5.0
目が離せない‼️
「美しい水の国」と呼ばれているベルブロン王国のヴィルキャスト家、水を綺麗にする水魔法の力で繁栄していた。
ヴィルキャスト家の令嬢ララは水魔法が使えず冷遇されていた。
水汚染で苦しむトゥルムフート王国が、自国を水魔法で救ってもらう為、大金を積んでヴィルキャスト家へ縁談を申し込む。
後妻の娘、メアリが水魔法に秀でていると思っている本人と家族は、当然邪魔扱いしているララを嫁がせる。結納金を騙し取るため、ララにも演技をして騙せとキツく言い、ララは本当の事が言えず、命は無いだろうとガリガリの体を震わせ泣いていた。
執事や侍女がララの状況を見て旦那様ロイに報告。服のサイズも合っていない、手は荒れ、背中には打撲痕があったと…
ララは優しく迎えてくれた皆んなを騙していることが辛くなっていた。
1人で散歩し、川の前でいつものように祈る。
帰り道、熱を出し倒れ寝込んだララを見て、ロイは当然ヴィルキャスト家を調べる。
ララが来て2週間、皆に優しくされ、これに慣れてはいけない、いつかは出て行かなければならない、罰を受けるだろうと考えていたララ。
ついに旦那様から呼び出され、ハッキリ聞かれる「君に魔法力が無いというのは本当か❓」
「はい…罰は受けます。でも侍女は見逃して下さい」と号泣😭
旦那様は、とがめるつもりはない、家を追い出すこともしないと話す。
本当に良い家です。今までのララへの仕打ちを知り、侍女たちも皆憤る。そして今まで通りララの味方をして優しくして、シンデレラが王子様の所に来ました❗️っていう感じです。
毎朝ララが川へ行ってお祈りしていたのを知り、水質調査での水の変化に驚くロイと弟の王太子のフィン。
フィンは、水魔法ではなく「これは聖魔法だ」と告げる…
『聖魔法…』という言葉を聞いた途端、義弟に襲われた恐怖がフラッシュバックし気を失うララ。目覚めたララを抱きしめ「大丈夫だ」と声をかけるロイ。
ようやく結婚に向けてスタート。聖魔法が使える事は秘密にしていたが、ララの義弟は知っていた為、ヴィルキャスト家がララを連れ戻しに乗り込んでくる。勿論、フィンもロイも抜かりなく準備しており、しっかり断罪。
とてもスッキリ‼️
歳は離れていますが、可愛いらしいララを包容力のあるロイが包みこんでいるし、2人に愛🩷も芽生えたので、言う事無しです‼️
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灰かぶり令嬢と行き遅れ元王太子の結婚