月夜の桜さんの投稿一覧

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評価4 23% 29
評価3 27% 33
評価2 14% 17
評価1 10% 13
51 - 60件目/全112件
  1. 評価:1.000 1.0

    5話までの感想

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    たったの5話で判断するのもなんだけど、ご都合主義が目にあまる。
    親が娘を盲目的に信じるのはあると思う。
    けど、TVのニュースで『たちんぼ』なんて言葉は使わない。判斷材料がないのに警察がむやみやたらと検挙できない。
    娘がホストの領収書の隠し方が雑すぎるというか、領収書なんて渡さないし、あっても捨てると思う。
    娘の悪友が簡単に娘の親にバラす。
    外国に売り飛ばすって今どきないし、安易すぎ。10万で雇われた下っ端なんて使い捨てなので、そんな事情は教えられたりしない。
    ホラー系や復讐系なら荒くてもインパクトのある画や展開のおもしろさでカバーできるけど、社会問題や家族をテーマにした深い作品にしたいなら、ある程度のリアリティがないと入り込めない。

    • 12
  2. 評価:5.000 5.0

    上品でミステリアス

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    異世界から突然現れたチグサにより、主人公ラカンは自分が異世界の人間だと知る。
    植物をテーマにした不思議な世界の発想がおもしろく、画もキャラもストーリーも上品。
    植物を成長させる力を持つ『サノメ』のラカンと、植物の養分を奪う力をもつ『アヤメ』の皇子。それぞれの力にマッチした、主人公のイヤミのないイイ子さと、冷たく妖艶な皇子の対照。同じ顔でもまったく違う雰囲気や表情で描きわけられていてスゴイ。
    チグサがラカンの優しさにふれて少しづつ感情を取り戻すペースや、背景が明かされるタイミングなども絶妙。
    異世界から来たチグサにお風呂の入り方を細かく教えたり、ラカンの戸籍の話など、リアリティもちゃんと描かれ、言葉や漢字が通じることも伏線かとワクワクできる。また、それが、異世界人の名前の意味、日本の村社会のような悪しき慣習や神的存在の盲信も、暗に繋がって全体がまとまりしっくりくるし、漢字の活用、親しみのある日本っぽさが話を理解しやすくしている気もする。
    異世界のこと、主人公のことが、少しづつ明かされていくペース、いろいろなつじつまが合っていることから、さまざまな謎も主人公と同じ視点に立つことができ、違和感や引っかかりなく、物語に引き込まれる。
    緻密に計算され組み合わされた宮造りのような、品のある美しさとしっくり感、魅力的なミステリアス感が秀逸。

    • 1
  3. 評価:5.000 5.0

    17話までの感想

    コミカルでテンポよくおもしろい。
    主人公のにぎやかでたくましく、かつ、聡明で人たらしな性格。ゆえに嫌われるのが絶妙に的を得ている。
    魔王の控えめで多少ビビリ?でも優しいキャラも主人公とは対象的でいい。全く違うふたりでありながらも、根本的な人や魔物への優しさで相性バツグンな感じ。
    魔王の感情がダダ漏れだったり、お菓子につられる魔物たちもかわいい。
    ゲームの世界って乙女ゲーム+RPG?!、恋愛+事業だけど小難しくないストーリー、悪役であるはずの主人公の方が元から善、優しくかわいい魔物たちなど、意外性やごちゃ混ぜ感が楽しい。

    • 0
  4. 評価:1.000 1.0

    13話までの感想

    転生して聖女となった主人公、元の世界からの因縁のモラハラ夫とどこにでもいる性悪女という悪役に対し、助けてくれる優しいイケメンという王道キャスティング。パーティー組んで魔王を倒す旅というのもわかりやすくていいと思う。
    が、主人公のいじめられっ子気質がどうにも不快。
    さらに、悪役の完全な悪さに対して、助っ人イケメンが中途半端。
    転生したからといって主人公の性格が変わるわけじゃないのはわかるけど、元の世界と同じようにいじめられるままじゃつまらないし、転生モノの意味がなくないか?
    今後、キッカケになるエピソードとかあって逆転していくのだろうけど、主人公が気弱なんだから支えになるイケメンはもっとバシッとかっこよくあってほしいし、主人公も早々になにかしら前向きな変化、精神的な強さがあってほしい。

