4.0
始まりから面白い
魔法が使える資格者と、使えない落ちこぼれ。落ちこぼれには、不思議な力が後に授けられる、あるいは、覚醒する。そういう話は多いけれど、冒頭から、うまくヒロインの状況を盛り込んでいるので、説明しすぎていないのがよい。今後の展開も、タイトルへと、どう近づくのか、とても楽しみ。
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23505位 ?
魔法が使える資格者と、使えない落ちこぼれ。落ちこぼれには、不思議な力が後に授けられる、あるいは、覚醒する。そういう話は多いけれど、冒頭から、うまくヒロインの状況を盛り込んでいるので、説明しすぎていないのがよい。今後の展開も、タイトルへと、どう近づくのか、とても楽しみ。
いつのまにか、相手の言動がきにかかる。この時点で、恋の芽が育ち始める。育つにつれて、相手のことが知りたくて、そして、自分のことも知ってほしくて。それが空回りしたり、理解出来なかったり。そんなことの積み重ね。はたして、どうなっていくのか、実に興味深い。
会いたくない相手との再会。経済格差と生活レベルのヒエラルキーの中で、思うような子育てはできるのだろうか。辛かった過去を払拭し、人の心の真意にふれられたならば、きっと再生できる、と信じたい。
何ももっていない、そんな中で、自分ができることを一生懸命考えるヒロインにエールを!別れる前に自立することを考えるのは、ポジティブ。同じ悩みを持つ人々への福音になる作品。
原因不明で疎外されるのは、誰にとっても辛い。人間関係で、最も不可解で、対処不能なこと。その相手が家族となれば、なおさら辛い。何をしても、妻の真意は不明。どうやって、解きほぐしていくのだろうか。
よくいるタイプが出ているけれど、例えば、マウント女は、誰からも嫌われ、敬遠される。マウントさえ取れれば満足なのだろう。そんなバカ女にハマる男は、大バカ者。妻が復讐したくなるのは理解できるけれど、怖すぎる。
同じパターンは数多あるけれど、絵も、描写力も優れているし、展開もスピーディーで楽しい。医術をどれだけ身につけ、どれ程多くの人達に貢献できるのか、最後まで見届けたい。
頻出のパターンだが、家族して寄り添うよりも、能力の有無でヒエラルキーが決まる。こういう作品が多いのは、現代社会の問題にも触れているからかなのだろうか。復讐を果たした後、虚無感に見舞われないことを願うばかり。
設定に惹かれて読み始めたら、怜悧なヒロインの魅力の虜に。事件を解決する、ミステリ要素もあって、とても楽しい。
環境の激変にもなじんで、どこまでも自分を見失わずにいるニナ!打算は皆無。人の心にそっていこうという、あり方のゆえか。偽物としての責任よりも、与えられた環境と状況を受け入れる、心の柔軟さに魅了される。
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「赤毛の役立たず」とクビになった魔力なしの魔女ですが、「薬草の知識がハンパない!」と王立研究所に即採用されました。