赤い雲さんの投稿一覧

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1 - 10件目/全209件
  1. 評価:5.000 5.0

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    って治るの早すぎるんじゃないかモンスター。事故から1週間後くらいと見た。眼帯までしたお顔にかすり傷ひとつ残ってないが、三つ編みギャルちゃんに「実質無傷のコンシーラー」でも借りたのか。とにもかくにも椿くんのお顔が相変わらず美しいままで何よりです。安心しました笑
    イビツくんの目線…これやっぱり…彼には…
    しかし、椿くんを理解してくれてる子が増えて、そして教師の偏見跳ね返しに飛んで来てくれて、良かったなあ。
    椿くんは言葉で表現するのが上手くないand言っても無駄って諦めてることが多かったから、代わりに立ち上がってくれる周りがそばにいるのって、初めての経験じゃないのかな。確かに椿くんの心の優しさや善行が報われた瞬間でもあるけど、一人ではこうはならなかった。そこにいないけど、いてくれたおかげ。そして、二人でいれば、周りの人も、ほんの少しずつだけど、良くなる方に変わっていってる。カブくんのママの愛の連鎖が、椿くんを通して、他の人に繋がっていってる。
    椿くんのために立ち上がって反論してる時のメンバー、みんなとても良い顔してるのよね。(アタシのメガネくんが久々に登場して嬉しかった笑 作者さんありがとう)
    「おはよう!」のシーン、私も涙が出てしまいました。
    なんでお前が泣くんだよ、って椿くんに自分に言われたような気がして、追い泣き。
    最後の椿くんのひとことで、トドメのビャン泣き。
    あーもー、夏でもなんでも始まってくださいよー。あの四畳半、クーラー無さげですから、椿くんの露出多め期待してますよー。

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  2. 評価:5.000 5.0

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    何気に椿ママもヒドイ。「…お父さんのいう通りよ」の…に含みを感じる。ママも椿くんを家庭内スケープゴートにしとる。全ての家庭内不和の原因を椿くんのせいに集中させて悪役に仕立てることで、この夫婦は自分たちの歪みを正当化し続けている。少なくともそれは椿くんが孤独でいる間は成功していたのね。でも今は、兜くんがいるからね。
    あらやだ、もう、椿くんたら。
    殺し文句。こんなこと言われたらカブくん入院しろって強く言えないじゃん。
    とりあえず肉食って早く良くなってください。

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  3. 評価:5.000 5.0

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    お前の涙も俺を止められない。フォルティッシモですかそうですか。ていうか頭打ったんなら動かない方がいいぞマジで。…うーん、コレやっぱり、イビツくんの目線…って椿パパここで登場!!
    範馬勇次郎じゃなかったのね!
    目が似てる。でも歯がギザギザしてない。股下も3メートルじゃない笑
    いやー、さんざん伏線ははられてきたけど、なるほど、これは毒親。精神破壊行為にも等しい言葉の虐待。弁護士って言ってたから余計タチわりいな。冷静に我が子を全否定。カブくん大爆発。言ったれ言ったれ。
    勇次郎なら街灯引っこ抜いて幽霊ブン殴るくらいの反撃はしそうですが、この椿パパだと逃げるだけだろうな。