    • 0
  5. 評価:4.000 4.0

    53話までの感想

    人間と妖の恋。
    あらゆる妖に狙われる主人公と守る彼という設定が物語の軸となっていて、そこから広がる苦難、純愛が読者の心をうつ作品。
    キョウの深い愛情がミサオを包みこんで、立ちはだかる問題を乗り越え、絆を深めていく。
    それぞれの心情が丁寧に描かれて伝わってきて、感情移入しやすい。
    シリアスとコミカルのバランスも程よく、一難さってまた一難というストーリー展開も話に惹き込まれる。

    • 0
  6. 評価:3.000 3.0

    10話までの感想

    妖怪がいろいろ出てくるけど、怖さはない。
    良い妖怪やかわいい妖怪も。
    主人公が穏やかで優しく、ドジなところもあり、そのキャラにマッチする作品全体の世界観も優しい。
    せつない話もあるけど、基本的にはコミカルで楽しい感じ。

    • 0
  7. 評価:3.000 3.0

    14話までの感想

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    この作者さんはゲームをあまり知らないのかな?と思うくらいツッコミどころ満載。
    ゲーム関連以外にも、いろいろ。
    なぜ仲間が裏切ったのかよくわからない。仲が悪かったわけでもなく、蘇生以外の能力も認めてるし。
    主人公も裏切られた後、仲間への恨みとか全く言ってなくて、復讐したいのかなんなのか?よくわからない。
    ダンジョンで仲間を作ろうって、また裏切られるかもしれないとか考えないのか?
    蘇生する対象を定めずにスキル使うって。それが可能かとか、大量に魔物が蘇って襲われるかもとか、仲間になれるかとか、何も考えないし。
    魔王とのやりとりも「お前が生き返らせたのか?」「そうだ」って、魔王が簡単に信じるんかい?!
    まぁでも、中途半端でなく一貫してツッコミどころだらけで、ファンタジーだし、単純でわかりやすくて展開も早いから、嫌な気持ちにはならずにサクサク読める。
    主人公のキャラ的にも、感情が乏しい淡々とした性格っぽくみえるので、深く考えないキャラと思えば許せる。
    都合のよい展開OKなら、あまり考えずにサーッと読むにはいいと思う。

    • 0
  8. 評価:3.000 3.0

    まだ途中だけど

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    復習モノだけとスカッとする話ではない。
    主人公は復讐を成し遂げても、心が晴れるわけではなく。そもそもいい子なんだよね。
    姉からの手紙が届き、ここからさらに主人公は苦しむことになる。
    大事な妹に最期に恨み言をぶつける姉も相当追い詰められていたのだろう。けど、話し合えないって最強に苦しめる。しかも、主人公にとってはいちばん大事な姉。なのに自分のせいで…と苦しみ続ける呪いのよう。
    その苦しみからどうなって幸せになっていくのかは気になる。

    • 0
  9. 評価:3.000 3.0

    19話までの感想

    予想していたものとはちょっと違っていて、ストーリーが深い。
    人をバリバリ喰うような荒っぽい行動の恐さではなく、静かに底からゾッとするような人間心理の恐さ。村という閉鎖空間と習慣からくる洗脳状態、盲信する人間に対して感じる恐怖。
    村の外から来た人間である主人公、後藤家、後藤家以外の村人。この三者の観念の違い。
    キャラもストーリー展開もしっかりしていて、不気味さや緊迫感などの表現がうまくて臨場感がある。
    まだ最初の方なので謎が多いが、いろいろ見えてくるとハマるかも?

    • 1
  10. 評価:4.000 4.0

    15話までの感想

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    猟奇さつ人犯の子どもたち。
    両親に犯罪を手伝わされた長女。
    長女に守られたおかげで手を染めずに済んだ次女。
    当時は幼すぎて両親の記憶もほとんどない長男。
    それぞれの立場や経験からのキャラや心情や行動が、なんともしっくりくる。
    そして、加害者家族として生きる過酷さは他人には決して共有できず、真の理解も得られないだろう。
    きょうだいだから共有や理解できる部分も多いというだけでなく、長女がまともで妹弟思いだから、なおさらきょうだいの絆が強まるのだと思う。
    加害者本人とその家族はあくまでも別であり、世間から過剰に責めを受ける必要などない。
    それでも人間の本質として、血筋や家族というくくりで恐れ、攻撃したり色もの扱いしたり、そういうものはなくならないんだろうけど、ひとくくりにせずに、別の人間、ある意味被害者でもあるという認識が常識になってほしい。

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