すずふさんの投稿一覧

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  1. 捨てられた王女の秘密の寝室【タテヨミ】

    127話

    赤き騎士たちの誓い2

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    やっぱりアルマンカッコいいなぁ!策士!好き!(先週に続き2回目)

    2章になってやっと彼が尽力していた裏側が出て来はじめたね。王族のパメラを牽制する事もガトリンガー侯爵を引き入れ貴族を味方にする事も、高位貴族で生まれながらにして公爵家の継承者として育てられてきたアルマンにしか出来ない駆け引き。散々団長に比べて役に立ってないとか言われてきたアルマンの努力がやっと日の目を見た……(泣)一章時には散々な云われようだったけど、アルマンも団長もそしてエルネルも、自分に出来る事をしてルウェリンを守ろうとしていただけなんだよね。そうして支えられてきたから今の女王を目指す彼女がいる。

    そして、ついに!アルマンとトリスタンの共闘が来た!二人を両脇に従えるルウェリンが美しい!以前に一度アルマンから申し出た時には、貴方は王女様の敵だとトリスタンに拒絶された。けれど、王女と赤騎士団を迎えに来た姿を見てその認識も変わったのかな。あの時はアルマンへの誤解が先に立っていたけど、団長は聡い人だもんね。本当の敵が誰なのかを理解してくれて良かった。赤騎士団一同で忠誠を誓う姿もカッコいい!ルウェリンがパメラに対しここまで毅然としていられたのは、トリスタンと赤騎士団が自分の後ろにいてくれたからだと思う。トリスタンが約束通り生きていてくれた事がルウェリンの強さに繋がったんじゃないかな。彼らは決して自分のせいで犠牲にはならない、そう信じられる強い存在なんだと。

    アルマンも、言葉や態度はキツイけどルウェリンの為に赤騎士団さえ守ろうとしていたとか、イケメン過ぎるわ。団長にも団員にも公爵相手とは思えない失礼な態度取られていたのに偉いなw

    アルマンが隣を歩き、トリスタンが背中を守り、エルネルは更に後ろから支え、ルウェリンを新たな王へと歩ませる。チェスでビショップ(僧正)とナイト(騎士)だけで王を追い詰めるのは今後の暗喩だよね。………こうなると改めて現在の王であるバスティアンの今後の動行が気になる。ルウェリンを取り巻く4人の男の一人なのに、未だに覚悟が決まらないよね。優しい性格なのは確かだけど、弱くて争いを避けたいが故に流され続けている。いつかバスティアンも強さや覚悟を見せてくれるんだろうか。パメラを引きずり下ろすなら、その一番有力な駒になってくれるのは敵方のキングである彼なんだと思う。

    • 4
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    読者も思ってる、一体何が目的なの?って。さきさんも透一家も善人ばかり。どう考えても録な目的じゃないよね。前任者だった弁護士の目は節穴なの?それで本当に優秀だったのかな。仕事とプライベートは別って話が出ていたけど、それなら仕事の優秀さとプライベートの人間性も別だよね。もっと警戒心を持つべきなのでは……

    あと愛実がなんか寝ぼけた事言ってるけど、尽くすタイプは婚約者をATM扱いして浮気しません。キミはバカなだけじゃなく不誠実で性悪です。

    • 12
  3. 白狼の妻

    093話

    93話 加賀見の秘密

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    宗伯様、ちゃんと追い詰める為の策を練ってきた!頭脳派!素敵!!

    黒狼である加賀美。流石に手強い彼を追い詰める一手がまさかの紗枝さんの血だった。普通の血液なら平然としていただろう黒狼。これは彼女の血に何らかの秘密があるから、千世や叔父に近付いていたと云う事なのか。ただ、これまでにそんな伏線はあったかなと。

    なら、もう一つの可能性。もしかして紗枝さんの中には宗伯様との子供が、加賀美と同じ獣人と人間の両方の血を引く子供が宿っていたりする可能性はないかな?二つの種族を繋ぐその子の存在が黒幕である加賀美を追い詰める、そんな可能性はないかなぁ。

    • 6
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    核心に踏み込む質問来た!この質問を出してきたと云う事は、アステルにもこのまま皇后として残りたい気持ちがあるのか。それとも、全てを知った上で未練なく去りたいと考えているのか。

    どちらにせよ、ここが分岐点。これまでずっと、そして今回の幸せそうな家族の姿を見て改めて、アステルが皇后をやめる必要はあるのかと思っていた。正直、読者視点ではないよね。2人ともテオールを愛しているし、テオールも2人を慕っている。まだ蟠りがあって伝え合えないだけで、アステルとカイゼンは幼い頃から想い合っていた。テオールが皇太子として残り、カイゼンもアステルを愛しているのに、彼女だけ離れて領地に戻る必要はあるのかな?

    最大の懸案事項はレストン公爵。彼が何らかの行動をした際に、アステルは自分が皇后ならカイゼンとテオールの重荷になると考えているのかな。だとしても、テオールがアステルの傍を離れる事は、レストン公爵に逆に付け入る隙を見せてしまう気がする。

    取り敢えず次回でカイゼンがちゃんと素直な気持ちを伝えられますように。ちゃんとやり直したいなら、ここが正念場だよー!

