青に、ふれる。
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あらすじ
生まれつき顔に「太田母斑(おおたぼはん)」と呼ばれる青いアザをもつ瑠璃子は、高校二年生の始業式で新たな担任の神田と出会う。ある日、神田の手帳を目にした瑠璃子はクラスメイトたちの特徴がびっしりと書き込まれてるのに自分だけ空欄なことに気づき、神田を問い詰める。しかし、神田は“相貌失認”という人の顔を判別できない症状を患っていて――。
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みんなのレビュー
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          5.0 リアル表紙に惹かれて読み始めました。 
 私も太田母斑がありました(レーザー治療で治しましたが)なのでヒロインの気持ちが分かりすぎるくらいで、ホロリとするシーンも幾つかありました。他の人のコンプレックスと比べて凹んだりよくあったし、勿論他の人のコンプレックスも本人にとっては一大事だと理解してましたが心が追いつかなくなることもしばしば。
 でもヒロインが前向きで可愛く卑屈な部分も少ないので、このようなコンプレックスがない方にも共感しやすいと思います。
 そんな中出会った先生に、あんな素敵なセリフ言われたらキュンとくるのもリアルでとても良かったです。
 レビューの中に、治せばいいのにみたいなこと書かれてあるものがありましたが、太田母斑の治療は保険適用外なので完治までかなりの期間とお金がかかります。そして全身麻酔ではない為顔面への局所麻酔はかなり痛く、術後も暫く痣の面積分火傷状態のため麻酔が切れると辛い。因みに1回レーザー打てば治るものではなく、何回か手術が必要です。
 それに耐えられるほどのメンタルを保つにも大変な思いをします(自分語りすみません)
 そういう面もあり高校生である主人公は今の所あえて手術をしないのかな、と思いました。(今後手術する展開になったとしても)その辺も含めてリアルだと私は感じます。
 今後も楽しみにしてます!by すだこさんたろう- 
                  
    
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          3.0 お話自体は成る程な材料選びだと思いましたが、レビューがあっちこっちに飛びまくってて「落ち着け~(汗)」てなりました(笑) 
 レーザーしろよって御意見、そう思うのも自然なことでしょうが、レーザーでアザが余計に濃くなる場合があるのを知った上でのご指摘なのでしょうか。
 ヒロインのお名前も、親にしか分からない気持ちでの名付けな訳で、所謂キラキラネームを付ける親とは一線を画してると私は思いました。初めて見た時の彼女の青を素直に綺麗だと思ったのかもしれませんよ?
 勿論、顔面の、嫌でも目に入る、本人にとって回避できないコンプレックスではありますが、当人以外が綺麗事を言うなと声高に叫ぶことが、逆に「それは侮蔑や差別として成立する」事を容認することに他ならぬ事に何故気付かないのでしょうか。忘れた頃に繰り返されるブラク差別問題の話題に通じる感覚をこのレビュー内の「正論」に感じてうすら寒いです。
 一刀両断なさる方は、彼女の親御さんに何を求めておられますか?アザを美化するな、ちゃんと気にしろ、可能な限り排除してフツーの顔にするのが親の勤め、ですか?本人も、堂々と見せるな、周りに気を使遣わせないように隠せ、もっと気にしてネガティブ全開で暗く生きろ、ですか?笑うしかないんですけど。
 だだっ広いくくりでの障がい者当人達にしか分からない選択の末の振る舞いを、ダメ出しする側は結局安全地帯からの上から目線でしかありません。障がいを克服した方ですら今は安全地帯にいるわけですから経験則でのアドバイスも上から目線の刃になりうる。
 個性だの何だの言わなくても一人一人が個なんだから今更でしょ。生きてるだけで丸儲け、それは綺麗事かもしれないけれど、不幸になるために生まれる人がいない大前提で、前世の罪滅ぼしの為に苦難を乗り越える人生を送る人も居ない。存在することに意味がある、それだけの話。
 レビューとは言い難い内容になっちまいましたが、綺麗事を言うなと第三者がいう事自体が綺麗事だって言いたかったっす。そんだけ。by 匿名希望- 
                  
