5.0
隠れた名作(多くの人に伝われ!)
たぶん、きっと、おそらくこの話の大半は作者さんの自伝なんじゃないかと思ってます
うまくいかない人生の中にも様々な価値観の人に触れてそれぞれが成長していく…
だなんて言葉で説明するのは陳腐
とにかく読んで!いや、読め!
所々に挟まれるギャグとウィットにとんだシーンの数々
心に響く名言多数!!
紙のコミックスはかなり前に絶版になっているようです
残念すぎる…再販熱烈希望!!!
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レビュアーランキング 5819位 ?
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たぶん、きっと、おそらくこの話の大半は作者さんの自伝なんじゃないかと思ってます
うまくいかない人生の中にも様々な価値観の人に触れてそれぞれが成長していく…
だなんて言葉で説明するのは陳腐
とにかく読んで!いや、読め!
所々に挟まれるギャグとウィットにとんだシーンの数々
心に響く名言多数!!
紙のコミックスはかなり前に絶版になっているようです
残念すぎる…再販熱烈希望!!!
幼馴染の中学生のがお味噌汁の基本のキから学んで様々なお味噌汁の味を探求していく、という他にはなかなかないタイプのマンガです
淡い恋心もあったりはしますが、根底にあるのは味噌汁愛!
これを読んだら本格的なお味噌汁を作りたくなります
(でもウチは顆粒だし…)
熟年になってから授かった命、
現実的に生理もとうに終わっているし体外受精でもないし、などというかなり強引な設定ではあるものの、彼らがよくある高齢出産の夫婦だと思えば後は現実のお話として身につまされる感動・騒動の連続です
旦那さんの朝一さんが年齢の割に最新機器を使いこなしてたり、幼稚園の父母会に積極的に参加したり、なにより娘の未来ちゃんの成長が夫婦の生きる糧になっているのが伝わる
泣けますよ…
現実にはフラレて冷たくされてもめげずにアタックし続ける琴子のような女の子は今の時代だと粘着ストーカー扱いになってしまうのかもしれない
まだ携帯もない時代で、終盤琴子が病院のカルテを家に持ち帰るシーンにはあり得ねえ!個人情報!と思わず突っ込み
ドジで成績も良くない琴子だけど一途な思いが入江くんに届いた時は読者は皆歓喜の声をあげたんじゃないかな
残念ながら先生の不慮の事故により未完となってしまいましたが、あのまま連載が続いていたとしても具体的な子育てを長々描いても恋愛成就という目標は達成してたから原作はほぼラストに近かったようにも思われます
時代は変わっても時々読み返しては琴子に感情移入してキュンキュンさせられます
普通好きな男の子に拒否されたら悲しいけど諦めるしかないとシュンとしてしまうところですが、主人公琴子はめげないあきらめない!
もちろん家を失った琴子がパパ同士が友人という偶然で厄介になるのが大好きな入江くん家というご都合主義もあるのですが、次第に琴子のひたむきさに惹かれていくツンデレ入江くんがまたいいんですよ
もう有名な話もなので他の方も触れているかと思いますが、話も佳境に入ろうかというタイミングで作者の多田先生がお亡くなりになってこの作品は未完になっています
未完だからそこ読者があれこれ想像を巡らせる事もできるのですが、天国の多田先生には今でもこの作品は愛され読まれ続けていますよとお伝えしたいです
オルフェウスの窓はかなり長くて複雑で様々な人間が絡んできます
正直細かい部分まで忘れかけてた頃にこの外伝を読んだので理解が追いつきませんでした
なので、長ーい本編を読んだらその続きとして続けて読むのが一番なのではないかと思います
池田先生がオルフェウスを執筆してた頃って20〜30代なのよね
凄すぎる…
ベルばらを読んだら次はコレ!
と思って手を付けると大変です。かなり長いです
波乱万丈で濃厚で複雑で世界情勢がガッツリと絡んできます
ベルばら同様世界史のお勉強にもなります
夢中で読んだけど何度か反復しないと理解と感情が追いつかないかもしれません
ただ、後味はものすごーーく苦いんですよね(これ以上は書きません)
その後味の悪さをじっくりと噛み締められる余裕のある人が何度も読み返すのでしょう
ル・ルーあってのベルばら外伝!
前回の外伝を描いてから年数が経っていて池田先生の作風もちょっと変わってしまってはいますが、今回もル・ルーは子供のままです
そして今回も大活躍です
ベルばら外伝は本作よりは知名度が低いかもしれませんが、どこでどうなってあんな知識が備わったのかオスカルのお姉様の娘のル・ルーが大活躍するんです
最後の方、畳みかけるように終わらせてるのだけは残念ですが短編で読みやすいし、むしろベルばら本作を読んでなくても楽しめるのではないでしょうか
まあ今更説明するまでもないくらいの名作で、日本人はほとんどがフランス史はこれで学んでこの絵とイメージで変換されているのではないでしょうか
主役のオスカルを含む架空の人物もいるのですが
未だにいろんなコラボ商品や企画が後を立ちませんし宝塚も新たに舞台やるようですし、池田先生はベルばらだけでもガッポガッポなのではないでしょうか
何十年経っても色褪せない名作です
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