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あらすじ
同棲していた彼氏にプロポーズされるも、嬉しいと思えなかった七海。同棲先を出て幼馴染みの画家・比呂の家に住まわせてもらい、彼氏とは別れることに。しかも元彼は会社の直属の上司で…。家もなく仕事にも不安を抱える七海に、比呂は優しく接してくれて…?
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みんなのレビュー
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男女関係の有り様に深く思い知る作品
土屋と七海の様な関係が実在するとは考えにくいけど、参考になる点はいくつか有った
長年同棲してたからと言って、何もかも女性側が負担するのはおかしい
生活面だけでなく仕事(同じ職場)面でもかなりフォローしてたおかげで(実力は無いのに)彼が昇進を果たす
その祝の席でプロポーズされるが七海はここに来て、自分が一生世話をし続けるのかと目が覚めて結婚を拒否する
そのまま飛び出した七海は行く宛もなく彷徨う内に、偶然目に入った画廊の名前に足が止まる
そこで幼馴染みの比呂に出逢う
懐かしさだけでなく七海の尋常でない姿に取り敢えず彼の家に誘う
一時的に住む場所は確保するも、仕事は土屋と同部署である為フォローを続けなくてはならない
何故かここに来て会社の上司は七海の本当の実力を評価し、土屋よりも上の役職の任命をする
流石に居たたまれなくなり、七海は辞職願を提出するが…
ストーリーには少し無理な設定部分も有るけど、フワフワした比呂の存在が何とも言えない感動を覚える
無料分を読んだら次の展開を知りたくて、ドンドン課金して配信分を一気読みした
オフィスラブ物で良くある男女のドタバタ騒ぎとは違った角度の捉え方に興味が湧いた
次の入荷がとても待ち遠しいby Yawayawa- 6
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5.0
比呂のココロを見て
上司であり、彼氏でもあった土屋からのプロポーズに頷けず、全く嬉しくなかった、本当は結婚しようと言われたら嬉しいはずなのに、土屋とは同居して、ただ世話を焼いてただけの人だったと、ようやく気づいた七海。
結婚前に気づいて良かったよ…
自分にとっての嬉しくなる時の気持ちや、笑顔になれる瞬間、そして自分の存在をありがたく思ってくれている人がいるはず。
比呂の心の声を早く見つけてあげてほしい…by ミルミル0129- 0
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5.0
ふわっと核心をつかれる
作者さんが好きで読み始めました。
この作者さん、何気ない行間がとても上手くて、そこに空気がふと流れるような。
言葉の選び方も美しく優しい。
七海が感謝もできない男のプロポーズを断るところから始まり…。
幼馴染で画家の比呂。
ふわ〜っとしているようで、人として大切な心や言葉を七海に伝えてくれます。
読んでいて、謝られるより喜ばれる方が嬉しい、ありがとうという言葉も大事、当たり前のようでなかなかできていない事に気付かされます。
今後過去の人が出てきたら揺れるのかな。
優しい二人に幸せになってもらいたい。by さぼりんぐ- 1
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5.0
言葉の伝え方って難しい
人それぞれ性格も違うし考え方も違う。育った環境も違えば習慣も違う。
そんな中で出会った男女が恋愛して、共に生活してみる。
するとお互いに、知らなかった一面を知って、それを何処まで受け入れていけるのだろう。
日々の仕事や生活に追われて、つい後回しになって、溜まって行くとどこかで歪みが出てくる。
愛しているけど、気がついて欲しい…、私を知って欲しいと思う反面、じゃあ自分は相手の何を知ったのだろう?と考えさせられる。
お互いに一番知っているようで、知らない一面にふと不安を覚える…。
そうして、ふれてはならない気がして、見て見ないふりして、会話もなくなると、そこに齟齬がうまれてしまう。話しをしてギクシャクして喧嘩をしないように…。解決を後回しにして、避ける事で安寧を得たと勘違いしていく。でもそれも心の奥の方では十分わかっいる…。
一井先生の作品を読むと、日常にある人との会話の中で、自分はどんな感じで接しているのかと考えさせられる。
言葉って大事。話して見なけりゃ分からない。けど、話し方やタイミングが悪いと、私はこんな事を言うつもりじゃ無かったと…。伝わらない事にイライラして惨めにもなる。
だけどわかって貰えると嬉しくなって、やっぱり一番理解してくれると気持ちが楽になったりする。
子供の頃に、お婆ちゃんが…人には添って見ろ、馬には乗って見ろって言うんだ…と。出会えたなら向き合うのは大事な事だと教えられている気がするけど、とらえ方は人それぞれだから、何が正解とか、不正解は無いんだよね。上手く言えないな…。by ヨルネズコ- 1
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5.0
相変わらず好きです
長年付き合った彼からのプロポーズを、「嬉しくなかった。」と、泣きながら断ったヒロイン。
付き合った年数に関係なく、年齢に関係なく、気持ちを大切にしていくヒロイン。
このかたの描く作品のヒロインは、一見守ってあげたいタイプなのに、妥協をしない強さをもっている処が魅力的です。
今回のヒロインも、この別れをきっかけに、同居することになった幼なじみとどうなるのか、凄く楽しみです。by 衣衣- 1
作家:一井かずみ の作品
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レーベル:プチコミック の作品
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出版社:小学館 の作品
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4.0