マノアの滝さんの投稿一覧

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1 - 10件目/全96件
  1. 評価:5.000 5.0

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    結局、それ(回帰転生)かいっ!

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    一人の男の身勝手で狂った野望で、多くの血が流され、多くの涙が流された。
    知らずに出会った敵に恋し、戦わなければならなくなったとき、愛する相手をコロさなければならなくなったときの絶望。
    ただ一人を守るために、自らの身を血で穢し続け、愛する少女の人生を踏みにじってしまった苦悩。
    たくさんの人を失って、失って、失って―
    ようやく狂った男から逃れられたときには、あまりにも多くの悲しみと奪われた命の残酷さで、二人は打ちのめされていた。
    それでも、そこから「誰も悲しまない世界」を二人で築いていくのかと思いきや!
    創造主の出現により、時間の巻き戻しが…っ!
    おいおいおい、結局、それかいっ!
    と思わず。
    そして、回帰転生後の物語は一話で淡々と終了し、二人の新たな人生の幕開けで締めくくられた。
    「愛する人を―」
    何を思うだろう?
    やり直したいと、エリカは祈ったのだろう。エリカもラウールも、結局は母恋物語を生きたのだ。
    壮大で素敵な物語でした。

    • 0
  2. 評価:5.000 5.0

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    なかなか壮大でした!

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    能力の高い女性が、自身の価値を尊重されずに虐げられて生きてきた。
    それを、見合った地位、身分、分相応に遇されて幸せになる、という壮大なサクセスストーリィでした。
    最初は、夫の元妻とクソ夫にイライラしていたけど、あっさり退場するでもなく、最後まで清々しいほどクソだったことに感謝。
    あわや、ルワンと結ばれないことになってしまうのでは、という展開も見事。
    そして、ヒロインのお姉さんがとても好きな人物でした。
    彼女の幸せを祈ります。
    面白かったです。

    • 0
  3. 評価:3.000 3.0

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    読了!

    イヤな読後感はなく、嫌いではないのだが、ある一定の展開のあとは、二人の関係がダラダラと同じような状態で続き、先が読みたいという気持ちがちょっと萎えてしまう。
    誤解や陰謀に寄ってすれ違っていたことが分かった後は、もうさくさく進んで欲しかった。
    他のエピソードを盛り込むのであれば、二人の関係性がまだお互いに分かり会えていない段階で、じれったい状態で進んでくれた方が良かったのかも知れない。

    • 0
  4. 評価:4.000 4.0

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    王道ものでした

    回帰転生の王道!
    という堂々としたストーリィ展開と結末でした。
    なんとなく、こうなるだろうという予想は出来たものの、それでも、やはりヒロインが窮地に立たされると、ハラハラドキドキさせられました。
    聖女という役割と、女の子として、娘としての痛みや切なさなど、それなりに読み応えありました。
    ありがとうございました!

    • 0
  5. 評価:5.000 5.0

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    読了!

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    初めはなかなかすさまじく切なかったですが、
    今思うと、最後になってしっかり登場してきた創造主が、最初から見守りながらも導いてきたのだな、と分かります。
    見返りを求めなかったのは、ヒトを癒すことに対して。
    これは、「天使」としての所以。
    そして、一人の女性として彼女は、愛する相手にだけ見返りを求めた。
    結局、愛を求めても得られなかった悲しさが闇となってしまって、そういう多くの闇が世界を澱ませる。
    それは、物語の世界でなくても、このリアルの世の中も同じこと。
    そこには、見返りを求めない癒しも必要なのかも知れない、と考えさせられました。

    • 0
  6. 評価:5.000 5.0

    本編読了!

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    未だいろいろ気になることは残っているけど、この結末には衝撃を受けました。
    ほぼ9割の異世界転生物語は、最初は元の世界への回帰を願うヒロインたちは、最終的にはほぼ転生してしまった異世界になじみ、その人物の人生を生きていくことを選ぶ。
    それが、ここまで頑なに元の世界への回帰を願い続け、そのために必要なことを淡々と、それが人をあやめることであっても行っていくヒロイン。
    それでも終盤まで、いつかこの世界を受け入れるのではないか。そういう存在に出会うのではないかと期待し続けていたが、最後までブレなかった彼女に心からの祝福・エールを送る。
    そして、異世界のことを最後まで受け入れられず、何も愛せなかったヒロインが、彼女を愛した騎士だけを、追いかけて欲しいと願うシーンには、涙が零れました。
    魔女の存在は、最初から最後までどこか怪しかったのだけど、この世界の構成人物として、こんなにも大きな影響力を持っていたのだと、そこにも震えるような衝撃を受けました。
    素晴らしかったです!

