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漫画とはいえお手軽すぎ
不動産屋の手違いで上司のアパートに一時同居となる設定が先づありえない。慣れた手料理で上司の胃袋を掴むことはありそうだけど、上司を好きになるのが早っ!男性の描き方はいいが、女性の方が幼く見えすぎる。主人公などは場面により潰した逆三角形おにぎりに見えていただけない。
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6118位 ?
不動産屋の手違いで上司のアパートに一時同居となる設定が先づありえない。慣れた手料理で上司の胃袋を掴むことはありそうだけど、上司を好きになるのが早っ!男性の描き方はいいが、女性の方が幼く見えすぎる。主人公などは場面により潰した逆三角形おにぎりに見えていただけない。
生まれながらに顔にあざを持つ主人公に顔に傷を持つ知人を重ねて読み進めた。外見でわかる「違い」は素直な子どもたちに指摘されたり質問されたりするし、容姿を気にする成長期は辛い思いを沢山すると思う。話の中にあるように、同様の悩みを分かち合えたり話せる友達がいることがどれだけ救いになることか。高校に入って受け持ちの新人教師がわずらう相貌失認という障がいは初めて聞いた。外見ではわからないが人間関係で相当苦労するだろうなと想像する。主人公だからこそそんな担任を何かと気遣い手を差し伸べていくー必然的なつながりかな。物語は主人公の成長に合わせるようにゆっくりと進み、最後は心理カウンセラーとして母校に戻った主人公と元担任が再会し将来を誓う。扱うテーマが努力だけでは解決できない問題だけに読んでいて重苦しく感じたが現実にある問題を改めて知る機会を与えてもらった。
障害そして障害者の生活の一端を学びながら最後まで止められず読んだ。これからも折に触れて再読したい作品。作者の後記を読んで、障害について深く調べて当事者や関係者にインタビューをして相当準備をしたことに納得。物語の構成と流れがしっかりしていて安定している。地方の高校を卒業後上京して偶然仕事関係で再会した二人、樹とつぐみ。障害が壁になり一度は別れる苦渋の決断をするがお互いに思いを断ち切れずに結婚へと進む。二人を取り巻く仕事仲間、友人、障害者仲間、家族、それら全ての人々から成る社会、その中で二人が家庭を築きそして特別養子縁組を用いて新しい家族を持つ。つぐみに失恋した是枝君が義足の女性と新たな恋を見つける兆しも描いていて気配りが素晴らしい。作画は落ち着いていて見やすい。若い女性が似ていて顔だけだと区別がつきにくかったり、時に幼く見えすぎたりするのが残念。
親や世間からのプレッシャーをかわすために契約結婚をするのは漫画の世界で常道ですね。主人公二人は恋愛に奥手で、同居生活を始めてからお互いを理解しつつ好意を持ち始める。これはまさに、昭和の時代まで普通にあった見合い結婚の様式でしょう。本作で面白いのは主人公二人の性格がおっとりしていてどこかワンテンポずれていて話がほんわかムードで進んで行く。作画もそれに合っている。無料分で十分楽しめた感じです。
前編から本作までほぼ一気読み。まるで大河小説を読んだ気分。登場人物が巧みに描き分けられ、子どもの無邪気な表情は秀逸。登場人物が個々に抱える悩みや後悔が丹念に描写され、それぞれの物語が主人公エイジの元に集約されていく。人は一人では生きていけない、受けた恩は他の誰かに返せばいいそうやって世の中は回っていく、幸せって自分を好きになることなんだ、そんな珠玉の言葉が至る所に散らばめられている。読む前は、題名のアイスエイジ(文字通り訳すと氷河期?)は高校の教師生活の比喩と推測したが、エイジは主人公の名前とわかった。では、アイスはエイジの心が氷解する前の冷たい心理状態のことなのだろうか?
絵がきれいで雰囲気がある。時に男女の区別がつかない時があるが。主人公は専門職につき将来に備えてマンションを購入するまで経済的には安定している。アラフォーを目前に恋愛・結婚を意識し悩む。題名からして、交際相手に遠慮からか自分の気持ちを素直に伝えないし、イライラするほど臆病に見える。どうしてそこまで受け身なのか解せない。無料90話まで読んだが、現恋人の元カノが乱入してきたり伏線が出てきて引き伸ばし感半端じゃなくなってきたので読み続ける興味がなくなった。
作家買いで読み始めた。本作は養護施設で育ちそこからどう独り立ちしていくか、の重い問い。子どもは親を選べない。施設に来るまでに多くの子は悲惨な生い立ちを持つ。現在は18歳で退所の規定が個々の事情を見て緩和されたようだが、まだまだ道は険しいだろう。本作で描かれているように新型コロナのせいで仕事を失い路頭に迷う事態にもなる。現実の社会に根ざした物語の展開にドキリとさせられる。二人の主人公達が周囲の手助けを得て、人生は悪くないと思えるような終わりを願う。題名は女の子の名前もかけていると思われるが、「零れる」は何を意味するのか最後に分かるだろうか。
高評価の青春マンガと知り作品の半分程の無料分を読んでいた。今回完話まで無料配信になったので開いてみたがすぐ離脱。作画はスッキリきれいだ。ガラス玉のような大きな目が特徴だがちょっと誇張しすぎ。内容的に異性同士がくっついた離れたりを繰り返すだけの長編。視野が狭すぎていくらマンガでも現実とは別世界のよう。十代は心身共に発達途上だし自分のことで精一杯で人を好きになっても「恋に恋する」年齢だとよく言われる。本作には家庭や親との関係、学校生活や仲間との交流など周囲との関わりがほぼ無い。青春の極一面だけに特化した話と言われればそれまでだが、消化不良を起こす内容だった。
十代の恋愛は漫画でも定番中の定番。本作の違いは恋する男女がそれぞれ一目も二目も置かれる眉目秀麗なこと。確かに絵は素敵だし格好いい。でも、それだけだし物語に新味はない。
医療マンガのなかでも小児医療に特化したコメディタッチの作品。無料分を読んで興味を持った。シングルファーザーが二人の乳幼児の育児に奮闘と聞くだけで無理!と思うが、そこに強力な助けっとが現れる。病児医療に携わる医師がピエロの格好をして楽しませているのを聞いたことがあるが、本作の小児科医がなぜ奇抜な化粧をするのか徐々に明かされるのだろうか。子どもが罹りやすい病気や陥りやすい危険のことを愉しみながら学べそうで期待大。
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ナイショの同棲→上司との恋愛フラグは抗えません