チールーさんの投稿一覧

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11 - 20件目/全164件
  1. 評価:4.000 4.0

    温かい

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    素敵な世界ですね。透明人間や獣人、エルフなどの種族も、人間も、皆が一緒に暮らす世界。異種間の恋愛や結婚もあり、人間の男性同士のカップルもいて、皆がごく自然に違いを受け入れています。
    主人公カップルがとても微笑ましい。二人の間にはいつも優しく温かな時間が流れています。
    二人がいつか結婚することが最初からネタバレされた状態でのストーリー進行が安心感を生んでいて、心穏やかに読めます。ほっこりしたい方におすすめの作品です。

    • 0
  2. 評価:4.000 4.0

    なんと微笑ましい

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    旦那様アルトルにやられました。めっちゃカッコいいです。容姿が良いのはもちろんのこと、さりげない気遣いや無理強いしない優しさが素晴らしい。クールを装いながらも主人公にメロメロなのも、なんとも微笑ましいです。これはずっと見ていたい。

    主人公は過去のトラウマで男性恐怖症になっています。辛いのは主人公なのに、それに腹を立てて怒鳴り殴る父親のなんと愚かしいことか。
    これからは素敵な旦那様の愛に包まれて、傷ついた心をゆっくりと癒していけますように。

    • 2
  3. 評価:4.000 4.0

    サスペンス

    怖いストーリーです。監視の理由が予想外でした。
    復讐に囚われた人生は悲しいけれど、もはや復讐する以外の選択肢がないほどに酷い仕打ちを受け、多くを失ってしまった主人公は、この先の人生の全てを懸けてでも復讐を果たそうとするのでしょう。
    主人公の行く末に、救いの光がありますように。

    • 3
  4. 評価:4.000 4.0

    予想より面白かった

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    タイトルや表紙絵の雰囲気から『あまり好みではないかな』と思いながらも、ちょっと覗いてみる気持ちで読み始めてみました。
    予想外に面白かったです。エピソードの盛り込み方が上手なのか、飽きずにどんどん読めます。
    登場人物たちが個性豊かで良いです。それぞれのカップルの行方を見ていくのが楽しい。
    ストーリーとしては、主人公の女児だけが知っている『実はこれは小説の世界のお話で、原作のヒロインが亡くなってしまったことで物語の内容がどう変化していくかわからない状態』であるという設定が、読み始めた当初は難しく、諸々を把握するのにちょっと手こずりました。でも根気よく読んでいると、そのうちなんとなく解ってきます。

    • 2
  5. 評価:4.000 4.0

    カルマの法則

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    恋愛ものでありながら重くしんどい内容も含まれる作品ですが、ストーリー構成がきちんと出来上がっているので比較的サクサク読めます。絵も綺麗めで見やすいです。私は人物の目の描き方が特に好きです。

    職場でのいじめなど重めのエピソードが連続する展開について、また主人公の笑えない過去の所業については、『自分がしたことは自分に返ってくる』という物語のテーマに必要なものなので、それらを受け入れがたいと感じる読者にはこの作品はおすすめできません。
    『過去に愚かな行いをした主人公』という人物設定なしではこの因果応報ストーリーが成り立たないので、この作品の主人公の性格には多少の難があります。それを理解した上で読み進めるといいと思います。

    若気の至りとはよく言ったもので、誰しも学生時代に大小の過ちをおかしているもの。言ってしまえばお互い様かも知れない、大人になれば互いに水に流せそうなもの……と、やった側にとってはそんな認識のいたずらや悪ふざけが、やられた側にとっては決して水になど流せない事例だったりする場合があります。このお話は、やった側の主人公とやられた側の夏目巡の物語です。

    高校時代の主人公は夏目巡以外の人物にもいくつかやらかしていて、大人になってもそれを忘れない相手から仕返しをされます。因果応報、カルマの法則です。
    それにしてもちょっとしんどい。私は読んでいて、そろそろカルマは解消されたのでは?もう許されてもいいのでは?と思いました。若い頃にやってしまったデリカシー皆無の悪ふざけと、大人になってからの計画的で陰湿な仕返し。それでもうイーブンなんじゃないかと。

    主人公と夏目巡の恋愛の描写については、恨みや罪の意識が絡まってこじれて、双方が複雑な心情になってしまうところにぐっと来ます。ふと学生時代の良き日の二人の雰囲気が見られることも。

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  6. 評価:4.000 4.0

    読みごたえあり

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    死に戻り復讐系です。復讐相手は夫と親友ですが、どちらも主人公の職場の同僚なので、仕事絡みの内容が多く読みごたえがあります。

    なんとしても同じ轍を踏まないと固く心に誓う主人公が、経験を元に頭脳を駆使して2度目の人生を切り拓いていく様が頼もしい。さらには自分だけでなく、かつて親友の策略にはまってしまった他の同僚たちをも救っていく、そのエピソードひとつひとつの解決法にもスカッとします。
    1度目の人生では親しくなかった上司の男性との関わりも見どころです。

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  7. 評価:4.000 4.0

    可愛い二人

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    仕事のできる渋い男・日野さんと、部下であるクールな美人・新木さん。ひょんなことから、日野さんは新木さんの心の声が聞こえるようになってしまいます。その声が、なんと大量のぽわぽわハートを伴う『日野さんLOVE』な言葉たちで……!

