5.0
人質からの逆転
最終話まで読みました。
初め、リリアナがディートフリート様に嫁いだ時には何故か嫁いだのに、人質呼ばわり。
実は、リリアナの父親が、ディートフリート様の家族を殺めた為、復讐する為の人質だった。
何も知らないリリアナだが、少しずつ時間をかけてディートフリート様と打ち解けていく。
そしてリリアナの背中に傷があるのを見て、復讐の炎も大きくなった感じ。
外堀からどんどん埋めていき、ついにリリアナの父との決着。
当然国王を味方につけ、自分が次期国王になる事が決まっていたディートフリート様が決着をつけた。
そしてついに国王としての結婚式。
リリアナは緊張しながら、初めて侍女に着替えを手伝ってもらう事に。
侍女のユリスは、傷を見て涙ぐみ、父に虐待されていた傷だと話すと、それで今まで誰にも着替えを手伝わせなかった事、肌着も脱がなかった事を理解する。
その場面は私も涙が出てきました😢
当然、無事に結婚式は済み、シスターからある男の子の相談を受ける。
会ってみると、何とリリアナと同じ境遇の子が。
親に虐待され心を閉ざしていた。
その子に、今度は自分がとリリアナはあたたかい眼差しと言葉で向き合う。
それを見ている国王。
これからは差別や虐待のない国を作ろう…
そうリリアナにささやいた。
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狼公爵に溺愛されています~人質から愛され妻になりました~