2.0
15話までの感想
設定もストーリーもわかりやすく、登場人物も少なく、展開が早いので読みやすい。
その分、ご都合主義的なところもあり、深みはない。
主人公の人間関係が希薄で、城を追い出されてひとり修行、その後出会う師匠とのやりとりは詳しい描写はなくざっくり流れ、他に仲間もなし。回帰後は城の中で周りはほぼ敵。
唯一の味方は妹だが、妹のピンチを助けるシーンが多く、支え合う信頼しあうというよりは義務感や正義感に思える。そもそも、主人公がいなくなったことで、主人公の分までイジメられているであろう妹を何年も放っておける時点で、違和感に加えて身勝手な偽善的な優しさに映る。
また、物語が神器メインなこともあり、バトル描写が主軸となり、主人公が武力の他に権力までも欲する流れは必要なのだろうけど、「妹を守るため」という言葉が、本人も無意識的な、野心のための上辺の大義名分のようにも感じ、全体的にどこか孤独な主人公の独りよがりにもみえてくる。
神器やレベルに関しては細かく設定され、数種の神器の使い分けはうまく描かれているが、闇に引きずりこもうとする力をもつ神器以外はたいした個性がないのは残念。
主人公のキャラが個性が薄く、自分しか信じていないマジメな野心家のようで、おもしろみに欠ける。
人間的な物語を楽しむというより、バトルや武力的レベルアップと、権力を得る過程を楽しむ作品。
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公爵家のSランク神器使いの回帰