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  4. 評価:5.000 5.0

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    イビツくんがあんだけ嬉しそうなして笑ってるってことは、よほど面白いものが見れたんでしょうな。カブくんの姿かな。椿くんの部屋じゃないのに、イビツくんの目にもあそこでカブくんが映ってたのかな。イビツくんそこで
    「どんなにお互い想いあってても、片方死んじゃってるんだからいっそもう、片方もこのまんま死んじゃった方が結ばれるんじゃない?」
    って思ったとか…イビツくんのあの独特の感覚だとそこで「微笑む」はアリだよね。
    ななちにはカブくんが見えない。そしてその存在を知らない。椿くんが何もななちには言ってない。イビツくんはななちには自分が言わない方がいい、ななちはカブくんのこと知らないままでいさせよう、とイビツくんは判断した。とすると、何もしないで見てたイビツくんに怒っているななちの質問に対する曖昧さ、はぐらかしは、100点満点の回答だと私は思ったんだけど…
    いや、しかし、朝から晩まで絡まれまくりのドツキまくりのモンスターだもんね、イビツくんが見たのは単純に復讐を果たした犯人かもしれない。これは計画的犯行で必然だと言い切れるだけの相手がそこにいたとか。たとえばボコボコにされてたリョウくん意外とヤクザのボンボンで、親の力使ってトラックぶっ込んできたとか。イビツくんが見たのは逃げ去るリョウくんとか(いちいち椿君の許しを取りにくるのが面倒で笑サクッと殺しにきちゃった)。そしたらななちには言えないよねイビツ君…とかとか?!?!
    しかし、コレは流石に入院だろ。病院内自力で歩くのダメなヤツだろモンスター。脱走か。そんなに病院食がイヤか。止めてくれカブ。お前しかヤツを止められない。

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  5. オークの樹の下

    058話

    第58話

    評価:5.000 5.0

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    マクシーはGPS機能つきのチップを埋め込まれてでもいるのだろうか。なんか絶対にリフタンに居場所がわかるようになってるよな(廊下や庭などの寒いとこで1人でウロついてると、必ずリフタンにとっ捕まる)。

    ハイ、みんな静かにー。学級会始めまーす。今日の議題はウスリン君のマクシーさんへの発言「そんなんで呪文なんちゃら」でーす。多数決とりまーす。ウスリン君が悪いと思う人ー。はーい、全員ですね。
    ウスリン君的にはどういう状態になれば満足なのかな?離婚してマクシーさんが出てけばいいわけ?2人の結婚式の真っ最中に至っても、しつこくリフタン君にかみついてたくらいだから、ホントにウスリン君の中ではこの結婚許せないんだろうな。余程理不尽なことが許せない真面目な性格なのか、クロイソ卿に恨みを持ってるのか、(知らなかったとはいえ)アナトール城に3年も来なかったマクシーさんなんか城主の妻として絶対認めない!とウスリン君の中の道義的にはなっているのか。何の罪も無いのにとばっちり受けてるマクシーさんも可哀想だな。オヤジから虐待受けてだけでも気の毒なのに、オヤジのやらかしてることのせいで偏見持たれちゃうなんてな。
    さて、先生はこう思います。ウスリン君、先程の発言は、マクシーさんの吃音症を揶揄するように先生には聞こえたけれど、それは先生の考えすぎかな?暴力に訴えたのは決して宜しくないことだけど、リフタン君が怒りを押さえられなくなってしまった気持ちは先生よくわかるよ。特にマクシーさんにとってさっきの言い方は、身体への暴力と同じかそれ以上に傷つく行為だったと思う。どんなに彼女を嫌いだとしても、君の上司の妻であるマクシーさんは、部下のきみが最低限の礼節と敬意を持って相対するべき相手だ。きみがした発言は騎士として、男として、人間として、非常に恥ずべきものだ。それを深く反省して、マクシーさんに心から謝罪するべきだ。はいはい、リフタンくん静かにして下さーい。発言がある人は手を挙げて言って下さーい。

    なんか前に、リバドンのチンピラ貴族が「何を言ってるのかさっぱりだな!まともに話せる相手はいないのか」ってマクシーにほざいてましたけど、リフタンがそれ知ったら問答無用で瞬殺だったと思います。
    さて、次週、ウスリン君の意見を聞きましょう。

