5.0
端的にまとめられ良い作品
テーマが一貫して、展開もうまく、長すぎず、読み易く素敵な作品でした。
母親がしっかり愛情を与えて育てた娘は、優しく、そして、芯の強い女性に育つのだ、という見本のようなヒロイン・第一王女ローザ様でした。
何度も繰り返される悪夢が、ローザの花の力とリンクしていたこと、「やくそく」を無意識に果たそうとしていたのではないかと思えるような母から子へ伝わった加護の力。
宰相シルフがキーパーソンで、300年の時間を監視していた伝説の妖精だったという事実に、ああ、なるほどね…と納得。
王女が伯爵家へ嫁いだという展開だったが、最終的には女王と王配として国を治めていくということまでは予想出来なかった。
二人の距離が徐々に縮み、心を通わせていく過程も良かった。
無駄にダラダラ長くなく、エピソードも淡々と無理なく流れていき、共感し易い作品でした。
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