5.0
囚われの淑女
雰囲気からして、アーサー王の時代、スコットランドの史実に似た世界観。石造の城、衣装など。簡素で、質実剛健とした雰囲気。フルカラーでは無いが、陰鬱で灰色、荒涼とした時代感が感じられる。
領主の娘、と言ってもエレナは亡くなった母の不義の子だと蔑まれ、使用人の使う様な離れの部屋に軟禁されている。真偽の程は定かでは無い。5領の盟約の為に、父領主は力を付けつつあった領主の息子・ルークを人質として5年もの間、自領に軟禁していた。軟禁と言っても扱いは客人。寧ろエレナよりは自由な生活を約束されていた。ルークはそんなエレナを最初は憐れみから、次第に惹かれて行く。ルークは人質も同然だけど、エレナを救う事が出来るの?!期待感が高まります。
そして、エレナも。気の毒だと思って見ていたルークに心を寄せて行く。なす術も無いと諦め切っていたエレナが成長して行く事を期待!この手の物語の淑女は「だってだってだもん」ってウジウジしがちなんだが。自身も強くあらねば、と抗って欲しい。
そう、アーサー王時代の女性達の様に。
-
6







偽りの婚姻で愛をあざむく