やっぱりアルマンカッコいいなぁ!策士!好き!(先週に続き2回目)
2章になってやっと彼が尽力していた裏側が出て来はじめたね。王族のパメラを牽制する事もガトリンガー侯爵を引き入れ貴族を味方にする事も、高位貴族で生まれながらにして公爵家の継承者として育てられてきたアルマンにしか出来ない駆け引き。散々団長に比べて役に立ってないとか言われてきたアルマンの努力がやっと日の目を見た……(泣)一章時には散々な云われようだったけど、アルマンも団長もそしてエルネルも、自分に出来る事をしてルウェリンを守ろうとしていただけなんだよね。そうして支えられてきたから今の女王を目指す彼女がいる。
そして、ついに!アルマンとトリスタンの共闘が来た!二人を両脇に従えるルウェリンが美しい!以前に一度アルマンから申し出た時には、貴方は王女様の敵だとトリスタンに拒絶された。けれど、王女と赤騎士団を迎えに来た姿を見てその認識も変わったのかな。あの時はアルマンへの誤解が先に立っていたけど、団長は聡い人だもんね。本当の敵が誰なのかを理解してくれて良かった。赤騎士団一同で忠誠を誓う姿もカッコいい!ルウェリンがパメラに対しここまで毅然としていられたのは、トリスタンと赤騎士団が自分の後ろにいてくれたからだと思う。トリスタンが約束通り生きていてくれた事がルウェリンの強さに繋がったんじゃないかな。彼らは決して自分のせいで犠牲にはならない、そう信じられる強い存在なんだと。
アルマンも、言葉や態度はキツイけどルウェリンの為に赤騎士団さえ守ろうとしていたとか、イケメン過ぎるわ。団長にも団員にも公爵相手とは思えない失礼な態度取られていたのに偉いなw
アルマンが隣を歩き、トリスタンが背中を守り、エルネルは更に後ろから支え、ルウェリンを新たな王へと歩ませる。チェスでビショップ(僧正)とナイト(騎士)だけで王を追い詰めるのは今後の暗喩だよね。………こうなると改めて現在の王であるバスティアンの今後の動行が気になる。ルウェリンを取り巻く4人の男の一人なのに、未だに覚悟が決まらないよね。優しい性格なのは確かだけど、弱くて争いを避けたいが故に流され続けている。いつかバスティアンも強さや覚悟を見せてくれるんだろうか。パメラを引きずり下ろすなら、その一番有力な駒になってくれるのは敵方のキングである彼なんだと思う。
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捨てられた王女の秘密の寝室【タテヨミ】
127話
赤き騎士たちの誓い2