イイ女だなセリーンッッッ(デジャヴ)!!!!
今回はルウェリンがセリーンに諌められたお話。要するにルウェリンとアルマンはお互いの関係に関しては幼いんだよね。アルマンは感情をコントロール出来ずに拗ねてしまったし、ルウェリンは無意識の内にアルマンに甘えて彼が折れて来てくれるのを待っている。
アルマンが傷付いた事を前回はトリスタンに諭され、謁見を断られたアルマンが途方に暮れている事を今回はセリーンに諭され。関係を修復したいなら気位が高いルウェリンの方から折れなければならない。この状況でアルマンにもう一度折れろと云うのは難しい。そう促されたルウェリンが次回頑張れるかどうかだよね、なんなら烙印くんの出番でも良いと思います!心も体も裸で向き合っちゃえよ!!
気持ちは言葉にしないと伝わらない。結局二人の問題はここなんだろう。昔から一緒にいたからこそ伝え合う努力を怠って、相手に分かって欲しいと期待した結果すれ違ってしまう。内容の重さに違いはあれど一章ではアルマンが「5年前の真実を話さなくてもルウェリンに分かって欲しい」と願い、今回はルウェリンが「母親に利用されたバスティアンを自分に重ねて見捨てられない事を伝えなくてもアルマンに分かって欲しい」と期待している。
あの時にバスティアンに引き留められなければ、それは叶ったかもしれない。でも今回はタイミングが悪かった。事情を知らないアルマンは、ルウェリンに謝罪の謁見さえ拒否されたと誤解してしまった。この辺りのすれ違いを、二人の旧知であるセリーンは見抜いているんだろう。
そして目覚めたバスティアンはとうとう遠回しながらも自分の気持ちを伝える。読者はずっと分かっていたけれど、ルウェリンは戸惑いを隠せない様子。漸く兄妹として接する様になった所だし当然の反応だよね。可哀想だけど兄の立ち位置でなければ、ルウェリンとの距離は縮まらなかっただろうから。
アルマンに教えられた発言は虚言の可能性もある。団長もエルネルも王女を愛する者としてアルマンを意識しているけど、その対抗心はバスティアンが一番強いのかもしれない。彼女に近づけなかった幼い頃から、バスティアンは仲睦まじい2人を見てきただろうから。ルウェリンの相手として当然の様にアルマンが隣にいるのを見続けてきた筈だから。ヴィセルク公爵の所に行かないでくれの哀願が余りに切ないと感じた。
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捨てられた王女の秘密の寝室【タテヨミ】
135話
裸の心へ2