5.0
今の日本の働き方は、生産性追求や上意下達の組織が多いなかで、もやもやしつつも自分にも人にもそれを求めがち。そんな日常に疑問を感じさせる作品です。
緑川くんに寄り添う上司や同僚、友人たち。これが現実なら、絶対無理に取り上げられたり、自分たちにはどうにもできないと医療機関へ相談となったり、こちらの作品のように許容されたりしないように思う。私が、「そういう対応⁉️」と読みながら感じる中で、普段常識や周囲の目にいかに敏感になっているか考えさせられました。
最後もどう読み取ってよいのかわからない結末でしたが、日常はやはり終わりがなく、そのときそのときで模索しながら進んでいくリアルを感じさせる気もします。
この作品を再読したときには、また違った視点で感じるかもしれない。
何年か経って再読したとき「そうだよね、その対応ナイス」と普通に思える社会や自分になっていることを願います。
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ゴリラと一緒