3.0
残された思いを
誰しも、自身の人生に満足して最期を迎えるわけではない。思いが大なり小なり残っている。その思いを叶えることが幸せなのか、どうか。苛酷な現実を知る場合もあるし、癒されて、行くべき場所へと向かうこともできる。どう「指導」するのか。
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誰しも、自身の人生に満足して最期を迎えるわけではない。思いが大なり小なり残っている。その思いを叶えることが幸せなのか、どうか。苛酷な現実を知る場合もあるし、癒されて、行くべき場所へと向かうこともできる。どう「指導」するのか。
なぜ悲劇が起きたのか。果たして、誰の陰謀なのか、謎がいっぱい。謎を解き明かしても、戻ってこない人がいる。喪失感を、どうやって埋めていくのか、興味深い。
人間関係が仕事でも、学校でも、どんな社会でも悩みのタネ。そこに「客観性」を備えた人物が、きちんと調べ、判断してくれたなら、誰もが夢見ること。どこまで客観性を保持できるのかは難しいけれど、救われる人が増えれば、生きやすい社会になるに違いない。
企業の中での力関係に、女性特有の自己中な独占欲が。仕事に対する姿勢とお金で人まで買おうとする者との違いか。仕事に対する情熱とプライドを賭けて、がんばるヒロインにエールを。
妹のため、領地のため、クロエの思いとは、かけ離れて事態が展開。自分の意志とは無関係に、自己犠牲を覚悟するのだろう。そして、その後は、侯爵をも変えていくのだろう、などと展開は予測出来る気がするが、複数のエピソードや人物が関わってくるであろうことを思うと、やはり読み続けてしまう。
小説の中に転生するのは、怖いだろうなぁ。結末を知っているから。登場人物についても知悉しているし。しかし、、キャラが決まっていない人物までもが登場。こうなると、すべて未知の世界。もっている作品知識では、推し量れない。面白いけれど、時々、冗長なところがあって、続けて読むより、時々、覗く、そういう作品。
双子でも、性格や向いていることが違うのは当然。熟考した上での選択だったが、愛を見つけてしまうとは。恋愛要素は必須だろうけれど。もっと少なかった方が楽しめる気がする。
タイトルがよい。読みたい気持ちを誘う。内容も面白いが、急展開する点は残念。絵が気に入っているので、続きも読んで、ラストまでヒロインを見つめていきたい。
うまーく立ち回って楽をする輩、誰かを罠にはめる輩。現実にも沢山いる。意地悪な性格を隠して、七ヒキの子ヤギに近づいた狼のように、つくり声、つくり笑い。何とあざといのだ、と怒り心頭。ヒロインを応援しつつ。
よくあるテーマ。でも、作者の個性か、流れがスムーズで違和感なし。唐突な展開ではなく、一つ一つ、積み上げて構築されている。冷遇されても、そんな立場を享受できるのは、芯の強さか。
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生徒死導