帝都の使用人は恋染むる
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あらすじ
「これでお許しいただけますか?」ーー大正の帝都・東京。田舎からでてきたみやが勤め先を求めて声をかけたのは天蔵優(あまくらすぐる)新興財閥の子息だった。天蔵家で使用人として働き出したみやだが或る時、図書室で貴重な本に手をのばし、それを見とがめた優に首を言い渡される。なんとか働き続けたいみやに課せられた罰は!? 使用人(めいど)と御曹司、身分違いの邂逅を描く大正恋愛浪漫開幕! エブリスタ発の原作『髪を切る、恋染むる~天蔵家使用人物語』川上桃園著を、『失恋未遂』を手がけた高宮ニカがコミカライズ!
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みんなのレビュー
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5.0
言葉にならない想いを絵で表現する意味
以前の失恋未遂の作者好きから読んでみました。
一話目の展開は唐突感さがありますが、それだけで評価しないでください。
読み進めると先生の展開の旨さが、引き立ちます。
まずは優様の表情を一切変えず、少ない言葉と仕草だけで細かく表現して漫画として成立させてきます。
言葉にも重みがある一方でお互い芯の強さを引き立てるやり取り、伏線引いてきます。
ただ、分かりやすい少女漫画のようなドラマティックな展開では無いため、少し気長に話の展開を噛み締めながら読むことにします。
まー、分かりますよ。この先、伏線を張りながら距離を縮めて優様が笑った瞬間に私は悶絶するのでしょうね笑
現時点は始まったばかりですが、どうせ面白くなるに決まってる漫画の為、自信を持って星5で。by Y su K-
31
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4.0
ああ、大正浪漫す?
紹介もなしに、いきなりお屋敷で働けるのかなあとか、当時の女性にとって断髪は、かなり残酷なことなのになあとか、つい重箱の隅を突っつくような真似をしてしまう自分が哀しい…。けれども、「何かが始まりそうな」大正の雰囲気を、そこかしこに発していて、期待大の滑り出しです。
期待大といえば、優とみやの関係もその一つ。まだ、甘さには程遠い?二人ですが、そこかしこに新しい気持ちの芽生えが感じられます。(別名フラグと云ふ) 勿論、主人と使用人ということで、数限りなく障害もありそうですが、優の冷静な中に見え隠れするあたたかさと、みやのひたむきさ、逞しさで、乗り越えてくれることを信じています。
歴史どおりならば、この頃の日本は、幾つかの戦争や災害に向かって、突き進んでしまう時代…二人に対しては、どうぞ無事でと願わずにはいられません。by Mayaya-
13
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3.0
え?
高宮さんの作品は全部好き。
もちろんこの作品も楽しみに読み進めてきました。
でも最終話までの2話はあんまりです!
優のもとを去ってからの暮らしや思いを端折り過ぎて拍子抜けです。
完結する話数が決まっていたから?
みやの1年にもほとんど触れず、優の1年にも全く触れずにいきなり登場して「チャンチャンハッピーエンド」は、ストーリーとして唐突で軽すぎる。
それまでの二人の気持ちの変化の描写が細やかでおもしろかっただけに非常に残念です。
高宮さんらしくないとさえ思う。
高宮さんの作品で、こんなに「え?」てなったのは初めてです。
だから今回は☆マイナス2にしました。
今からでも、番外編で優の1年の気持ちを表してほしいくらいです!by ほりわか-
7
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5.0
坊っちゃんがどう乗り越えてくるのか?
冷徹な素性不明な坊っちゃんに血が通い出しましたね〜ま、22話というチョコっとしたところまでしか読めていませんが。
月子嬢はしおらしくしているけれど、クセがあるのを坊っちゃんは見破っているのでしょう。
結婚は破断のフラグかな…当主の爺さまもヒロインが魅力的なのを感じているのでは?
坊っちゃんとヒロインのどちらのこともよく知るメイド長のオバサマは婚約者がいるのに惹かれる坊っちゃんに気付いていると見た。
ヒロインが無自覚だし、坊っちゃんは好奇心が恋の芽だと薄ら気付いているかもしれませんが、婚約者つまんねーと結婚前にメイドを気にかけているとしても、
図書館でドアを閉じて英語のレッスン、婚約者の診察はドアを開けておく…このまますんなり結婚したとしても、いずれ離縁だよ、月子嬢は。
多分ね…最初の出会いから、坊っちゃんはヒロインが好みだったんだよ。だから、雇うことにしたんだよ。by とくめい、とくめい。-
4
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5.0
大きなお屋敷に住む御曹司の優と使用人のみやの図書館での出会い。普通はそこで本好きという同じ趣味を持つことで距離が縮まり、一気によい雰囲気にとなりがち。でも、この作品では優の対応は、使用人のみやに対してびっくりするほど容赦ない。優の使用人に対しての冷たい態度にも、みやがこの仕事を失うと行き場がないと必死なのにも事情がありそう。一目惚れのような急展開ではなく、少しずつお互いを理解していくペースに好感をもてます。
by こにこに!-
0
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作家:高宮ニカ の作品
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作家:川上桃園 の作品
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レーベル:恋結 の作品
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出版社:双葉社 の作品
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