3.0
えー、ナギの血縁関係を一旦整理すると、
ナギの母方の祖母が、由乃おばあちゃん。霊能者一族「再華の会」の中でも特に強い霊能力を持つ。この人が自分が死ぬ前に、孫のナギのために天界から天使を呼びよせる。
ナギの母親は、夫となる桜庭との結婚を周囲(再華の会の一族)に反対されたため、駆け落ちする。ナギを出産後、ナギを夫に預けて働いていた。病死した?
ナギの父方の祖父が、「再華の会」の榊会長。この人が悪霊の卵を隠しており、それを息子(桜庭)に盗まれる。
ナギの父親が、榊の息子の桜庭。妾の子だったので、父親の榊の姓ではなく母親の桜庭姓を名乗っている。こいつがナギの母親と駆け落ちし、妊娠した妻のお腹に悪霊の卵を植え付ける。ナギが生まれた後、ヒモ同然に家でゴロゴロして働かなかったが。ナギの面倒は見てたぽい。そしてナギの幼い頃からの強い霊力を利用して、悪霊払いなんかもさせていた。しかし、ナギに埋め込まれた悪霊に喰われて死ぬ。→おそらくここまでが、ナギの無くしていた9歳までの記憶。
ナギの悪霊に喰われて殺された桜庭は上記の通り罪人だったので、天界の掟に従い、前世の記憶を全部消された天使「嵐」となる。
で、天使「嵐」は、前世の自分の実の娘を守るとはもちろん知らないまま、ナギのおばあちゃんに呼ばれて、ナギを守りに地上へ降りた。
ここからが第一話となって、「嵐」は歌舞伎町でホストの男の体をのっとり、由乃おばあちゃんが亡くなって自暴自棄になっているナギに出会う。
て感じ?合ってるかな。
いや、もしこの通りなら、ダメだろ神様。記憶がないとはいえ、もと関係者(近親者)の天使を家族がわらわらいるとこに降ろしちゃ。そして記憶を思い出したらアウトだってのに、結構簡単に前世思い出しちゃってたぞ。超ゆるゆるだろ天界システム。
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ナギと嵐
019話
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