4.0
読了!
ティナーリアの不幸な境遇と、不幸のどん底だったときに出会った幼い皇太子への思慕。
しかし、それを覚えていなかった皇太子は、嫁いできた彼女を警戒し、心を開くことはなかった。
まぁ、最初の設定は分かるよ。理解出来る。
しかし、その後、ティナとのささやかな交流があり、お互いを知る機会、会話を交わす機会は幾度もあった。
どこか惹かれるものを感じてもいた。
しかし、最悪の事態が引き起こされるまで皇太子はティナに対して冷たい態度を取り続け、彼女は自己犠牲で国を救うしかなかった。
そこに至ってようやくティナーリアの献身を知った皇太子。自らの過去と彼女の過去が重なっていた事実をそこに至るまで知ろうとしなかった。
腹立だしいことこの上ない。
今更、愛してるだの守りただの許してくれだのほざくなよ。
と、最後は怒りに燃えて読み切った。
まぁ、ティアは優しい子で、皇太子一筋だったのだから、許してしまうことは分かっていたが、「お前はもっと苦しめ!」という苛立ちは最後まで残った。
ティナーリアが苦しんだ時間を、たった何日かで許された皇太子には未だに納得出来ないものを感じる。
その後、どれだけ名君になろうと、ティナを幸せにしようと、彼女を苦しめた時間はなかったことになならないのだよ。
皇太子への怒りで☆4つ。
ティナには☆5つです。
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望まれぬ花嫁は一途に皇太子を愛す《フルカラー》(分冊版)