    • 5
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    リゼナに関してはこれで幕退きかな。レイモンドの過去にリゼナに憧れる気持ちはあったし、実弟のリオンにもリゼナへの情はあった。何よりも、エドモンドはこんな母親であっても彼女を慕い、最後まで庇おうとした。愚かな欲に惑わされて人を傷付けず、道を誤らなければ彼女なりに幸せになれる可能性はあった。それを捨て去ったのはリゼナ自身。

    レイモンドが別れ際に投げつけた言葉は、彼女を絶望へと叩き落としたんじゃないだろうか。レイモンドがエドモンドに見せた恩情も。彼女にとっては、レイモンドは平気で他人を踏みにじる憎むべき冷酷な皇帝で、自分はその被害者だと考えていた方が楽だろうから。エリヤが過去に恋した優しい少年がレイモンド本来の姿で、エリヤを取り戻した事でレイモンドが情を持つ一人の人間に戻ってしまった事を認めるのは屈辱だろうから。エドモンドが情状された事を喜ぶ気持ちより、エドモンドが情をかけられた屈辱を嘆くリゼナ。やっぱり彼女は最後まで救いようのない女だった。

    取り敢えずはエドモンドの命は助かりそうで良かった。本当は第一皇子として残してあげたいけれど難しいんだろうな。実行はしていなくても、カーライル殺害計画を知っていて隠した事は事実だもんね。

    そして、そのカーライルを救うための解毒剤は無事に手に入った。けれど、エリヤは知らないんだよね。レイモンドもまた、カーライルを救うために同じ毒に侵されてしまった事を。恐らくあの小瓶の解毒剤は一人前だろう。最後にエリヤが乗り越える試練は、どうやってレイモンドを救うかになるのかな。いよいよ最終局面、なんとかみんな幸せになって欲しい。


    後、前から思っていたんですけど、カルテール卿イケメンじゃないです?ちょっとクールな感じがめちゃくちゃ好みなんですけど。

    • 5
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    まさかのお迎えアルマン!!イケメン過ぎません!?イケ散らかし過ぎてお掃除が大変なんですけど!?誰かダイ○ン持ってきて!公爵家の旗掲げて騎乗で登場とかお姫様抱っこする後ろ姿とかビジュアル大優勝じゃない!?しかもパメラの策の裏を行く策士!好き!

    ヴィセルク家の私兵を率いての王女と赤騎士団の護衛。そして相変わらずのルウェリンの体に傷一つ付けるのさえ絶対許さないマン。いやまぁルウェリンは君が白騎士団から守ってる森の中で烙印発動してトリスタンとイチャイチャしていたんですけどね。相変わらずの不憫な子。・゚・(ノ∀`)・゚・。

    ただもう隠し事の必要なくなったからか、聖国帰還後はアルマンがぐいぐい来ている印象。帰路の馬車の中でルウェリンをもたれさせるアルマンと、アルマンに身を委ねて眠るルウェリン。あんまりに自然な姿に、引き裂かれる前には度々あった事なのかなと思った。彼女を気遣って馬車の速度を落として貰ったり、アルマンの優しさをすごく感じる。こんな姿を見せるルウェリンも蟠りが消え始めてるのかな。本人は相当疲れてるみたいだなとか、またトンチキな事云ってるけど。いや疲れもあるだろうけど、キミの事信頼し始めてるんじゃないかな。

    この姿を見るとあれだけ真っ直ぐなトリスタンの気持ちに応えられないのは、やっぱりアルマンの存在があるからだと思えてしまう。これ本当に団長も辛いよね、多角関係物としてはアルマンの設定が強過ぎる。途中からアルマンは基本出ずっぱりと聞いてるんだけど、今後も期待して良いのかな。暫くは団長ターンと思っていたからかなり嬉しい。

    ともあれ、とうとう隣に立ったアルマンと生き延びていたトリスタンに支えられて、いよいよルウェリン反撃の幕が開けた。白騎士団の結末を知ったパメラの取り乱しっぷりと、腹を括ったルウェリンの態度は対照的。今後の展開が楽しみ過ぎる。

    お兄ちゃんは今回も強い側に着いてる感じ。君はもう少し頑張れ。個人的に最終的にはバスティアンがアルマンの一番のライバルになる予想をしてるんだけど、正直4人のヒーローの中で1人だけ霞んでいる。ルウェリンへの好意は感じられるのに行動で示せていないどころか、パメラの指示に逆らえずルウェリン不在の間に、赤騎士団を死地に送り込んでいる。それが彼女に害を加える行為と知りながら。この流され続ける弱さが、いつか身を滅ぼさなければ良いけれど。

    • 9
  7. 白狼の妻

    092話

    92話 黒狼と藤ヶ峰二郎の密会

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    すごいクライマックス感にドキドキしてしまう。加賀見が黒狼である事に加えて、どうも彼は藤ヶ峰の紗枝の叔父とは旧知の仲なのが分かった。もしかしたら、紗枝の両親の殺害の際にも何らかの形で関わっていたのかな。

