lovely7さんの投稿一覧

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1 - 10件目/全26件
  1. 評価:3.000 3.0

    NEW
    途中から別の人の話になります。

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    26話で一旦表題作は終了。27話から主人公恵の側で彼女の復讐に協力した梢さんの話へ。
    よくある夫に裏切られ、義母に虐められ、後輩の萌華に寝取られる。そんな彼等にスパッと復讐するお話。1人ずつ丁寧にきちんと制裁してくれるのでスカッとします。ただ、後輩の萌華が主人公の夫を捨て、別の男に托卵しようとしたエピを「萌ゆる華」なんて華やかなタイトル付けたりするのは頂けないな、と思いました。何か萌華側に寄って酔ってる感満載過ぎる。作者は萌華側なのか。

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  2. 評価:5.000 5.0

    ガサガサと描かれた絵も魅力

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    冤罪をかけられ処刑された後、死に戻ったオルタンシアは前世通り公爵令嬢としてヴェルテ家に迎え入れられる。前世では冷淡だった兄、ジェラールにおもねり何とか死を回避しようと奮闘するオルタンシア。しかし。前世も今世も、ジェラールはオルタンシアを密かに溺愛していた!という死に戻りあるあるー!不器用過ぎる兄・ジェラールがまた麗しく。クセのあるガサついた絵もまた味わい深い。巻を重ねる毎に段々粗雑になって行く気もするんだが。少年から青年に成長するジェラールが麗しいからまぁいっか。と、納得させられてしまう。途中ファンタジー要素多くて、間引きたくなるし。オルタンシアの亡くなった前世でジェラールのヤンデレが暴走して世界を破滅させた、とか何とか。ややこしくなって行くけども。今世でオルタンシアが受けた膨大な女神の加護も段々使われなくなって、風呂敷広げ過ぎ感もあるけど。ジェラールが麗しいからま、いっか。一応兄妹だけど、2人が結ばれる世界線であれば良いなと願う。

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  3. 評価:5.000 5.0

    ロマンスは突然に

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    普通に色素の薄い郁の髪や肌や瞳は美しいのだと思う。それは華蓮も認めていたからこそ、自分の婚約者・英ニが家に来た時に、部屋から出るなと言い含めていたんだろう。華蓮が自分に自信があるなら、郁に見せ付けるくらいの事をしただろうに。華蓮は郁が婚約者を誘惑したと打擲する。そこに颯爽と現れた婚約者の英ニよりハイクラスの男、昴。くーッ!あるあるだけど、やっぱり嬉しい!

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  4. 評価:5.000 5.0

    レノ様可愛い〜!

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    義妹にポンコツ婚約者を奪われてから、もっと麗しく、地位も魔力も高いマーベリック様に見初められ、幸せになるイリス!安心安全の結末にホッとします。何と言っても、マーベリック様の呪われし末弟のレノ様のピュアっ子ぶりに癒される〜。マーベリック様とレノ様が歳が離れ過ぎている事もあり。イリスは突然の子供付き結婚になりますが。そこはそれ。孤独だったイリスが突然温かい家族持ちになれた事でめでたさも倍増!なんですよね。マーベリック様としては、新婚を楽しめなくてジレジレですが、そこもまたいとおかし。この物語のポイントとしてはですね、ポンコツ元婚約者に徹底的にザマァしてるとこ!なんですが、彼が一応ザマァされるだけで無く。自分が良くあれたのは、イリスのおかげだった、どうしてイリスに不義理をしてしまったんだろう、と悔恨もしているんですよ。そこがいい。気付いてからイリスを道具の様に取り戻そうとしたのは頂けませんが。最後の最後には深く反省してるのが分かる描写もあって。たったの1コマですが、それは秀逸だな、と思いました。そして、呪いの様なもの、をかけられていたレノ様がありのままの自分を受け入れる、という心の強さを幼ないその身で覚悟した時、呪いが解けるというのも良い。何かいい。3巻から新章なので、2巻で一応美しく終われているので、この物語はここで完結していても良かったな、と思います。ポンコツ婚約者を捨てた義妹が3巻でまたぞろ出て来るので、そこを徹底して叩かないと終われないのかも知れませんがね。

