マノアの滝さんの投稿一覧

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1 - 10件目/全74件
  1. 評価:4.000 4.0

    30話まで

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    だいぶ凄惨な前世を経て、幸せな一家の妹マリアベルとして生まれ変わったヒロイン。
    復讐ではなく家族を愛して家族とともに幸せに生きようとする中、前世の因縁が消えずに数々の事件に巻き込まれていく。
    何度もフラッシュバックする前世の記憶が、マリアベルを苦しめ、委縮させる。
    だけど、今度の家族も周囲の人々も彼女を支え守り、愛してくれる。
    それに後押しされて、マリアベルは過去の因縁、過去の家族と対決することを決意する。
    アランとの関係も少しずつ深まり、彼の腹違いの弟の存在も良いスパイスとなっている気がする。

    • 0
  2. 評価:5.000 5.0

    58話まで

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    設定、背景、展開。
    好みの問題もあるだろうが、ありきたりでなくて最高に面白い。
    最初のドルーア目線では、ノクターンは悪役でヤバイやつだったし、ドルーアの好意に対して何故そんな仕打ちを…と無言になってしまうくらい酷い態度だった。プレゼントを投げ捨てたりせっかく淹れてあげたお茶を使用人に飲ませたり。
    しかし、ノクターンの語りに移った途端、彼の真意と背景のすさまじさ、孤独、死への恐怖、そして唯一の希望がドルーアの存在だったことが明らかになり、「勘違いだった」原因が、ノクターンの実の母親によるイムぺるペクチオという薬品のせいだったと判明する。
    誤解を解き、ノクターンがドルーアの心を揺り動かすことが出来るのか。
    実はお互いに特別な感情を抱いていたことを伝え合えるのか。
    切ないし、ハラハラするし、アーロンとアリスの和解が成るのかどうかも含めて楽しみな作品です。

    • 0
  3. 評価:5.000 5.0

    80話まで

     ジェイナがなかなか良いキャラで、物語が進む度に復讐の手口の鮮やかさにドキドキします。
     アンジェラや侍女だったロナにも、ジェイナを憎み貶める理由があったのだろうという予測はついてくるが、それはまだここまででは明かされず匂わす程度。
     操れていると自信満々だったアンジェラが、思い通りにいかないことに歯噛みする姿は正直小気味いいのだが、気の毒だと思えないほど、アンジェラの闇は深くて不快。
     前世では出会わなかった少年との交流は、今後どのような展開に至るのか。
     丁寧に描かれているし、回帰ものとしては、だいぶレベルが高いと思いました。

    • 0
  4. 評価:5.000 5.0

    シスコン

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    シスコン物語かと思ったら、意外にもスケールが大きく、胎児の頃の約束を履行しようとする皇帝と、妹の生まれ変わりであるルダンとの軋轢に悩ましい日々が始まり。

    悪魔との闘いあり、結界形成あり。

    仁美として生きて死んだ教皇シャルルは、瑞樹として姉に心臓を提供して死んでしまった妹の真実を知って、妹に会いたいと切望した。そして、今度こそ、彼女を守ろうと。
    転生した妹は弟となっていたが、仁美としての愛は変わらなかった。
    そして、胎児の頃からの婚約者である皇帝が教皇シャルルを偏愛する。

    前世での妹の真実や、仁美として生きた時間にまだまだ何かありそうなのだが、こうご期待!
    というところで無料分は終わってしまった。

    • 0
  5. 評価:5.000 5.0

    13話まで

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    アレクサンドラの24時間は清々しいほど。
    裏切るはずのメイドを先に買収し、裏切る予定の使用人を追い出し、断罪イベントに向けて根回しを確実に進めていく。
    その策士たるや、男顏負け。
    対して、アルフォンソ皇太子は、なんだか女々しい。
    お互いが前世を持っているらしいヒロインと悪役令嬢の闘い。恒例の断罪イベントに向けて周囲のすべての人々を巻き込んでいく。
    だけど、ここまでで未だ明かされていない手紙の送り主。
    この清々しい悪役令嬢の闘いっぷりは最後まで読み進めたい。

    • 0
  6. 評価:5.000 5.0

    無料分まで

    ヒルアの最初の設定はだいぶ悲惨で、確かにちょっと読むのがつらくなるほどでした。
    母親の一挙手一投足、言葉一つに怯えて、自分がすべて悪いと思い込んでいる子どもの心理は、現代社会の虐待を受けている子ども達のそれで、心が痛くなりました。
    だから、母親が入れ替わって優しくなった姿に最初は疑いを抱き、しばらく慣れなかったヒルアが次第に笑顔を取り戻し、愛される喜びを知っていく過程は胸が温まりました。
    そして、ヒルアのゴッドファーザーとなる男性を訪ね、いずれ彼に息子を託す支度を始めたヒロイン。
    そこには嬉しい誤算が生じていく。
    なかなか素敵な展開でした。
    今後、いつわりだった夫婦の関係など楽しみな作品です。

    • 0
  7. 評価:5.000 5.0

    どんどん引き込まれていく

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    ルシアの淡々とした王女らしからぬ性格がそもそも好きだったけど、夢で見た最悪の未来を回避すべく、模索し、行動し、タラン公爵へアプローチする辺りが実は一番好きだった。
    結婚後の公爵との様々なすれ違いや葛藤、そして、息子の登場、お茶会の事件など、目が離せない展開にもちょっとドキドキハラハラ。
    最初の死亡フラグへのアプローチの後も、事件がしっかり組み込まれている点が魅力。
    今後どう流れて終結へ向かうのか気になる!

    • 0
  8. 評価:4.000 4.0

    どんどん変化していく

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    復讐から始まったstoryは、それをやり遂げるとどんどん新たな展開が起こり、退屈させません。
    恋人司の身体の治療のために奔走したり、お母さん役をやることになったり、司の地位を狙う者、司の妻の座を狙う者たちがカンナに罠を仕掛けるものの、それをどんどんクリアしていく様もスカッとします。
    嫉妬深い司も、単なるやきもち焼きの恋人という位置に収まり、物語は更にその先へと―。
    今後、この二人はどんな風に未来を勝ち取っていくのか非常に楽しみです。

    たった一つ難点をあげると、設定に時々「う~ん」ということが起こることかな。
    でも、それはこういう展開の物語では許容範囲でもあるし、痛快なこともあるので♪

    • 1
  9. 評価:5.000 5.0

    ちょっと異色で♪

    人生を交換という形で始まった牢獄生活。
    無実の罪で投獄されたアマリリスの悲しい半生を知ったが、交換される前の生活に疲れていたヒロインは、三食昼寝付きの牢獄生活を楽しむ。
    それまでの人生で過ごした時間がアマリリスとしての人生にどんどん良い変化をもたらし、周囲を巻き込んで運命を変えていく。
    なんだか、ほのぼの清々しい軽やかな展開で、好感度高い作品です。

    • 0
  10. 評価:4.000 4.0

    無料分まで

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    二人の出会いから、それぞれの視点、そして二人がどんどん親しくなっていく辺りまでは引き込まれて読みました。
    ただ、ルーシーが遠くの学校へ行ってから、そして再会してからの二人の関係の描写特にローマンの態度がずっと同じ感じで続くところがイライラしました。
    物語としての流れがそこで停滞してしまい、何も展開しない場面が長い。もっとさくさく進んでくれても良かったと思います。
    その後、どんな風に流れて、お互いの属性や相性、それをどう受け入れていくのか。
    そこは楽しみです。

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