月夜の桜さんの投稿一覧

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41 - 50件目/全109件
  1. 評価:4.000 4.0

    31話までの感想

    設定やストーリーは王道。
    主人公とイケメン御曹司との契約婚からお互いに好きになり、でも元彼と略奪女が邪魔してくる。
    御曹司はクールで仕事デキるモテ男、元彼と略奪女は自己中な性悪、という王道キャラで善悪もハッキリ描かれて、その他の登場人物は少なく、ストーリー展開も自然で読みやすい。
    主人公のキャラは気弱で優しく家庭的な、守ってあげたい系として描かれ、ハイスペ御曹司が惹かれていく様子も自然。
    ふたりで悪人たちの邪魔や契約婚という縛りを乗り越えて愛情を深めていく、甘い恋愛ストーリーのお手本みたいな秀逸さ。
    主人公だけでなく、メインキャラそれぞれの気持ちや考えも書かれているのでわかりやすい。ただ、全員が短絡的すぎるかな。
    先が予測できるので「どーなるの?」というハラハラドキドキ感は薄い。
    安心して読めるベタな甘い恋愛モノが好きな人にはいいと思う。

    • 0
  2. 評価:3.000 3.0

    10話までの感想

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    主人公の淡々としたキャラも悪くはないし、ストーリーも読みやすい。けど、なんかいろいろ微妙。
    主人公の鑑定能力は、人の能力や素質を見抜く力であって、育成力はまた別物。なのに訓練生の育成テスト?
    上司である少佐が、主人公に育成される側の訓練生に、主人公のサポートを頼む?国や組織や冒険者のことなど、監視も兼ねたアドバイス役を1人つける方が自然では?
    主人公の鑑定能力が特殊であることも、少佐が本人に直接言えばいいのでは?
    少佐がそういう育成力とかマネジメント力とかを見抜く力に優れ、試しているとも考えられるが、そういう意図を示す描写はない。
    魔物討伐の許可の際、少佐が「冒険者を荷物持ちとして雇えばいい」と言うが、荷物持ちとして?「危険だから」とか「支援魔法の実践訓練として」とかの方がしっくりくる。
    戦えない主人公と支援魔法を学び始めたばかりの訓練生で、初の魔物討伐の危険性を主人公が考えてないし、やはり危険性や準備を説くアドバイス役がいた方が、その後冒険者を雇う(部下にする)くだりまで物語がスムーズにつながる。
    弓術の素質があるからって部下にする?それはパーティー組む感覚であって、部下っていう感じじゃない。部下にするなら何をするための部下が必要なのか、主人公が考えてないので、よくわからない。
    いろいろな点が、あきらかにおかしいわけではなくて、アリといえばアリみたいな微妙な違和感なのでモヤモヤする。

    • 3
  3. 評価:2.000 2.0

    7話までの感想

    まだ初めの方だけど、普通すぎて新鮮味や面白味に欠ける。
    ヤクザと少女、魔法、仇討ちという設定は悪くない。つじつまもあっていてスムーズに読める。
    けど、主人公の画が子ども向けアニメ的で、そういう魔法少女アニメテイストも多少混ぜられているのが、作品の世界観にミスマッチ。
    主人公がふつうの中学生女子すぎるのに、ヤクザが組の内情を普通に話して、理解できるアタマがあるとか、雰囲気や内容がシリアスよりなので、子ども向けアニメ的な魔法少女テイストが浮いている。
    魔法少女テイストを活かすなら、主人公をド天然ドジっ娘で魔法少女に変身すると性格変わるとか、コミカルな個性的なキャラにした方がいい。ヤクザのシリアス感との対比にもなる。
    あるいは、主人公の画を普通にして、子ども向けアニメテイストをなくし、子どもらしく振る舞いつつもアタマのキレる精神的にオトナでちょっと闇があるみたいなキャラにして、作品全体をシリアスよりに。
    どちらかにまとめた方がよい。
    主人公を個性的なキャラにするだけでもかなり違うと思う。

