前の木根屋のくだりで思ったのだが、青木と雪子の仲を後押しするような薪の言動について、青木は一体どういう感情を抱いているのだろうか。
今だって、雪子と薪を同列に並べて、2人とも自分にとって同じぐらい大事なのだと主張して、薪に対してどうしたいのよ、と突っ込みたい。
ヘリの件って究極的には、薪の憂いを払うための行動なわけだし。一に薪さん、二に薪さん、なら雪子は何なんだ、と本気で問いたい。
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前の木根屋のくだりで思ったのだが、青木と雪子の仲を後押しするような薪の言動について、青木は一体どういう感情を抱いているのだろうか。
今だって、雪子と薪を同列に並べて、2人とも自分にとって同じぐらい大事なのだと主張して、薪に対してどうしたいのよ、と突っ込みたい。
ヘリの件って究極的には、薪の憂いを払うための行動なわけだし。一に薪さん、二に薪さん、なら雪子は何なんだ、と本気で問いたい。
自分が精神的に弱っている時に、何故かジャストフィットして来る青木。
以前から憧れていたとはいえ、本人と会って幾らもたっていないのに、薪のために鈴木の脳を見る、という蛮勇を奮った青木だからな。
そういうところに薪は惹かれるんだろうけど、鈴木の事を思えばそんな簡単に乗り換えるわけにいかないし、お互いの立場と年齢と性別、何より雪子の存在があるから、認めるわけにいかないし、一度縋ると歯止めが利かなくなると思っていそうだ。
脅しの岡部と、宥めの青木、それを面白そうに見ている薪。青木と岡部は割とコンビ感があるというか、このバランス感覚も、薪が青木を買う理由の1つなんだろうな、となんとなく思う。
岡部でさえ尻込みする薪の剣幕をものともせず、ビビりながらも意見を言えたのだから、偉いぞ、青木。薪の八つ当たりは同時に甘えでもあるので、そこまで気に病まなくて良いと思う。
青木が薪のお気に入りだと、しっかりばれている件。
山城に付き添って合流が遅くなった青木を平手打ちしたのも、お前が付いていながらどうして、というのも本当だろうけど、若干八つ当たり臭いしな。
作中、平手打ちされているのは青木と岡部だけだから、暴力を奮う相手はちゃんと(?)選んでいる。
こういうのも善意の暴走と言うのか。正論が人を追い詰める事もある。もっとしっかりしろ、ではなく、こういう公的支援があるから利用してみたらどうでしょう、楽できるところは、人に頼れる部分は、甘えても良いんですよ、という方向なら良かったのだが。
佳代子の手前もあり、正が郁子の手伝いをするのは限度があるから、一足飛びに事を運んでしまった面もあるのだろう。正は医療・介護に関心はあっても、心理学的な素養はそんなになかったのだろうな。
善意から乱暴に現実を突き付けた正も、助け合いの精神皆無で「手前の事情にあたしらを巻き込むな」と悪意全開の佳代子も、自分の事は自分でやるのが当然、と当たり前のように思っているのは、若さゆえだな。結果として、二重に郁子を追い詰めてしまった。被害者ではあるけど、同情し辛い。
このメンバーで、これから新しくやっていくんだな、という実感がジワジワ来る薪。分からなくなったら教えてください、と端末に向かう岡部、後に続く小池・曽我の挙動を、無心に見詰める瞳が良い。
やれ倫理だプライバシーだ尊厳だと、第九が散々言われて来た事を思うと、薪が怒るのも分かるよな。
どうせ明日には火葬されるのに、なんで体液まで入れ換える必要があるんだ? 夏場だから、通夜の前ならともかく。
結局、どうして感染者が揃いも揃って幽霊の幻覚を見たのかは謎のまま。幻覚なんて人それぞれの筈だが、ホラー映画を好んでみるような人達だから、こんなものか?
おまえなんか姉じゃない、と言った舌の根も乾かぬうちに、おねえちゃん助けて、とのたまい、逆に姉のサツイのスイッチを入れた弟。結局、我が身が一番大事だからな、とは思うものの、人間とはつくづく勝手な生き物である。どちらにしても、あの状況でみどりに選択肢などない。誰があの弟と心中するというのだ。
そして、今まで虐げられて来た反動で、今度はみどりが積極的に光にコミットする方向になるわけだな。みどりだけ他の施設に移されると、園の秘密がばれるかもしれない + この状況をうまく利用すれば彼女を良い手駒にできるかもしれないと、光はそこまで考えて、みどりを適当なところで逃がして、適当なところで追い詰めて、最終局面にまで持って行ったんだろうな、と考えると怖過ぎる。
秘密 -トップ・シークレット-
094話
秘密-トップ・シークレット-2009(9/16)