    なんといっても、二人の性格が良い。
    日野さんは新木さんの心の声を聞いてしまうことに罪悪感をおぼえる善人です。世の中には盗聴器なるものまで使って他人の声を盗み聞きしようという輩もいるのに。
    新木さんは、仕事はバリバリこなしますが人付き合いが苦手で、でも内心は気遣いと優しさの溢れる女性です。とっても真面目でひたむきなところも愛おしい。
    二人の純粋でちょっとじれったい恋が、可愛くて素敵。ゆっくりペースで見守っていきたいです。

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  8. 評価:4.000 4.0

    愛される量、本当にゼロ?

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    人が一生のうちに愛される量を数値で見ることができる不思議なガラケーを手に入れた主人公。
    それによると、主人公本人の数値はなんとゼロで……。

    主要人物は主人公と数人の男子、それに親友の女子。そこに学校の生徒たちがなんとなく加わって、ちょっとごちゃついた感じの学園モノです。
    彼氏はゲス野郎です。そしてそんな彼氏をそれでも好きと思ってしまう主人公のことが心配です。なかなか真意が読めない親友や、彼氏に振り回される主人公を冷めた目で見るクラスのメンツの様子もあいまって、序盤はなんだか主人公がひとり痛々しくドタバタしている印象です。

    とは言え、その先の展開は辛いことばかりでもないようで、何やら優しいイケメンの気配が。
    主人公の愛され数値は、本当にゼロなのかな?

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  9. 評価:4.000 4.0

    主人公の成長物語でもある

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    ちょっとドジで素朴な主人公・なこ。仕事の要領が悪く、先輩に雑用を押し付けられる毎日でしたが、有名な華道家・九条椿に出会ったことでその生活が変化していきます。

    失敗ばかりでうまくいかなくてもまっすぐに頑張るなこの姿が好きです。心が綺麗すぎて言われたことを何でも真に受けてしまうところは危なっかしいですが、純粋に応援したくなります。

    名家の御曹司ながら何やら難しい過去を持つ九条さん。彼の闇は深そうですが、痛みを知る人だからこそ持てる強さと優しさを持っています。京都弁が魅力の、和装のはんなりしたイケメンです。

    普段は鷹揚に振る舞う九条さんが、なこのふとした言葉で照れたり動揺したりする様が尊いです。それに全然気づかない鈍感ななこがまた可愛い。というか、なこは自己評価が低いから、自分が好かれているだなんて夢にも思わないんですよね。実は大人気アイドルにも惚れられているのに。笑

    なかなか自己主張ができなかったなこが、九条さんを否定する相手に向かって初めて力強い言葉で反論する場面が好きです。そこで初めて自分が九条さんを好きなんだと気づくところもドラマチックで。

    おそらく、なこはこれからまだまだ難しい問題にぶつかるはず。それをひとつひとつ乗り越え、九条さんと支え合える関係になっていけますように。

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  10. 評価:4.000 4.0

    期待大

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    急転直下な無料分に振り回された感に、なんだかワクワクしております。

    過去に友人との会話がうまく噛み合わなかったことでコミュ障になってしまった主人公が、図書館で出会った先輩男子との優しい思い出を心の支えに、その先輩のいる高校を受験し入学するも、先輩はどこを探してもいなくて……というあらすじです。

    主人公には妄想癖があるのかな、と最初は思いました。でもそうではないんですね、きっと。探してもどこにもいなくて、でも図書館でのやり取りが忘れられなくて、それにすがっていたんだなと。
    それにしても驚きました。読んでいくうち『え、本当はいないの?……そうなんだ……』とシュンとなっていたらば、いやいや、いるじゃないか!
    というか、冷静に考えてみればそりゃいますよね。いてくれないと恋愛漫画として成り立ちませんもんね。
    とはいえドラマチックなストーリー運びでとても良いです。『いない』状態を長々と引っぱらずに種明かしをしたのも、間延びしなくて良かったんだと思います。

    クラスの子たちが大方いい人そうで好感が持てます。これからトラブルなどもあるんだろうなと想像はできますが、主人公が自らのコミュ障と奮闘しながら、実在した阿久津想と共に楽しい学校生活を送れることを応援しつつ、この先を読み進めていきたいです。

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