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耳にしたことはあるけれど、読んだことはなかった葬送のフリーレン。冒険物なのに、その冒険が終わってからのストーリー展開で、まずはその切り口に驚かされました。仲間と過ごした10年の冒険、そこでフリーレンの気づけなかった愛情や気遣いや感情の機微、そんなものを回収していく切ない旅の話です。散りばめられた思い出は、フリーレンにとっては人生の100分の1にも満たないのに、それがフリーレンを変えたんだ、というアイゼンの言葉にグッときました。
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葬送のフリーレン