自由人だと思っていたルイフォンの姿が悲しい。王子と云う彼の背中には沢山の国民の命が掛かっている。彼があのババ……夫人の不興を買う事は、国民を飢えさせる可能性に繋がる。彼女が来ていると云う理由で、兄がルイフォンを呼びに来たと云う事は、兄王子二人は第三王子であるルイフォンを他国への貢ぎ物として扱っている……彼に男娼の真似事をする様に促していると云う事なんだろう。
あんまりに悲しく切ない姿に胸が苦しい。家族の呪縛から逃れて自由に生きるアナスタシアの姿は、彼女が語ってくれる幸せな未来は、どれだけ眩しく見えただろう。せめて親友には幸せにと願う姿が可哀想でならない。
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ずたぼろ令嬢は姉の元婚約者に溺愛される(コミック)
122話
第39話 3