5.0
あのヒットマンも同じ病
この病名を初めて知ったのは「ゴルゴ13」だった。物凄い痛みを伴う症状の病気とは知らなかった。頼りの綱の主治医が学会ですぐいなくなっちゃうのがリアル笑 闘病記漫画というジャンルは数多く、どれも勉強になるが、その中でもかなり好きな作品。
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615位 ?
この病名を初めて知ったのは「ゴルゴ13」だった。物凄い痛みを伴う症状の病気とは知らなかった。頼りの綱の主治医が学会ですぐいなくなっちゃうのがリアル笑 闘病記漫画というジャンルは数多く、どれも勉強になるが、その中でもかなり好きな作品。
物理学者の父親と、JKの美少女の中身が入れ替わってしまう話。タイトル通り、てすら(の父)が行うのは推理ではなく観測による状況分析。拉致されて閉じ込められた場所がわかるシーンが凄くスリリングで良かった。
鳳姉妹っていう「何組のトップスターなんだよ」ってくらいド派手なライバル登場回が面白かった。姉妹で練習した小芝居も見せてくれる。試合前の控え室では、ライバルチームの選手は全員鏡の前でドライヤー片手にスタイリングに全集中。「セットの乱れはプレーの乱れ!ヘアスタイルが乱れていては良いプレーは出来ないよ!」と鳳キャプテンが檄を飛ばす。それでも試合は結構まとも笑
絶望している人が沢山出てくる。貧困、いじめ、病気、リストラ、老後、DV、孤独、家族との断絶、…「話してみなさらんか」どうすることもできないが、誰かに話すだけでほんの少し軽くなる、そんな時は確かにある。
他に類のないスケール感だった。最初の登場シーンの海江田はどう見ても狂気をはらんだ危険人物にしか見えないので、深町が主人公だと思ったくらいだ。最近、実写映画化がされたらしいが、「堺雅人が海江田を演じるとドハマりするのでは」と常々思っていた。でも、海江田はあの人なんだね…
英雄が魔物をやっつけたあとのお話。英雄と言っても人間なので、時の流れとともに歳をとり、寿命が尽きて死ぬ。凛々しい美少年の顔にも皺が寄り、髪も薄くなる。かつて共に戦った仲間が全員死に絶えても、人間では無い魔法使い、長寿のフリーレンだけはずっと幼い少女のままだ。その時の流れの食い違いを象徴するかのような、あまりにも淡々とした物語の進行。こんな乾いたファンタジー活劇は今まで無かった。
カイのライバルのメガネ君が闇落ちするあたりで話が停滞してちょっとダレる。カイは天才ゆえに他人の才能への嫉妬というものが一切ないので、メガネ君が代わりにダークサイド役を全部引き受けてる感がある。また、登場人物の顔、どんなに優しそうなイケメンのおじさまや天使のような美少年でも、頭の中で考えてることが結構ドロドロの打算だらけの性格悪いヤツだったりする笑 単行本限定のおまけの話だけれど、パン・ウェイの独占インタビューは「ちょっとくどいな」と思った。
水泳の古畑選手、野球の沢村投手など、凄く良かった。特に人見絹枝選手のラスト、地面に倒れて穏やかに微笑んでいる彼女の姿は忘れられない。名前は忘れてしまったが、オーストリアのアルペン競技の選手の回も良かった。ものすごいシャイで、友達がサッカーをやっていても自分から「僕も入れて」と声をかけられず、ずっと膝を抱えて座って見てる、そんな少年時代の姿が印象的だった。しかし彼はひとたびフィールドに立つと、周囲が驚嘆するほどの運動神経の持ち主で、ついにスキーの世界選手権で優勝するまでになる。次の目標を聞かれて「オリンピック」と恥ずかしそうに笑って答えて…夭折しちゃうんだよね…
一回読み切りだったので、一話一話うまく纏ってたが、野村英世の回が数話だった気がする。彼の天才の所以は、実は実験時の正確無比な技術力にあった、ってところが強く記憶に残っている。
先日、筑波のJAXAへ初めて行って、本当にNASAってハリウッド風ポスター(スペース・オブ・カリビアンとか)作ってたんだ!粋なもんだ!と感動した。本編では、●●●●●●になってしまったヒビトが渡った国で、一から始める宇宙飛行士訓練の生活が好き。無愛想な仲間とのスキンシップ、ウオッカ一杯ごとにすこーしずつ分厚い氷が溶けてゆき、最後には氷の内側の、ペチカのような素朴でさりげない暖かさに触れることができたヒビト。いかにもあの国ぼいな、と思った。
宮崎夏次系の作品を読むと、いつも、スピッツの「ホリデイ」という歌を思い出す。
🎵
いつかこんな気持ち悪い人やめようと思う僕でも
何故か険しくなるほどにすごく元気になるのです
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ふんばれ、がんばれ、ギランバレー!