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  5. 評価:2.000 2.0

    候補ですからね、あくまで。

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    仕方ない、と言えばそうですし。
    テレーゼは文官になりたかっただけ。妃になりたくも無ければ、太公に恋もしていない。というか、そこは恋してよー!という読者のヤキモキもいざ知らず。このレースから降りたいのに。周りの候補達からいびられまくる。と、結構読んでてしんどい。
    結局、お付きのリィナが太公の運命の、初恋の彼女だったー!というフラグが立ったところで離脱しました。

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  6. 評価:5.000 5.0

    4巻で完結して欲しかった!

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    それ程までに4巻で一旦美しく完結してたんですよ!それに。オパールにもうしんどい思いして欲しく無いというか。1巻凄まじかったですからね。泣いて、それでも歯を食いしばって。オパールの生きて来た意義と想いはずーっと一つしか無かった。領民の幸せの為。ただそれだけ。自分自身の幸せは二の次、三の次。賢くて思いやりの心、愛情の深いオパールの気持ちを思いやらず、辛く当たる公爵。そして公爵家の恥知らずの使用人たち。と、寄生する幼馴染。それでも。この無能な公爵の為に顧みられ無くなった領民の為にと奮起したオパールの手腕にブラボーです。もう貰い泣き必至。公爵が無能過ぎて、オパールの策に落ち、公爵領をオパールのものにしたとこなんて喝采です。オパール、返納しなくても良かったのに(笑)でもまぁ、公爵と離縁したいから返納するしか無いんですが。最後は頑固だった公爵もオパールの真心に触れて好きになった途端の失恋はザマァでしたけど。その失恋も、無能だった公爵が真摯に自分の仕事に向き合って、まともになれたから気付いた真実。という優しいザマァでした。4巻で、オパールはずっと心の何処かで慕っていた幼馴染のクロードと想いを通い合わせる。クロードが男爵家の三男坊で身分下だったけど。そもクロードの母が隣国から駆け落ちして来た侯爵家の娘。もちろんクロードもオパールと同じく。祖父に身を寄せて身分を上げたのでは無く。学生時代から己の力で築き上げた財力で陰ながらオパールが治めていた当時の公爵領を護る為に、間接的に支えていたというのがニク過ぎます。最初からオパールは白い結婚だったので、絶対にクロード!と見込んでいましたが、彼が立派になってから戻って来たところで感涙です。なので私の中では4巻で完結!このあと、またオパールは隣国のクロードに嫁いで苦労、または活躍するんだろうけども。それは新章。ここで完結、というのが一番美しいと思うのです。

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  7. 評価:2.000 2.0

    全話が全てスカッとはしないんだなぁ。

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    不倫ダメ絶対!から社内不倫撲滅をスラリとやってのける玲さんの仕事っぷりは鮮やか!なんだけど。回を経る毎にそれは段々「何だかなぁ」となって行く。面白かったんです、1話。社内で不倫がまかり通ると、真面目に仕事を頑張ってる人がバカを見る。そんな事にならない様にするのが玲さん達の仕事の筈なのに。こんなパターンもありますよ、のバリエがどんどんつまらなくなって行く様な気がして。また、不倫した側への制裁も緩い。他の不倫断罪ものが過激になっているので、物足りなさを感じてしまうのかも。シタ側はとことん追い込まれてスカッとしたいです。

