4.0
好きです
いつも表紙絵から惹きつけられます。
内容があって無いようなこの感じが不安定な安心感というか、不思議な感覚。クセになります。
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69位 ?
いつも表紙絵から惹きつけられます。
内容があって無いようなこの感じが不安定な安心感というか、不思議な感覚。クセになります。
毎号パーツを集めていって完成させる、あの有名な雑誌で、家を建てるという。
玄関ドアが付録の号が書店に並ぶ絵面よ。
この世界観がどうにもクセになります。好きです。
いつか夢で見たことのある景色なのかな、と思わされるような、変な既視感。
この不思議な感覚にハマって、つい読んでしまう。
この作者さんの作品がどうにも気になって。
まず表紙絵がすごく好きです。
混沌とした内容も妙に読み心地が良くて、私は好きです。
不思議な雰囲気が気になって読んでみました。
何がどうというストーリーではなく、ただこの世界が良いです。
エピソードが唐突にポンと示され、顛末が遡って語られる。その手法が各話のあちこちで使われているので、ストーリーが何度も行ったり来たりします。物語の全容を把握するためには、じっくり時間をかけて読み進める必要がありそうです。
主人公の男女の愛憎が物語のテーマとなっています。お互いが相手の家に自分の一族を皆殺しにされた経緯があることから、その憎しみや復讐心を決して忘れてはならず、一個人として相手に愛が芽生えたとて、その慕情が憎しみを上回ってはいけない宿命を双方が背負っていると感じました。
特に男性の方は、相手を強く恋い慕う感情を復讐という行為でくるんでしまうことで、本来は結ばれてはいけない相手と人生を共にする口実にしている様子。
この悲恋に救いはあるのか、二人の行く先に春はやって来るのか、今後の展開が気になります。
冒頭の謎めいた独白に興味を持ちました。もしかするとこれは主人公と彼が純粋に幸せへ向かっていくストーリーではないのでは、と。
ハッピーエンドなのかもしれないし、そう願いたいです。けれど、何かある感が否めず。
当時の貴族社会の体質を考えると、娘を駒のように扱う父親や浮気を正当化する婚約者に涙を飲んで従うしかなさそうなものですが、主人公は運命に抗おうとします。父親に意見を言うことも許されないような時代に、その勇気が美しかったです。
婚約者から頭が悪いと罵られ、知識を得ようと図書館で本を読む向上心がまた良い。父親にも婚約者にも、加えて周囲の友人関係にすら絶望させられながらも、心折れずに成長しようとする主人公の姿がひたむきで応援したくなります。
そうして図書館で、主人公は彼と出会うことになります。幸せな結婚の予感がする一方、冒頭の独白から連想する不穏さも消えず、この先のストーリーが気になっています。
のんびりゆるーい雰囲気です。マネージャー3人のスタンスがそれぞれで面白いです。
野球部の日々の日常をほのぼのと描いていますが、この先にガチの試合の場面などはあるでしょうか。それともそういう観点では描いていないのかな。
こののんびりした雰囲気のまま続いていくのもいいと思うし、マネージャーたちが成長していく展開があっても面白そう。
美麗ながらどこか冷たさのようなものを感じる独特な絵に惹かれました。人物の眼球やまつ毛の描き方が好きです。
結婚するなり、主人公ジュディに一年後の離婚を言い渡す夫レナード。そもそもが政略結婚で、夫婦双方に他に愛する人がいる状況だとはいえ、一方的に離婚を言い渡すレナードのジュディを馬鹿にした態度に、強い不快感をおぼえました。
結局は、そこが全てだったのかも知れない。ジュディと過ごす一年間でレナードがどんなに彼女を見直そうとも、様々な気づきを得て成長しようとも、人生には決して取り返しがつかないことがある。ジュディに離婚と復讐を固く固く決意させたのは、あの日のレナードです。
とはいえ、人が成長して悪いことはない。レナードには彼の良き人生がありますように。
なんと微笑ましい新婚夫婦。読んでいてこんなにも顔が綻んでしまう漫画、なかなかありません。あまりの初々しさに、こちらまで幸せにしていただいた気分です。
瀧昌となつ美が互いを大切に思い合う姿が尊い。結婚相手を親が決める時代だからこそ、こうして出会って真の愛を育むことができた夫婦をより貴重なものに感じます。
物語ではこの後に戦争が始まるということですが、どうぞ無事でと祈らずにはいられません。
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