5.0
人を馬鹿にしているのかと思うほど不味い、という表現が面白い!彼女を信頼しているから、そこまでヤバいものも、口にできるんだね。
- 3
633位 ?
人を馬鹿にしているのかと思うほど不味い、という表現が面白い!彼女を信頼しているから、そこまでヤバいものも、口にできるんだね。
ハートで封をしているラブレターが、急に恐ろしくリアリティがない…。
出た!びしょぬれになって女性の体が透けるパターン!ディアリンは大丈夫でも、ケレスは大丈夫じゃないみたい。
至近距離まで来たワイバーンの迫力が凄い!もちろん、未熟な魔法使いのマクシーが無理してかえって周囲に心配をかけた失敗場面という見方もできるけど、まだ未熟ながら、マクシーが一生懸命頑張って、さらに、旦那様の家族として彼の無事な姿を確認して帰りたいと思った場面、という風にも捉えられると思う。安全な場所に囲われるだけでは自信を獲得する事はできないよね。人の成長には、時にチャレンジも伴うから、見守るほうもハラハラするけれど。リフタンには、まず頑張って領民を助けたマクシーを労ってもらいたい。その上で無茶しないように優しく叱って頂きたい。…無理か。
まさか手の口が四次元ポケット仕様だったとは!
家族を支えていたザムザが虫になったら、家族はそれぞれ自立し、最終的にネグレクトしたザムザが死ぬと、家族は晴れ晴れしているという残酷さ。私の記憶では、小説ではリンゴか何かを投げつけて、もっと積極的に痛めつけていたと思う。酷い家族だ、という感情よりは、現実を突きつけられた気持ちになったり、自分自身も、気づきもせずにこの家族と類似の事をしているのかもしれない、という気持ちになる作品です。
あれだけの事をしておいて、「女は大変な我が儘者でした」とサラッと次に展開するのがスゴい。
ディアリンにしがみついているケレスの幸せそうな顔!目の下のクマも無くなって来たね。
高校の教科書にも使われていた有名作品ですが。なんというか、女性を馬鹿にしている事に鴎外自身が気付いてもいない感じに、シラケた思い出があります。かなりのクズっぷりです。
明晰な李徴には、自分自身の業の深さも、愚かさも、クリアに見えてしまうから苦しいんだよね。山月記は、思い出深い作品です。
蟲愛づる姫君の結婚 ~後宮はぐれ姫の蠱毒と謎解き婚姻譚~
010話
第七話