    宗伯が加賀見を捕らえる所まで来たけど、そう簡単には行かないんだろうな。宗伯も紗枝も危険で無ければ良いんだけど…

    • 4
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    シオス家の良心リオン令息。エドモンドの善性は叔父さん譲りかな。ずっと孤独だったエドモンドを心から案じてくれる人が一人でもいる事に安心した。エドモンドが巻き込まれただけで首謀者はリゼナ、実行犯がリーラなのもはっきりしたし、エドモンドだけは救われて欲しい。………エドモンドが実行出来なかった事を、嘲る様に口にしたリゼナ。そこに僅かでも、エドモンドは関わっていないと伝えて息子を救おうとする気持ちがあったんだと思いたい。

    その一方で、やはり彼女の本命は前皇太子。それどころか、レイモンドの事は妾腹と蔑んでいた事が分かった。過去にレイモンドに近付いたのも、一夜を共にした様に見せかけたのも、前皇太子に言われてレイモンドを嵌めようとしたのかもしれない。憧れの高嶺の花はとんでもない毒花だった。それに惑わされてレイモンドは随分と遠回りをしたね。本当は幼い頃から、一番大切で守りたいのはエリヤだったのに。

    エリヤを巻き込もうとした結果、レイモンドが命を奪う事になった前皇太子。そこからリゼナの計画は狂い、計画を変えてエドモンドをレイモンドの子として皇太子にする計画も、エリヤがカーライルを連れ帰った事で破綻した。その憎しみの全てをエリヤ達にぶつけて来たリゼナもとうとう自滅。跡は彼女が最後に撒き散らした悪意……レイモンドを蝕む毒をどう解決するか。既に枯れてなくなった毒消しをエリヤが蘇らせると予想しているんだけど、どうなるかな。レイモンドを失う時になって、やっとエリヤとも和解出来ると期待してる。

    • 3
  9. 捨てられた王女の秘密の寝室【タテヨミ】

    125話

    騎士を救うのは王女の義務

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    トリスタンーー(泣)

    トリスタンの優しさと忠誠。それが伝わって尚、応えられない自分に流したルウェリンの涙が切ない回。待たされた後のたっぷり大盛りトリスタンのターンでした。彼の愛への答はどうあれ現状で彼女が一番安心感を覚えるのが団長なんだろう。辛い現実である烙印の問題や5年前の真相を一人たけ知らないトリスタン。本編の真相から外されてる反面、それも逆にルウェリンには救いになってるのかもしれない。だからこそ彼の好意に甘えたい気持ちと、彼の好意を利用してはいけない気持ちでせめぎ合う。トリスタンは王女のそんな気持ちを察して身を引いている。互いを思いやる2人の気持ちが切ない。

    アルマンの愛し方は自分が支え苦しみを背負う代わりにルウェリンに前を向かせる強い愛。
    エルネルの愛し方はそれがどんな選択で神に背く物だとしてもルウェリンの全てを受け入れる深い愛。
    なら、トリスタンの愛し方は今目の前にいるルウェリンに寄り添い心も体も守ろうとする優しい愛なんだなと感じた。

    それはルウェリンが辛かった5年間をずっと近くで見続けていたからこその愛し方で、その資格が与えられず歯痒い思いをしていた頃からの一途な気持ちなんだろう。そばにいて欲しい。辛い時に抱き締めて欲しい。自分の味方になって欲しい。そんな王女の願いをトリスタンは誠実に叶え続けてきたから。それは彼が、どんなに遠ざけられても近くで仕える事を選んできたから出来た事だと思う。

    こう見ると団長が一番人気なのも納得だけど、一方でこの作品の難しいのは、その願いの全てがルウェリンが本当はアルマンに願っていた事だった点。18話の王女襲撃のシーンが象徴的で、怯えるルウェリンは誰かがそばにいて守ってくれたらとアルマンの姿を思い出してしまう。けれど実際に彼女を抱き締めてくれたのはトリスタンだった。いっそアルマンが嫌な男なら団長がヒーローで分かりやすかったけれど、彼は彼でルウェリンの為に影で尽力しているから難しいんだよね。そばにいて支える愛と離れていても尽くす愛。そのどちらも真剣で、読者も両方に報われて欲しいと願ってしまうから。エルネルの気持ちも本物だし、複数ヒーロー物は本当に結末が難しい。ただ、トリスタンに関しては、今回のイベントで彼自身が自分に一線を引いてしまった気がした。王女からの愛を求めずただ彼女を愛そうと云う、一歩引いた決意が感じられて切ない。

    • 10
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    5秒で分かる反省してない女。例の弁護士はまさかの透の実家の顧問弁護士。あからさまに何か画策してるよね。会社乗っ取りとか会社をかき乱してライバル会社を有利にするとか。

    愛美に対する透両親の心証も最悪だと分かっているのに姿を見せたと云う事は、契約の関係で簡単に顧問を外せない状況を作り出した上での行動かな。元婚約者達と違って計算高そうなのが厄介。本当に早くスカッとさせて欲しい。

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