御者さん可哀想(´;ω;`)
とか思っている間に新展開。もう少し、ただ幸せしかないカッセルとイネスの姿を見ていたかった。
前話で取り敢えずイネスの罪悪感には一段落着いたものの、また新しい不幸の影が覆い被さってくる。カッセルの弟ミゲルの婚約者の死を発端とする公爵家の不幸の連鎖。その連鎖の運命を変える為に、イネスはメンドーサに向かう事を……カッセルのそばにいる事を選んだんだろう。メンドーサで待ち受ける皇太子の悪意から、彼を守る為に。
愛ある行為に溺れるカッセルとイネスとは対照的に、愛のない行為で欲を発散するオスカルとそれを薄い笑みを浮かべながら受け入れるアリシア。オスカルの執着や残忍さとは異なる気持ち悪さを彼女からは感じる。もっと陰湿でねっとりと重いような。
オスカルがどれだけ寝所に女を連れ込んでも構わない。自分にはその女たちの人生さえ支配する権利があるのだから………と言う優越感で、彼女は病んでしまった心を保っているのだろう。そして、もう一つ。オスカルが連れ込む女たちは結局、代替品に過ぎないのだから。彼が執着しているイネス・エスカランテの。
オスカルが女を連れ込む事も、女が代用品である事も、イネスに執着している事も受け入れられる。けれどその執着が、イネスへの愛である事だけは許せない。アリシアの心はかなり危うい状態になっていると思う。今回パルディタの名前が出てきたけれど、それがアリシアがイネスに飲ませようとする伏線で無ければ良いのだけれど。
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この結婚はどうせうまくいかない
124話
第114話