5.0
最後どうなるか気になる…
外観はボロボロでお化け屋敷の様な洋館。
でも中は映画の中の世界みたいに素敵。
そんな屋敷へ引っ越してきた、蔵前家。
17歳の里桜は、犬を飼いたいと願望があった。
家の中を見て回っていたら、壁から突然着物姿の目の真っ赤な男性が現れ、里桜の首筋をガブリと噛む。気絶…
皆んなに起こされると、首筋の傷は消えていた。
鏡で確認していたら、背後からその男性がまた現れ、今度はナイフを持たせ、
「俺が動かなくなるまで何度も刺せ。死んだら解体し、小分けにして処理して欲しい。俺は不死の人間の血を喰らう化け物だ。」
と里桜に話す。
元々は珍品コレクションとして迫害され続けてきた彼を、前の家主が家に連れてきて大事にしていたが、家主と共に最期を迎えたいと、懇願しメッタ刺しにして壁に埋めてもらった。
しかし、歳月と共に傷が回復。
吸血鬼はどうやったら灰になれるのか、里桜が一緒に探すことになる。
父母には里桜が飼いたかった犬に見える様に暗示をかけた。
名前はノア。
2人で街ブラして今の時代の街を見せたり、大きな図書館へ行けば調べたい何かがあるかもしれないと行ってみた。
しかし、偶然、里桜の友達に会い、定期的にノアに血を分けてあげているのに、まさにその時に見つかったので、彼氏でもないイケメン独り占めしないでと友達がくっついて来ちゃって、ノアはフラフラになってしまう。
何とか力を振り絞ってノアが友達に暗示をかけ、勉強に戻させる。
倒れたノアにすぐに血をあげる里桜。
粘液から接種すれば麻酔の効きも良いと、濃厚なキス…
初めての経験だが、ノアとこのまま一緒に居れたらな…そんな事をちょっと考える里桜だが、ノアは灰になる事ばかり考えている。
これから2人が同じ様に時を過ごしていったとしても、不死であるノアが取り残されるのは変わらない。
どんな形で話が終わるのかすごく気になります。
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吸血鬼を飼うことになりまして