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  6. オークの樹の下

    057話

    第57話

    評価:5.000 5.0

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    かの偉大なる魔法使いマーリンが若き日のアーサー王に授けた格言で、こんな言葉があります。
    「イチャイチャきゅんきゅんリフタンが無い回は、総じてコメント数が少ないものだ」。
    2週ぶりに見にきたら、あらあらコメント史上最少数。高評価コメントも、原作既読ファンのご意見が多いですね。
    イチャときゅんと溺愛と超トップスター的イケメン(リフタン)の出番が少なくなってきたから離脱、は仕方ないと思います。そういう需要を求めて「オークの樹の下」を読み始めたのでしょうから、そうじゃないならこれ以上課金してまで読まないですよね、わかります。
    展開が遅い、全然話が進まない、魔法の話つまんない…は確かにそうだろうとは思うけれど、
    マクシーとリフタンのなかなかうまく噛み合わない心の葛藤が、この物語の肝なのだと私は思います。「虐げられてたお姫さまが素敵な騎士に見そめられて、あっという間に2人はお互いの心を理解しあい、トラウマも解消できました!これが愛の力ってやつね!めでたしめでたし!」なんて凡百のストーリーが、世界中で翻訳されるベストセラー本になるとは、私には到底思えないんですよ。そういう従来のお姫さま物語を求めてる人ならば、いくらでも他にあるのでそちらをおすすめしたい。傷を負った心と孤独な心の持ち主が出会い、2人は互いに相手を神格化すらしている、約五十話を数えてもなお、真の意味で2人の心は結びついてはいない。だから何かというとマクシーは不安になり、リフタンは不穏な眼差しに変わり、読者の心はザワザワする。絶え間なく続く閉塞感と誤解と齟齬にイライラキリキリします。これこそ、まんまとそうなるようになってるんだなあ、うまいもんだなあ、です。
    魔法の話が長くて細かいのは、例えるなら「STAR WARS」でも「フォース」の説明にかなりの時間を割いていたのと同じようなモンです。魔法の説明が緻密で細かいほど、世界観の構築が緻密で細かい、薄っぺらくないんです。
    冒頭のアーサー王伝説や、聖ゲオルギウスの竜退治など神話や歴史へのオマージュがこの作品には感じられますが、本当にそういうところもちゃんとお勉強してる漫画作品は稀有な存在ですよ。

    さて今回の感想は…この世界における魔法とは。美しいビジュアルですね。ルースの説明もわかりやすいです。

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  7. 評価:5.000 5.0

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    毎度毎度の再確認ですが、兜くんなんていい子なんだろう…こんなに丁寧に気持ちをこめて、日頃の自分の感謝の言葉を、ここまでどストライクど直球時速200㌔超え豪速球で投げ込める子は、そうそういません。おばさんでさえ、こんな子にこんな嬉しいこと言われたら、もうなんだってしてあげたくなっちゃう。ましてモンスターにとっちゃこんなの確信犯的ビーンボールですよ。ひとたまりもないですよ。今回、どうにも口元が押さえきれないこの照れ臭顔も味わい深いのですが、花火を背に佇む姿もまことに美しい。
    日本一連れのトイレ待ちが絵になる男・戸純椿。
    しかし…
    なるほど…改めてタイトルを読み返しました…「死者の国」…
    2人の恋が深まれば深まるほど、つらくなってしまいますね。

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  8. 評価:5.000 5.0

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    作者のセンスの良さに、膝を打ちまくりました。半月板割れそうです。
    なるほど、ゴーストとモンスターのデートに、ハロウィンランドほど似つかわしい場所はないですね!兜くんずっと行きたかったのか、良かったねえ!ボーナスタイムで行くことが出来て!椿くんも良かったねえ…兜くんのように、別にハロウィンランドに憧れて行きたいわけではなかったかもしれないけれど、なんとなく「自分には縁のないモノ」って感じのこれまでだったのね。基本、兜くんが行きたいとこに行ければそれで良い、なんだろうけど、「すごいな」って言葉に、何かこう、切ないものを感じますね。
    椿くんの、兜くんを見つめる愛おしげな顔…なんかおばさんこの笑顔で泣けてきました。第一話からは想像もつかなかった、なんとも穏やかで、幸せそうな表情です。
    そしてもう、チキショー、可愛い子は何を身につけても可愛いんだよな!そのルックスで可愛い系カチューシャ、卑怯!
    で、今回も、兜くんのお願いは拒否出来なかったのねモンスター…いや、最初からわかってたけどね。兜くんも他のお客さんも読者も大喜びですから、ここはひとつ、こらえてください。
    イビツくんの言ってた禊ってのは、こういうことですね。うん、ここは乗っかりましょう。ありがたく七藤くんのお身体使わせてもらいましょうね。

