晴らしい計画だ事 しかし そう上手くは行かないここからが本題である
by ココイロ ココナツ- 2
-
4.0
NEW無料全18話まで読ませていただきました
途中からデボンたちがアホ過ぎてイライラしながら読んでました
基本、虐げるほうはバカなのが定番なんですけど
ルワンとのことが、どうなっていくのか気になるので、課金はするかもしれませんby どなちっぷ- 0
-
5.0
1000文字じゃ足りない、仕返しが楽しみ
無料分だけ読みました。
はじまりは7年以上続いた戦争からで、第3騎士団は激戦地アエールを奪還すべく激しい攻防戦に突入していた最中、主人公アネスのお母さんの訃報が届く。だけど亡くなったお母さんは、アネスには戦場の英雄になってほしいわけではなく、良妻賢母になることを願っていたんだよね。だけど父親は帰ってきたアネスに対して、結婚する気がないなら家を出て行けと言うもんだから、その時にデボン・フィぜトラから求婚されていたこともあって受け入れたんだけど、今思えばこのデボンは、他力本願で運と悪知恵だけはよく働く男だった。
デボンは先妻が残した子ども達を育てる妻がほしいためにアネスと結婚したのだ。それなのに結婚式にも参列せずに初夜もアネス1人で過ごすことになり、帰ってきたと思えば結納金に手をつけ、社交界などの表舞台に出ないように言ったのは、後々の事を考えての事だったから最低な夫だった。そんな中でアネスは、侯爵家の資産管理をパーシル子爵がやっていたのだけれど、アネスが関わるようになった。するとアネスすぐに才覚を発揮して、フィぜトラ家の事業は大成功を収める。
だけどデボンの金遣いの荒さ表に出てきた。ドレス1着で屋敷が1つ建つと言う洋装店や有名な宝石商で購入した代金が支払われないと、押しかけて来た。ただそれは侯爵夫人であるアネスの為に購入した物ではなかった。
国の重大事業を議論する代表貴族の中央12座、侯爵家はかつて首都で豊富な人脈を持つ名家だったが、中央12座の名を剥奪されていた。アネスはその代金を皇女に使ったと考えるが、旅行先から帰ってきた時にデボンと一緒だった子ども達と女性の姿を見る。
娘のエリザベスの誕生日に参加できないこと、旅行に一緒連れて行っていないのは、先妻が帰ってきたことによるものだった。それを稼ぐアネスに適当なことを言って相手にしない。別邸で過ごしている先妻のソフィアは中央12座の1つルーラン公爵家の1人娘で、しかもデボンの子を身籠っており、デボンはアネスに2年だけ待ってくれないかと言って離婚を切り出したのだ。事業をさせる為に別邸に置いてなんて都合が良すぎる。ただこの時には事業に手を引いていたアネスは、さらに最低限の仕返しを始め、母方の祖父の養子となった姉さんと連絡を取り合う様になった。祖父から養子の話があり、戦場で一緒に戦ったルワンが側にいて、千文字だ。これから楽みby 伽羅女- 2
同じ作家の作品
Loading
レーベル:comico の作品
Loading
出版社:comico の作品
Loading
みんなが読んでるおすすめコミック
最近チェックした作品
>Loading
5.0