5.0
夜明けを知らぬ者
死の番人。
未明の地に「拙い恋に身を捧げ」その恋のために狂うような孤独の中で20年以上。
恋した相手に受ける仕打ちの中でもなかなかキツイものだと思いました。
それでも、愛した相手のために、彼が愛した相手の身代わりになったイレーネ。
出合ったのは、その「彼」の息子。「彼」うり二つの。
師匠と弟子として交流を深める二人。
そんな風に進んでいきます。
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死の番人。
未明の地に「拙い恋に身を捧げ」その恋のために狂うような孤独の中で20年以上。
恋した相手に受ける仕打ちの中でもなかなかキツイものだと思いました。
それでも、愛した相手のために、彼が愛した相手の身代わりになったイレーネ。
出合ったのは、その「彼」の息子。「彼」うり二つの。
師匠と弟子として交流を深める二人。
そんな風に進んでいきます。
衝撃的な幕開けと共に、一瞬でアステルのファンになり、カイゼンの無情さ(演技?)にムカっとする。
けど、次第にアステルの甥、ほんとうは二人の息子テオールに対して、カイゼンは関心を抱くようになり、それはきっと愛情だろう。
我が子だったことが分かったら、皇帝はどうするかなぁ、と楽しみです。
この方の絵は柔らかくて綺麗でとても落ち着きます。
未来を視ることの対価は重いのだな、と感じます。そもそも、ニンゲンは来たる未来を知ってはいけないのでしょう。時間は未来から過去に向かって流れていると聞いたことがあります。
だから、今目の前に来ている「もの・こと」は未来から流れてきている。
つまり過去の経験から判断すると直感を読み違えるのだと。
未来を視ることに対する憧れは誰にでもあって、簡単にそれが出来ると思ってしまうけど、そのために負うものを考えると、やはり、ただ淡々と最善を尽くして生きていくことが良いのだろう。
対価を払い続けたヒロインが、今度こそ自分のために生きられるよう、五感を取り戻せるように願ってます。
、
弁護士としての物語としても面白く読めるし、恋愛ものとしても、ドロドロした面相臭い感じがまったくなく、とても爽やかに気持ち良く読み進められました。
このまま良い感じでどんどん弁護士としての依頼の仕事物語も、ラブストーリィも、そして人間関係のいろいろも二人で降り越えながら進み続けて欲しいなと思います。
物語が流れ出すまでにちょっと時間が掛かり、流れ出したところで無料分は終了してしまったので、今後はどんどん二人の関係性は深まったり、トラブルに巻き込まれたりするのだろうか、とちょっと読めない部分が残念です。
前半部分はもう少しエピソードに深みと事件性を盛り込んで短く展開し、核心部分をもっと掘り下げればわくわくして読み進められるように思います。
絵は綺麗だし、設定も良いので、読者をもっとぐいぐい引っ張っていただければもっと楽しめそうです。
淡々とそして、テンポ良く物語は進み、読んでいてとても気持ち良いです。
恋愛よりも商売というヒロインに、その気さくで可愛らしい人柄にたくさんの応援隊がいて、皆彼女が好き。
いや、読者も彼女が好きです。
物語の設定・展開はよくある悪役令嬢の婚約破棄、みたいな感じですが、それを異色に彩り、ヒロインの魅力を丁寧に描いています。
さくさく読めて、読後感も良く、お勧めの逸品です。
まだまだ謎が多く、両想いのくせに未だすれ違っている二人ですが、そんなことも些末なこと…みたいな展開にわくわくする世界です。
時々、現代社会の遺物が登場し、タブレットが出てきたり、なんだか賑やかなイメージです。
緊迫したり、その割には結局ほのぼのしたりと目まぐるしい世界観に笑ってしまいます。
このまま、良い感じで突き進んで、幸せなゴールを目指してくれれば良いな、と思わせてくれます。
クロエだった頃も素敵でした。気高く、品が良く、口が悪く、頑固で、ブレアを翻弄していたお嬢様。
そして、屋敷を追い出されたブレアを迎えに現れたクロードを、彼女は最初は男性としては見ていなかった。
異能者たちと、いろいろな関りが出来て、クロードの運命を知って、婚約した二人。
未来を視た人たちが絶望的なビジョンに葛藤・模索する。
不安なクロードが、何故自分を好きだと言ってくれるのか分からないと言われ、ブレアは怒る。
という無料分まで読みました。
今後、暗雲立ち込める未来に立ち向かっていく…という流れになるのか。
続きが知りたい、happy endを祈る作品です!
海外の原作があるということを、他の方のレビューで知りました。
しかし、マノアはここで、この方の連載として最終話まで読みたいなと思いました。
とにかく絵が綺麗で、流れが滑らかで違和感なく読み進められます。そして、設定も展開も人物の描き方も好きです。
紙の本になったらぜひ購入したいと思いました。
最初から最後まで、カリックスはヒロイン、ルールだけを愛していて、そこがものすごい好きな部分でした。
結局、娘を産むことが彼女にとっての役割だった…というラストでしたが、バッドエンドを避けるために逃げ続け、だけど運命を受け入れることに決めてカリックスと共に歩み…
ストーリィの流れは順当で、良かったと思います。
絵が綺麗で、特に目が印象的でした。
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恋した人は、妹の代わりに死んでくれと言った。―妹と結婚した片思い相手がなぜ今さら私のもとに?と思ったら―@COMIC