    • 0
  7. 評価:4.000 4.0

    読了!

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    ティナーリアの不幸な境遇と、不幸のどん底だったときに出会った幼い皇太子への思慕。
    しかし、それを覚えていなかった皇太子は、嫁いできた彼女を警戒し、心を開くことはなかった。
    まぁ、最初の設定は分かるよ。理解出来る。
    しかし、その後、ティナとのささやかな交流があり、お互いを知る機会、会話を交わす機会は幾度もあった。
    どこか惹かれるものを感じてもいた。
    しかし、最悪の事態が引き起こされるまで皇太子はティナに対して冷たい態度を取り続け、彼女は自己犠牲で国を救うしかなかった。
    そこに至ってようやくティナーリアの献身を知った皇太子。自らの過去と彼女の過去が重なっていた事実をそこに至るまで知ろうとしなかった。
    腹立だしいことこの上ない。
    今更、愛してるだの守りただの許してくれだのほざくなよ。
    と、最後は怒りに燃えて読み切った。
    まぁ、ティアは優しい子で、皇太子一筋だったのだから、許してしまうことは分かっていたが、「お前はもっと苦しめ!」という苛立ちは最後まで残った。
    ティナーリアが苦しんだ時間を、たった何日かで許された皇太子には未だに納得出来ないものを感じる。
    その後、どれだけ名君になろうと、ティナを幸せにしようと、彼女を苦しめた時間はなかったことになならないのだよ。
    皇太子への怒りで☆4つ。
    ティナには☆5つです。

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  8. 評価:5.000 5.0

    最高に良かった!

    大河、優希、洋平。それぞれが抱える家庭事情と闇、親の呪縛のようなもの。
    登場人物が限定されていて、やたらといろんな人物との絡みがないことも良かった。やたらといろんな人間を登場させるタイプの物語は人物を覚えるだけで疲弊するし、人物の厚みが無ければないで、意味がないし、それぞれが強烈な個性や背景があったりすると、根底に流れるテーマや主要人物がぼやけてしまう。

    大河と優希のお互いがお互いを心地良く思える要素が、親や環境という本人にはどうすることも出来ない事情であったことが切なくもあるが、ほんとうは感情豊かな子ども達がそれをうまく表に出せなくなる背景が非常に綺麗に描かれている。
    洋平の親からの呪縛もなかなかだったし、それが彼を歪めてしまったことも実は気の毒ではある。
    現代社会が抱えるヒトの心に巣食う闇と同時に、ヤクザの世界という社会の中の闇。それが静かに丁寧に描かれていて、心より感嘆いたしました。
    光があるのは対比とする闇の存在があってこそ。
    ニンゲン社会は、光だけでは成り立たないのだということも、深いところで理解出来た気がします。

    そして、何より、優希と大河のラブストーリィがとても好きでした。
    派手な感情表現をしない二人が時折見せるはにかむ様子、照れる顏、ほんとうに癒されました。
    洋平を許した大河の器の大きさにも感動いたしました。

    • 3
  9. 評価:5.000 5.0

    良かった! ほんとうに良かった!!

    「良かった」一つ目は、想像し得る最高のhappy endではないかと感じられる良い後味だったこと。
    「良かった」二つ目は、物語としての展開と完成度。
     途中、登場人物が多くてちょっと混乱し、ついて行くのが大変だったところもあり、その心理描写や練られた背景に、この作者は相当頭良いんだろうな、と感じてました。
     冒頭からサツジン事件みたいなハラハラする始まりで、ヒロインが、らしくなくグータラだったり、魔女が出てきてその対立と闘いにドキドキしていると、実は…という衝撃の事実が明らかになったり、最期まで読者の心を掴んで一気に駆け抜ける勢いでした。
     楽しみました!
     ありがとうございました!

    • 3
  10. 評価:4.000 4.0

    優しい物語でした

    お決まりの悪役令嬢から始まって、追放されたアイリーンは、何故か一緒になったカーゴとルークと田舎に旅をする。
    そこで出会ったカフェとオーナー。
    そこから物語は優しい色を宿し、可愛らしく柔らかく、物語は新たな展開を見せる。
    それなりに、紆余曲折や試練はあっても、恋のライバルが登場しても、そのとき出来ることを選んで身を引いたアイリーンは陰でカーゴの助けとなるために必死に動いた。
    周囲を巻き込んで彼女の色に染め、優しい世界を紡ぎながら、ハッピーエンドへまっしぐら。
    気持ちのいい優しい物語でした。

    • 1

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