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  9. 評価:5.000 5.0

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    大変!七藤くんのおばあちゃん!あなたの孫、またアブナイ奴に拉致されてますよ!弟の方!
    おばあちゃんと会話してるときの七藤くんの表情が、とてもいいんですね。きっとおばあちゃんは七藤くんを可愛がってる優しい人なんだろうなーと、わずかなシーンだけでなんとなく想像させますね。七藤くん、学校帰りにどこかにお出かけなのかな?
    って待ち伏せしてるよ、アレが。この漫画の中で一番やべえ奴はモンスターでもゴーストでもなく、ダントツでイビツくんだと思います。面白さ至上主義による人体実験を過去にしまくってたと思われます。
    さて、禊ってどういうこと?意識のない状態で拉致して、なにをどう贖罪させるの?人道に外れたことは兜&椿はやらない、たぶん…
    えっ、憑依?!これって恐山のイタコや沖縄のユタみたいな、ある種シャーマン的な特異体質の持主じゃないと出来ないのでは…という屁理屈は置いといて、七藤くんの身体を借りて、さて、どうするのかな?
    七藤くんの中に入った時から、目が兜くんの目になってるとこが良いですな。

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  10. 評価:5.000 5.0

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    カッコよ。ガラスの破片から七藤くんをかばう姿が尊すぎて瀕死です。女子の階段落ちの時も、カッコよ指数500パーセント超えで死にかけましたが、あれも兜くんの無意識のじぇら爆発だったんでしょうね(女子が落ちる直前に「えっ?」と不自然な表情をしている)。
    兜くんつらいとこね。自制が効かないんだもんね。それを椿くんはわかってて、そこ絶対責めないとこが、この人の優しさね。って!椿くん、兜くんを叱るの、そこ!?そこなの!?何張り合ってんの?気遣いからわざとこんなこと言ってるんじゃないんだよな、本気で「俺の方が」って言いたいんだよな。なにこの小学校低学年男子…やっぱりあれだな、天然モノにはかなわないな…
    兜くんはやっぱり良い子ですね。嫌いという負の感情をめちゃくちゃ辛そうに答えてますね。自分の中に生まれたダークな部分を椿くんに言うのがつらいのね。
    何より、椿くんが七藤くんに優しくするの、ホントつらいんだよな。とってもつらいんだけど、この漫画の素晴らしさは、激昂する兜くんに対して椿くんが言った「あいつにも理由がある」ですね。
    (勿論その後の、ほとんどこんなん告白じゃんの殺し文句「お前以外なんちゃら」もカッコよ度数1000%で即死しましたが)
    七藤くんに「顔が見える方が良い」と促したのは、兜くんが自分にそう言ってくれたから、それがとても嬉しかったから。
    そして、兜くんが言ってくれた「何か理由がありそうだね」に救われたから、そのことを今度は七藤くんに重ねている。兜くんが自分を思いやって、誰も自分に聞くことなんかなかった「理由」を聞いてくれたのと同じことを、自分と同じ切ない境遇にいる人にしてあげている。兜くんのお母さんが発祥の「愛の連鎖」が兜くんから椿くんへと繋がっていっている。兜くんはまだ気づいてないけれど。
    くうー、兜くんの思いは、じぇらといい独占欲といい、恋に落ちると徐々に湧き上がってくるあのモロモロへの共感がスゴイ!椿くんの思いは、泣けてくるほど一途でピュア!
    そしてやはりキーパーソンは…イビツくん…今回も見事に場をおさめますね…兜くんのモヤモヤを、わかりやすく上手にフォローしてくれてます。…で、なんなんすか…禊って。絶対ヤバいこと考えてますよね。すごく楽しそうですよね。七藤くんをどうする気ですか。怖すぎです。

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