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  8. 評価:5.000 5.0

    美しくて。まどろっこしくて。美しい。

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    前世で義妹に嵌められ、冤罪をかけられて酷い処刑をされたアリアは死に戻りの人生を復讐に費やすと決めたものの、不思議な砂時計のお陰で危機回避。賢く立ち回り、有意義で濃い人生を歩む事になる。もう!とにかく絵が美しい!ドレスや小物、表情。いずれも美しくて、眼福。ところが。序盤がなかなかにまどろこっしい。伯爵家の後妻に入ったアリアの母は、貴族社会から陰で詰られようと意外に飄々と生きている。ところが、娘のアリアは同じ年の妹ミレーヌの執拗な嫌がらせに応戦したり。彼女の取り巻きや公女から「平民の娘」だと蔑まれたりと、結構しんどい。砂時計で時間を巻き戻す事で、その場を切り抜けたり、持ち前の賢さで、段々と周囲に味方を付けて行く鮮やかさがスカッとします。前世で自分を虐げて来たミレーヌの侍女や自分に害を及ぼそうとした面々が段々と退場して行くのも良き。前世ではそのチカラのなさ故に貴族派に馬鹿にされていたであろう皇太子の生き方にも良い影響を及ぼしているアリア。絶対皇太子と結ばれるんだろうなぁ、というハッピーな予感。あとは味方の居なくなったミレーヌの盛大なザマァを期待!

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  9. 評価:5.000 5.0

    チェーザレ・ボルジアパロディなのか。

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    チェーザレという、印象的な名前から。誰もが思い起こす事だろう。彼が妹であるルクレツィアと近親愛があったとかが、オペラや歌劇団や漫画で描かれて来た事も有名。そして。この世界線がイタリアっぽいところもあり。サントナールはサントリーニ島(ギリシャ領だけど、イタリアとの間、エーゲ海に浮かぶ。)を如何にももじってそうだし。ベッラというワードもそのままイタリア語で「美しい」なのだし。チェーザレが非道なまでに厳しく、謀略を尽くした男だった事は歴史において有名だし。そして、彼が妹を政略の駒に使い回していた事もあって。その物語をなぞっている匂わせも凄い!大体チェーザレは美男であったと描かれているしね。これはもう、ワクワクしか無い!彼の時代がルネッサンスだった事も相まって、この作画!麗しいことこの上なく盛り上げてくれる。いやいや、この世界線はルネッサンス史実では無く、空想の物語ですよ、と分かってはいるものの。2つの意味でも楽しませてくれるのだ。ところで。政略の駒とした出自不明の孤児アデルにチョッパやで惹かれているであろうチェーザレとアデルに血の繋がりがあるのか、無いのか。あっても無くても、禁断になろうが何だろうがどうか結ばれてくれぃ!と願ってしまう。そして。これが上流社会そのものを騙してやろうというチェーザレの野望。物語が進む毎に明らかになるであろう、アデルの出自。ここにもミステリーチックな要素も加わり美味しそうな事になっている。考察厨も盛り上がれそう!先がとにかく楽しみです!

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  10. 評価:5.000 5.0

    傍観者とは誰か。

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    今のところ、「傍観者」を気取るのは主人公のレイチェルで。物語は基本、彼女の視点と想いで綴られている。途中から他の人物の視点で是非お願いしたいと願っているのだが。出来れば全員の。
    レイチェルは切ない片想いをしている。ずっと。隣の家の息子、ノアは実の姉アリシアに恋をしている。姉は難病を患い、余命いくばくも無い。レイチェルは進んでその優しい姉と親友となり。ノアはそんな優しいレイチェルを信頼して。アリシアもまた、天使のごとくの優しさで、レイチェルとノアを愛している。仄暗ささえあるノアのアリシアへの想いを、ノアごと愛してしまったレイチェルの苦しみ。ノアもまた、レイチェルに少しずつ、本当に自分では気付いてもいない想いをレイチェルに抱くようになる。レイチェル自身は、ノアとアリシアの恋路の傍観者だと、苦しみながらもそれを尊び、もう、これは無償の愛では無いかと思う。本当はそんな苦しみ合いながらも心の奥底で紡ぎ合うレイチェルとノアの恋を傍観者であるアリシア視点で紡いでも見て欲しい。または。少し嫉妬もあっただろう、レイチェルからのアリシアへの愛情を、またアリシアからレイチェルへの優しさを愛と呼ぶのなら。それを見守るノアこそがまた傍観者なのだ。ノアの兄や家族。レイチェルの父の会社の男。彼等を取り巻く人たちもまた、傍観者で。転じて我々もまた傍観者の1人でもあるのだ。レイチェルとノアの。苦しみながらきっと成就される恋の。結末が温かなものでありますように。一傍観者として、願っている。

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