マノアの滝さんの投稿一覧

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61 - 70件目/全74件
  1. 評価:5.000 5.0

    オルタンシアが可愛い!

    「俺は一度たりともお前を妹などと思ったことはない」
    というのは、妹としてではなく、一人の女性として見ていたってことだろうか。と思っていた。

    回帰ものの中で異彩を放っていた部分が、この「お兄さま」とヒロインの関係性についてだった。
    兄の言動をすべて曲解して怯えているオルタンシアがあまりに可愛くて、爆笑しながら読みました。

    どんどん「お兄さま」の優しさに触れ、彼の魂を闇に落とさないよう頑張っていくヒロイン。

    他サイトでもう少し先まで読みましたが、最終的にどんな形で帰結したのかは、想像の域を出ないのが残念。
    もしかして―というのはありますが、それが当たっていたら嬉しいなぁ!

    • 0
  2. 評価:5.000 5.0

    誰よりも自分自身を愛する

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    まぁ、たいていのニンゲンはそれが当たり前であって、別に責められるべきことではないだろう。
    だけど、自身と同じくらい愛した相手を簡単に切り捨てるようでは、やはり、復縁を望むのは図々し過ぎるであろうな。
    ルーチェがきっぱり断った姿に拍手を送り、シャーシャが放った言葉がものすごくすっきりした。

    という無料分までしか読んでいないのだが、この作家さんのお話は他にも一作読ませていただいたけど、ほんとうに丁寧に設定も展開も練られていて、変な違和感や嫌悪感を抱かずに、ハラハラ・ドキドキそして感動しながら読み進めることが出来てほんとうに好き!

    人物描写がしっかりしているので、他の人と勘違いを起こしたりもしないし、やたらと登場人物が多くて混乱したりもしない。
    絵がとにかく綺麗で見ているだけで楽しい。
    ラストまで突っ走るんだろうな、という疾走感が素敵です。

    • 0
  3. 評価:5.000 5.0

    予想より面白い!

    思ってたより面白いなんて、失礼だけど、推しの母という設定に、最初は勘違い夫との関係をハラハラしながら眺めて…。
    だけど、人物の描き方が丁寧なので変な違和感もなく、夫との交流が深まるにつれてどんどん二人の関係性が構築されていくところは素敵でした。
    そして、実はヒロインにも大きな秘密があった…というところで無料分は終わり。
    連載も続いているし、この不可思議で魅力的な世界がどのように展開していくのかとても楽しみです。

    • 0
  4. 評価:5.000 5.0

    カエナが美しい~

    生き直し。良いと思います。
    一度別の人生を経てから再び、なんてどんだけ、と思うけど、読み進めるうちにそんなことは忘れて、ただただヒロイン、カエナの美しさに心惹かれていく。
    そして、未来として夢見たことを実現していくべく進み続ける行動力には感嘆する。
    しかし、彼女を取り巻く人々は予想を超えて変化したカエナに惹かれていく。その様を眺めるのは楽しい。
    最終的に、カエナが描いた未来はどのように結実し、何を得て、どう変化していくのか非常に楽しみ。

    • 4
  5. 評価:5.000 5.0

    絵が可愛らしく素敵

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    ヒロイン、ルーアの人柄やスウェン王子の人物像がまず好きです。
    騎士ガロットは後半、真実を知りルーアに謝罪するに至ったけれど(まぁ、いつかは分かるだろうとは思っていたが)そもそも、最初にしっかり信じてくれない時点で終わっているので、マノアとしては無理です。
    アリアンの悪役っぷりはむしろ清々しい。
    アリアンのお姉さんまで出てきたときには、人物過剰じゃないかと感じたのですが、何らかの役割を果たすことになるのだろうか?
    (未読分ありますので)
    陰謀がどんどん明らかになってきて、ルーアの家族を奪った黒幕への復讐が近づいていますが、それをどのように落とし込むのか楽しみです。

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  6. 評価:5.000 5.0

    ビアンカ大好き!

