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勘違いすれ違いラブストーリー
正直 ニコルに ケイオスは もったいないです ニコルが おひとり様を満喫するようになるまでの経緯が 腹立たしいです ケイオスは 婚約者ニコルの完璧さをわかっていながら 婚約者という立場に 慣れきってしまい 今で言うなら ニコルはキープ 呼べばすぐ来る そこにいて当然の存在 釣った魚に餌はいらない 当たり前に 男の自分が優位な立場で 日常が進んでいくと 思っているのです ランチを執務室に運ばせ 自分は仲間とそれを食べ 別室で冷たいランチボックスを一人で食べる ニコル 花祭りの時も どう見ても 幼馴染のキャロライン王女 優先 まあそれには ケイオスなりの 言い分は あったのですが ニコルにとっても他から見ても ケイオスは キャロラインが好きに見えてしまっていたので それならば 私が身を引けば ことは全て おさまるのではと ニコルの方向転換が始まります ケイオスは放置して 一人で 学食で温かいランチを満喫していると
女友達が 集まり 一人で街の本屋に出かけると 自由に本を選べるゆとりもできます ケイオスが おかしいと 思った時には ことは 大問題に 女生徒からは なんて薄情で思いやりのない男 の レッテルを はられてしまって大慌てしますが 常にケイオスの好みに合わせた日常を 心がけていた ニコルのことについて 自分は何も知らない事に気づくのです そこからは女性陣の罵詈騒音 そんなつもりじゃなかったでは すまされず どんどん ケイオスだけがドツボにハマり ニコルは 次々と 新しいおひとり様でできることに 夢中になっていく って 痛快な展開です
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おひとり様には慣れましたので。 婚約者放置中!