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✕華さんは本当にありとあらゆる福祉·医療系の分野のお話を網羅されていて本当にすごいと思います。
コミカルでシンプルな絵柄ですが、現実だと重たい話をサラリと読ませてくれて、それでいて読み応えがあるという難技を披露してくれますね。
知る機会のない上流社会の人々の老後の姿もリアルに伝わってきます。人間の性(さが)ってものは老後にこそ強く出るのだな…。色々考えさせられます。
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✕華さんは本当にありとあらゆる福祉·医療系の分野のお話を網羅されていて本当にすごいと思います。
コミカルでシンプルな絵柄ですが、現実だと重たい話をサラリと読ませてくれて、それでいて読み応えがあるという難技を披露してくれますね。
知る機会のない上流社会の人々の老後の姿もリアルに伝わってきます。人間の性(さが)ってものは老後にこそ強く出るのだな…。色々考えさせられます。
もう20年以上前の作品で、ドラマ化もされていたようですが、その存在も知らず読んでみましたが、私の中ではかなり衝撃的でした。余りにもリアル過ぎて。
皆保険である人間とは違い、金銭面については、青天井。ドリトル先生こと鳥取先生の腕は確かだけど、治療費が払えないと患者(患畜?)は診ないという。
ペットを病院で診てもらったことのある人なら治療費について必ず何かしら思うところがあるはずだけど、この作品では必ずそこをどうするか?という容赦無い選択の場が出てきて、読んでいるこちらも現実を突きつけられます。
動物が絡んでいる作品は数あれど、ここまでシビアに描いている作品は余りないように思います。
現実の厳しさはあれど、決して見捨てない優しさを感じ、読後感は悪くないです。
作画といい、世界観といい、かの大友克洋御大の影響下にあるのが丸わかりなのに、それがほとんど鼻につかない稀有な作品です。
(大友克洋の映画が出て以降、当時ありとあらゆる漫画の作風が大友風に一変したのは衝撃的でした…。)
むしろ、大友克洋の世界観をうまく消化して自分の血肉…骨肉に置き換えていると思います。
非常に面白い内容です。
(ちょっと椎名誠テイストも感じなくはない?)
まだまだ作品を読み進めているところですが、見え隠れしている真相が非常に興味深く、どう話が展開していくか楽しみです。
アニメ化されているようですがそちらはまだ未見ですので是非見てみたいと思います。
無料分を読み進めていますが、当初、勧善懲悪モノで読後感スッキリ!!ものかと思いきや、一つ一つ真相を解き明かし、背後には何が潜むのかまで洗い出すのは名実ともに探偵そのもの。女性向け作品と言えども非常にハードボイルドで骨太な作品だと思いました。
太田母斑の主人公が出てくる作品を、漫画では初めて読みました。取り扱いの難しいテーマでありながら、何だか心がほんのり優しく暖まる作品です。(なお、同様の主人公が出てくる作品は小説では曽野綾子の『極北の光』があります。こちらも大変良い作品なので興味がお有りでしたら是非読んでみて下さい)
主人公の名前が瑠璃子、というところからハート鷲掴みされてます。ご両親が名前に込めた想いが伝わってきますし、主人公も(一見)屈託のない、愛らしい今どきの女子高生。しかし、容貌失認の新任男性教師との出会いで改めて自分の顏の痣を再認識させられ、取り乱しますが、むしろそれは自身のコンプレックスだったはずの痣が、彼女自身の「オーラ」として彼には認識されていると知り、心が動かされて…、というストーリー。まだまだ読んでいる途中ですが、この作品の内容は決して他人事ではなく、当事者と保護者、取り巻く人間関係、様々な視点で考えさせられるものがあります。
今後もじっくり味わいながらこの作品を読んでいきたいと思います。
TVアニメでやっていることは知っていたし人気があるのも知っていたけど、余り関心の無いジャンルなので見逃していましたが、無料なので読んでみましたが、印象が一転。
世の無常という普遍的なテーマが根底に流れていて、何とも切なくなってしまいます。
特にフリーレンの自己分析が。お互いの生のあるうちに理解し合えなかった寂しさと、時を越えて理解できた喜びが。
若い子の好きそうなジャンルだから…、と嫌厭してた自分がちょっと恥ずかしくなりました。
まだ途中までしか読んでいないのですが、仕事を辞めて子育て中心の生活になっていた時の自分に重なる部分が多く、色々思い出してしんどくなってしまいました。今後胸スカ展開になると救われるのですが。
なかなか時系列と人の繋がりが入り組んでいてちょっと理解し辛買ったですが、中学高校と女子だけでつるんでいた自分にとっては、男女仲良くつるんでいるグループの内情って、こんな感じだったんだ…と納得する作品でした。
外側から伺うそれは、誰々がくっついただの別れただの、何だかいつも一悶着起きていたようでしたが、この作品を読んで、そこに至る経緯がわかったような気がしました。
あの時は理解できなかったけど、彼等、彼女等は、自分の気持ちに忠実に生きていたんだな…、と。
確かに、鬱で退職というのは身近にも見聞きしてるけど、この作品に出てくる旦那さんのルーズさと、イライラしつつも容認している共依存状態に読んでいる側もイライラさせられます。
こんな旦那にこれだけメイワクかけられてる私すごいでしょ…と思いながらこの作品描いてるのだろうか?と、一瞬穿った考えが頭をよぎったり。
最終的にこの旦那が更生するのか、更にヒモ化するのか、もうどうでもいい気がしてきました。
けったいなタイトルの作品だなー、と思ったら沖田×華さんが作画で原作が新井素子、ということで何と奇跡なコラボじゃないですか!?しかも原作が「二分割幽霊奇譚」、これ、遠い昔に読んだことある!!確かNHKFMのラジオドラマにもなってて聴いたことあるはずなんだけど、内容が思い出せず…試し読みではまだ記憶がリンクしてこない。
だからこそ、新たな気持ちでワクワクしながらまた読んでいこうと思います!!
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ヘルパーあつこと愉快な上流老人