    • 0
  4. 評価:3.000 3.0

    6話までの感想

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    まだ6話しか読んでないけど、読みやすいしおもしろいけど、ツッコミどころ満載。
    聖女が家系による職業であり、力は石の力、聖女でも性悪とか権力と欲まみれとか、聖女なのに不吉とされ嫌われるとかは、新しいと思う。
    が、聖女システムがめちゃくちゃ。
    墓守聖女がいなくなれば石の浄化ができない、聖女システムが保てないのに、1番重要な役割の聖女なのに不吉とされ最下扱いなのはなぜ?
    そもそも、『墓守』ではないのに、墓守聖女?
    聖女の中で墓守だけ階級が低いって、騎士に公爵とか与えられるように、国が階級を与えないの?
    国にとって貴重な重要人物に、何年もお金貯めないと逃げれないほど薄給?王宮内に住まわせて管理(監視)とかの逃亡防止策ゼロ?
    浄化の儀式が途中なのに部屋に閉じ込めたまま?
    浄化すると倒れるのは「いつも」って、聖女が亡くなることなんて頻繁にないだろうし、年齢もまだ若いだろうし、いつもってほど回数やってないのでは?
    墓守聖女は石を取り出して浄化して次に渡すのに、次の人の体内に入れるのは別?誰?
    4人の聖女のうち1人は王妃に選ばれ、残り2人は貴族令息を婿にって、なぜ4人いるのに3人?
    このルールだと、現在の王妃も聖女だったのが亡くなって、王子の姉に受け継がれたとして、聖女が王と同等の権力を持つほどの何世代も続いたルールであり、1人は王妃になるを繰り返してきたなら、家系で受け継がれるのだから、聖女全員王族のはずでは?
    アーネストは聖女の兄なんだから、墓守聖女と結婚しなくてもすでに一族はトップレベルの権力を持ってるのでは?
    過去も含め、アーネストのように考える貴族も多くいるはずでは?墓守だけなぜ貴族じゃない?
    もう少し整合性の取れた細かい設定をしてほしい。
    少なくとも、キャラでもないのに、一国の王子にいきなりタメ口はない。

    • 12
  5. 評価:4.000 4.0

    77話までの感想

    競馬をするので、オグリキャップはリアルには見てないけれど、超有名なので知っている。
    実際のレースや馬、できごとを知っている人間から見ると、ちょっとキャラのイメージが違うところや、脚色しすぎに思うところもある。
    でも、物語としてドラマチックに描かれるのは、まぁあたりまえだし、下調べがしっかりされているのはわかる。
    騎手がいない点や学園モノの設定などもうまくバランスとれている感じ。
    事実とファンタジーを上手に組み合わせて、物語としてまとまっているのは秀逸。
    単純に、物語としても読みやすく、魅力的なキャラと設定、ドラマチックな展開とワクワク感がありおもしろいと思う。
    競馬に基づくという大前提があるので、女の子が何千メートルも走るありえなさや、ベタな悪役的ライバル設定も受け入れられる。
    実際の競馬に基づいてはいるが別物という感覚で楽しめる。

    • 0
  6. 評価:2.000 2.0

    10話までの感想

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    設定もストーリーもありがちな上に荒い。
    もう少しオリジナリティがほしい。
    良く言えば、展開が早くて読みやすいが、ざっくり進んでいく感じで、あまり印象に残らない。
    主人公のキャラもなんとなくブレてる気がする。
    主人公のアイディアで食料難を回避する様子がご都合主義っぽいし、主人公が知るゲーム情報が偏ってる気もする。
    恋愛相手の男性キャラもありがち、かつどこか頼りなく、あまり魅力を感じない。