    
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          4.0 少し苦しい主人公のアザとは違いますが、私も太ももの裏側に大きな扁平母斑(茶アザです)があります。大人になった今は服で隠れるけど小さい頃は水泳や体育の時間がすごく嫌でした。 
 そして、娘も頬に同じく扁平母斑があります。女の子だし顔だし隠せないなと‥悩んで2歳からレーザー治療を受けました。小さい内なら消えやすいとは聞きましたが、茶アザはレーザーでも再発率が高く娘のアザは消えませんでした。あんなに痛いと泣き叫んで辛い思いをさせたのに‥。
 
 将来、主人公の様な思いをするのかな‥と考えると少し胸が痛く苦しくなります。
 そして、医療の進歩で全てのアザが消せる日が来るのを願ってしまう。
 
 この主人公はニコニコととても明るくて可愛い。
 でもその笑顔はアザがあるから周りに気を使わせない為。それがすごく私は切なくて悲しい。
 
 アザがあってもニコニコ笑っている娘は愛嬌たっぷりでとても可愛いです。でもそれはまだ幼稚園児でアザに対して誰にも何も言われていないからかもしれない。
 いつか笑顔が変わってしまうかもしれないと考えると苦しい。
 
 どうしても娘と重ねて読んでしまう。
 先生の病気はあまり身近ではなく、
 難しい話題になるけど親心としてはとにかく幸せになって欲しい。アザがあっても個性だと受け容れられる世の中になってほしい。
 
 レビュー書いてても涙出ちゃって、なんだかうまく書けないけど、私は読んで良かったと思います。
 アザへの偏見も、とても同感できますby おひなぼう- 
                  
    
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          5.0 綺麗です綺麗な話です。 
 顔って、大事。真っ先に見る箇所だし。
 ちょっとした事で全然雰囲気も変わってしまう。
 実際にコンプレックスとして抱えている人からすると辛いような救われるような複雑な感情を持つ内容だと思います。
 
 普通の少女漫画ならそんなコンプレックスも気にしない男子との恋愛がセオリーな気がしますが、この漫画は人の顔が分からない病気?を抱える先生が相手。
 
 顔じゃない、その人のオーラ、ハートの部分にフォーカスした中身で繋がる人間関係を描いています。キュンとするしホッとします。
 
 こういう恋愛も良いのでは。憧れます。by 匿名希望- 
                  
    
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          5.0 優しい気持ちになる主人公の瑠璃子が一生懸命に、そして真っ直ぐ素直に生きていて、「あぁ…すごいな…本当にオーラのような…フワッとした暖かな何かが纏っているみたい」に見えました。 
 幼い頃からどれだけ、心無い言葉や態度に傷つけられていただろうと想像できるのに、今の瑠璃子がいるのは、温かい家族や周りの人達に悲しい顔をさせたくない、という瑠璃子の気遣いがそこにあって…それは物心ついてから繰り返し学習してきた結果であって…
 持って生まれた性格もあるだろうけど、ありのままの自分をちゃんと受け入れ明るく堂々と生きてることがどれだけすごい事か…
 
 偏見は無くならなければならないのに簡単には無くならない
 「可哀想…」そういう言葉しかでてこないあなたの方が可哀想なんだけどな…
 アザがあることは普通じゃない?
 じゃあ普通って何??
 
 読み返すごとに葛藤や困惑 失望…色々な感情が湧き上がるのに、瑠璃子の笑顔に払拭され優しい気持ちになれる…
 
 〖みんな違ってみんないい〗
 誰もがそう想える世界になればいいな…と考えさせられる漫画です
 
 そして瑠璃子の恋が上手くいきますように…幸せになりますように…と応援したくなる漫画ですby 匿名希望- 
                  
    
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