全てを捨てて二人で逃げる。その選択が出きるか否かが、キュロスとルイフォンの違いなんだろうな。なんだかんだと家族や使用人たちに恵まれて自由に育ってきたキュロス。だから彼はマリーを迎える事も出来たし、いざとなったら逃げると言う選択も出来る。(正直、個人的にはそれは領主として無責任ではと思ってしまうけれど)
一方で、常に様々なものに縛られて生きてきたルイフォンにはそれが出来ない。国に尽くすのが王家に生まれた自分の義務だと考えているから。最初に彼が出てきた時には自由人で軽い王子様だと思ってしまった。けれど、違った。王太子が、そして彼ほど悪どくはなくても第2王子や王女か好き勝手したり嫌なことから逃げ回っている中で、1人だけ自身をも犠牲にしているルイフォンは、誰よりも責任感が強いんだろう
その沢山の柵から彼を解放する為に、やっと事態が動き出しそうで安心した。キュロスとマリーには頑張って欲しい。
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ずたぼろ令嬢は姉の元婚約者に溺愛される(コミック)
158話
第52話 2