    • 0
  7. 評価:1.000 1.0

    5話までの感想

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    クエストにあったので無料分だけ読んでみたけど、モヤモヤ。
    他の方のレビューにあった「なぜ時間をとめられるようになったのか」はファンタジーだし、ブローチが関係してるみたいに描かれているので気にならない。
    塔に隔離されていることや王の冷たい態度、回帰後の変化は、後々理由がわかるのだろうと予測できる。
    けど、冒頭、塔に閉じ込められているというより、言いつけだけで鍵も監視もなく、出入り自由なことにまず違和感。
    その後の話の中でも、国王という身分の扱いが雑。
    国王なのに政略結婚ってどういうメリットが?主人公の家柄の身分は?釣り合うの?そもそもの関係は?
    そこが述べられてないので、実際は主人公が相手の態度だけで政略結婚と思い込んでるだけなのだろうけど、モヤモヤする。
    誰もが王妃の座を狙うパーティーなんて、嫉妬の的になるだろうし、ふたりきりになれるもの?主人公は気にしないの?
    主人公のネガティブな思い込みが強すぎる、自分ばかりで周りが見えてないキャラとその描写が頻繁すぎて、好きになれない。

    • 6
  8. 評価:1.000 1.0

    5話までの感想

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    たったの5話で判断するのもなんだけど、ご都合主義が目にあまる。
    親が娘を盲目的に信じるのはあると思う。
    けど、TVのニュースで『たちんぼ』なんて言葉は使わない。判斷材料がないのに警察がむやみやたらと検挙できない。
    娘がホストの領収書の隠し方が雑すぎるというか、領収書なんて渡さないし、あっても捨てると思う。
    娘の悪友が簡単に娘の親にバラす。
    外国に売り飛ばすって今どきないし、安易すぎ。10万で雇われた下っ端なんて使い捨てなので、そんな事情は教えられたりしない。
    ホラー系や復讐系なら荒くてもインパクトのある画や展開のおもしろさでカバーできるけど、社会問題や家族をテーマにした深い作品にしたいなら、ある程度のリアリティがないと入り込めない。

    • 12
  9. 評価:5.000 5.0

    上品でミステリアス

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    異世界から突然現れたチグサにより、主人公ラカンは自分が異世界の人間だと知る。
    植物をテーマにした不思議な世界の発想がおもしろく、画もキャラもストーリーも上品。
    植物を成長させる力を持つ『サノメ』のラカンと、植物の養分を奪う力をもつ『アヤメ』の皇子。それぞれの力にマッチした、主人公のイヤミのないイイ子さと、冷たく妖艶な皇子の対照。同じ顔でもまったく違う雰囲気や表情で描きわけられていてスゴイ。
    チグサがラカンの優しさにふれて少しづつ感情を取り戻すペースや、背景が明かされるタイミングなども絶妙。
    異世界から来たチグサにお風呂の入り方を細かく教えたり、ラカンの戸籍の話など、リアリティもちゃんと描かれ、言葉や漢字が通じることも伏線かとワクワクできる。また、それが、異世界人の名前の意味、日本の村社会のような悪しき慣習や神的存在の盲信も、暗に繋がって全体がまとまりしっくりくるし、漢字の活用、親しみのある日本っぽさが話を理解しやすくしている気もする。
    異世界のこと、主人公のことが、少しづつ明かされていくペース、いろいろなつじつまが合っていることから、さまざまな謎も主人公と同じ視点に立つことができ、違和感や引っかかりなく、物語に引き込まれる。
    緻密に計算され組み合わされた宮造りのような、品のある美しさとしっくり感、魅力的なミステリアス感が秀逸。

    • 1
  10. 評価:5.000 5.0

    17話までの感想

    コミカルでテンポよくおもしろい。
    主人公のにぎやかでたくましく、かつ、聡明で人たらしな性格。ゆえに嫌われるのが絶妙に的を得ている。
    魔王の控えめで多少ビビリ?でも優しいキャラも主人公とは対象的でいい。全く違うふたりでありながらも、根本的な人や魔物への優しさで相性バツグンな感じ。
    魔王の感情がダダ漏れだったり、お菓子につられる魔物たちもかわいい。
    ゲームの世界って乙女ゲーム+RPG?!、恋愛+事業だけど小難しくないストーリー、悪役であるはずの主人公の方が元から善、優しくかわいい魔物たちなど、意外性やごちゃ混ぜ感が楽しい。

    • 0

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