悪役令嬢きたー!!と思ったら、アポロニア王女殿下だったー!!!
めちゃ縦スクドリル髪が悪役令嬢っぽいのに、その実、結構豪胆かつ素直!
たぶん彼女なりに会話で探りながらも、狼の例えを散りばめる事で暗に王女だと名乗ってるつもりだったのかな?
ちなみに、時代設定もあるけど、こういう世界観の場合、ある程度の貴族は一度夜会で着たドレスは2度は着ないのがマナー的なのがあると思うから、貸すわ!というのがある種凄い事であり得ない事よねーとエリーゼと共に震えるわwww
ってか、ヴォルフ、急いで帰ってきてすぐ背中にエリーゼ庇ってるw愛されてるー♡
で、最後のアポロニア殿下の「目的が分からなければ怖い」という言葉が、彼女の立ち位置の把握力と理解力の高さを表してて、大胆な中の繊細さが、君主向きに思えるわ。
つまり兄が、ヴォルフを処分しようと動いてる事は知ってるけど、今までそれに逆らう動きは、17話で「望んでない」と伯爵にも言ってたヴォルフが急に、だからね。
逆に兄の罠を疑わないといけない、それはトラウシルト家の女を嫁にした途端だからというのもある。
もちろん、離縁させて奪う?という向きの動きをしてたから、他意も懸念せねばならぬ。
公的な場で会って確かめ切れる訳がないというある種謙虚な判断力、直に会う事で試される直感力も、アポロニア殿下には備わってるという事ね。
それをヴォルフに言う事で、嬉しいけど手放しで信用もしない、信用させてみなさいと布告もしてる。
たった一言で、かなり牽制してるアポロニア殿下の切れ味もなかなかです!!!!
作者様の会話の妙が楽しくて、ついつい考察めいてしまうw
(長文読んでくださってありがとうございました♪)
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狼将軍の生贄の花嫁
018話
第 18 話