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    これは、ヒロインービアンカの気の強さ、気高さ、可愛らしさに惚れました。そして、愛に飢えている姿にも。
    伯爵との関係が最初よく掴めなくてやきもちしましたが、後半、ザカリーの境遇と幼少期の思い出、多くの要素が絡み合っての妻への対応だったのか…と。

    回帰というより、聖人として最悪の未来を視たのだという風になりましたが、それはそれで有りなのね、と「ほう。そういうことかい」と感じたり。

    悪役たる王子には、しかし人間的な弱さと同情すべき過去があり、憎みきれない人物でした。

    奇跡で始まった物語は奇跡で幕を閉じ、未来を担う子ども達の姿で気持ち良く読了させていただきました。
    ハラハラする場面や「え~っ!」と叫んだ場面などありましたが、とても良い余韻が残りました。

    • 0
  7. 評価:5.000 5.0

    67話まで

    予想以上にセザールが純粋で女慣れしてなくて、物語が進むにつれてほのぼの感が膨らんでいく。
    カナリア妃の感性が現代女性なので、物語の流れも展開も思考もものすごく分かり易い。

    王室の中って権力争いや生存競争でどこも過酷だけど、幼い子ども達がそれに巻き込まれて、人格が歪んだり崩壊したりするのは常套なんだろうと思われる。

    カナリア妃が自らの生存をかけてセザールに優しく接してあげたことが、彼の人間性を育てたんだろう。

    革命も私怨から。
    自分の命を救うことが大前提でも、それはそもそも自分の命を愛することだから、愛に寄って裏打ちされた言動は強い。そして、相手の心にダイレクトに響くのだ。

    そんな感慨を抱きつつ、二人のhappy endを心より祈る。

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  8. 評価:4.000 4.0

    なかなか読み応えありました!

    最初はするすると物語が進み、ヒロインを応援したい気持ちMaxでしたが、途中、ちょっと物語としての流れ方が停滞し、この間にもっと刺激的な展開があっても良いかも知れないなぁ、という箇所もありましたが。

    全体の流れは丁寧に描かれていて、義妹の狡猾さも残忍さも充分ありました。

    当初はこいつ使えん! と見放したくなったジルが次第に人間らしい感情を示し、エラに愛情を抱き始めてから、少し物語は生き生きとし始め、停滞もあったけど、なんとか流れ切った感じでした。

    テーマとしては決まっているのでこの展開・流れは相応だったのですが、もうちょっと冒険があっても更に良かったかも知れないな、と思います。

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  9. 評価:5.000 5.0

    男性側?

    これは、回帰転生ものなのかどうか、よく分からないところで無料分が終了。
    もしかして、マノアにとっては初めての男性側の転生?
    皇帝が、皇后を求めて回帰したバージョンなんでしょうか。
    おおお、それは、なんてわくわくするんでしょうか。
    語り手が未来を知らない物語は初めてですね。

    結局、回帰して皇后を求めた彼が、婚約破棄された彼女の近くで見守っていたいたために出会ったという感じなのか。

    いずれにしても、進む未来に何が待っているのか。皇帝が何を避けたかったのか。(恐らく皇后の死ですよね?)。とても気になります。

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  10. 評価:5.000 5.0

    助けたいから始まる

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    最初は、相手を救うためと、自分が生き延びるための計画的・契約的な求婚から始まっていたが、エレニカ姫が可愛かったのと、エウレディアンが冷酷な皇帝っぽいところが素敵で、微笑ましく読み進めました。

    そして、エレニカ姫と皇帝の気持ちがどんどん近づいていく様、エルラドの狡猾さ、周囲の人物たちの魅力が丁寧に描かれているため、物語の流れや展開が無理なく美しく、引き込まれていきました。

    何より、エレニカ姫が可愛い。
    そして、皇帝が姫に惹かれていく過程が楽しい。

    一度、故国に戻った姫と皇帝とのすれ違いにやきもきしている時点で無料分が終わって、ちょっとハラハラ。

    大好きな作品の一つです!

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