管轄もそうだが、第九の捜査員はそもそも、聞き込みとかのノウハウないだろ。あと、刑事の外回りは、安全確保と、刑事自身の不正行為防止のため、単独行動はしないのが原則の筈。天地にしても、青木にしても、手順を踏んでくれ。
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管轄もそうだが、第九の捜査員はそもそも、聞き込みとかのノウハウないだろ。あと、刑事の外回りは、安全確保と、刑事自身の不正行為防止のため、単独行動はしないのが原則の筈。天地にしても、青木にしても、手順を踏んでくれ。
仮に薪が万引き犯の貝沼を交番に突き出したとして、貝沼が何もしなかったという保証もない。薪に自分の存在を刻み付けるために、といったって、28人である。やっているうちに手段が目的化して、コロす事自体が楽しくなってしまったから、手を変え品を変え、全部別のコロし方になったのだろう。薪の責任である筈がない。
寿明が、自分がうっかり殺した女の始末をタジクに任せたのは分かるとして、愛人の病死まで隠したのはなんでだ。クスリ絡みだとでも思っていたのだろうか? きちんと対処していれば、自分は感染せずに済んだかもしれないのに。
サツジン犯の子供を舞の友人として受け入れられるか、と問われて青木が即答できなかったのは、光の時の失態があるからだろう。偶発的な要素が重なった結果とはいえ、光が起こした「悪戯」が発端で、福岡の一連の騒動になったわけだから。
光の心模様についても、たまたま青木とのマッチングが良く、似た者同士の薪の助言もあったから、良い方向に進んだけど、青木の「魔法」が万人に効くとは限らないのだから、どうしたって慎重になる。
薪にこれだけ入れ込んで、プロポーズ紛いの手紙まで出した青木が、サツジン犯の息子だと知ったからといって、今更薪への評価を変えるとも思えない。薪は本気で鈴木と青木を比べているというより、青木を諦める口実として鈴木を使っていないか?
もう死んでるから助けなくて良い、というのは暴論だろう。それって、もう死んでるんだから、そんな体は道端にでも捨ててしまえ、と言っているのと同じだぞ。警視庁のトップからこんな言葉が出るなんて。
これで青木をヘリに乗せてやれる、な薪の会心の笑顔の後でこれだもんなぁ。そりゃ、総監にも立場があるだろうが。
青木の役割分担論を是とするなら、任意の屍体をMRIに掛けろ、と要請した時点で、自らの領分を飛び出しているのは雪子なんだよな。
犯人は子供だ、と薪が最初に言わなかったのは、職業人である雪子へのせめてへの気遣いだったと思う。雪子が監察医としての領分を守る分にはそれでも構わないけど、この人は薬剤師殺しの時、まさにその領分を盾に青木の提言を撥ね付けて、結果的に間違っていたという前科がある。この際、青木共々勉強させた方が良いか、という事で、イレギュラーの捜査を命じたのだと想像する。
なんでそんな意地悪なんですか、と言われた時の薪の反応や、雪子を意図的に煽るかのような言動を見ると、「意地悪」な気持ちも幾らかはあったのかもしれない。ところが、自分の友人が絡んでいると知った途端、雪子が日和り出したから、いい加減にしろ、となったんだろうな。
それで反論できなかったからって、なんつうジャブをかましてくるんだ、雪子よ。
お父さん、どうやって脳を摘出したんだろう。そこに至るまでの過程で、逮捕されそうな気がするのだが。
火葬の時点でシ後10時間なんてとっくに過ぎているのに、その後で更に何日持ち歩いたんだ。科警研の前で騒いだ時点で、脳を没収されてもおかしくないと思うのだが、その後も持ち歩いているし。
変に温情を掛けて事態を留保したせいで、より事態が悪化した気がする。
自分をコロそうとした、部下の振りしたスパイがシんだ時ですら泣いていた人が、そんな簡単に人をコロさないだろ。任務絡みのサツジンなら、青木もやっている。
明確な動機を持った澤村のサツジンと、サツジン衝動を持て余した早瀬達の行動を同列に扱って、澤村の子供だから自分も人をコロすかも、というのは違うだろ、とも思うし。
自分は外人みたいな見た目だから駄目なんだ、と鬱屈した澤村と、自分はカネもコネもないから駄目なんてのは敗者の言い訳、とあっさり言ってのける薪では、価値観も違うし、似ているのは顔だけだろ。
要が幻視したのは、早瀬の記憶な気がする。猫を可愛がろうとして、結果的に殺した経緯が、きっとあんな風だったのだろう。自分が性癖を母親に打ち明けるきっかけとなった出来事だから、遺伝子に記憶が保存されたのだと想像する。
以前は、薪が誰を好きでも、結婚していても構わない、と心の手紙を綴っていたのに、なんか顔を赤らめた女性が薪に会いに来た、と茫然としたり。
鈴木の代わりになろうなんて思うな、と岡部に言われてこっそり反発したり。
青木も段々欲が出て来たな。
秘密 -トップ・シークレット-
018話
秘密 -トップ・シークレット-2002(5/7)