5.0
素晴らしい作品。この作品との出会いに感謝
私は漫画を読んでいて、時々この作品と出会えて良かったと思う作品があります。BLUE GIANTも確実にその1つです。
ジャズを中心に1人の青年が世界を舞台にして成長していく様を描いた骨太なストーリーもさることながら、
主人公・宮本大が高校時代にジャズと出会う舞台が仙台である事もすごく思い入れてしまいました。
私は幼少期仙台に住んでいたので、広瀬川河川敷で日々の練習、広瀬川の向こう遠く見える山脈、仙台市内の街並み、
そして師匠の苗字「由井」さん、すべて懐かしく読んでいます。そして何よりも、上京してから組んだジャズバンド名「ジャス」は仙台の人ならすぐに何を指しているのか分かるのではないでしょうか?w
他の方のレビューにもありましたが、楽器を多少かじったことのある方もとても楽しめると思います。
私的には、上京後組んだバンド「ジャス」の素人ドラマーくん(高校の同級生)が立派に演奏できるまで成長する過程に
共感してしまいました。自分の子供2人にドラムを習わせているので、彼の失敗ポイントがドラム「あるある」で
我が子の成長をみているようで、お客さんに褒められた彼の姿にもらい泣きでした。
長編作品ですが、宮本くんのジャズ人生をじっくり楽しみたいです。
-
1









BLUE GIANT