5.0
嵐ヶ丘拗らせ編
クリフって言えばヒースクリフでしょ。
クリフは自分を虐げ、一家を破滅させたクロフト家を憎んでいる。出て行った彼は、復讐の為に立身出世して戻って来る。そしてクロフト家を壊滅した後、当時ただ1人自分を憐れんでくれていた一人娘、エセルを妻とする。エセルは拗らせてるので、
敵の手中に堕ちたと思い込み、クリフが自分を陥れ、復讐するのだと戦々恐々としていて。逃げようとすれば出来る筈なんだが、留まり、自由が欲しいと苦しんでいる。クリフも相当拗らせているので、エセルに愛も囁けない。苦しいー!嵐ヶ丘の結末はどうだったっけー?と思いながら、荒地に生えるのはヒースだよなぁ、なんて想いを馳せる。
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荒地に吹く春